スタッフブログ―スタッフの日々、感じたことを発信します。

留夏 逝く・・・そして半年 後編

窓の景色を見たまま、黙り込まれたKさんを見て(聞くべきではなかった・・・)と、私は少し後悔しました。

しかし、Kさんがは優しげな笑みを浮かべた後、私に向き直り「もちろん寂しい気持ちに変わりはないよ・・・でも、それが悲しいだけって時期は過ぎたように思えるかな・・・上手く言えないんだけど、亡くした悲しみよりも、一緒に過ごせた幸せのほうが多く残ったって、今はわかるから、少しずつではあるけど、受け止めてれると思うの」と真っ直ぐな目をして言われたのです。

そして、Kさんは続けるように「なんて表現したらいいんやろ・・・ルカの想い出がそのまま心に溶け込んでくるのがわかるから、今はすごく前向きに過ごせてるかな」と、少しだけ瞳を潤ませたのでした。

私はうなずきながら「そうですか・・・『想い出がそのまま心に溶け込んでくる』って表現、すごくわかるような気がします」と笑顔で言いました。

 

その後、私とKさんは運ばれてきたランチを美味しくいただきながら、いろんなお話をしました。

そして、食事を済ませた後、セレモニー会場でもあるKさんの友人さん宅に車で向かったのです。

 

友人さんは悲しみの中にありながらも、気心が知れたKさんが、参列されたことで、終始、落ち着かれた様子で愛犬とのお別れをされてました。

半年前に同じ悲しみを経験したKさんが居てくれたことは、友人さんや、その家族に、いろんな意味で勇気を持たしてくれたのは間違いありません。

 

本来、葬儀屋の私の仕事でもある遺族の方のケアも、Kさんが、やってくださり、セレモニーはゆるやかな時間の中、穏やかに進み、無事に終了することができたのです。

 

全てのセレモニーが終わった頃、Kさんはお仕事の時間になられたので、一足先に職場に向かわれ、私も友人さん宅を後にしました。

 

帰りの車の中でKさんがルカへの想いに対して言った「心に溶け込んでくる」という言葉を思い出していました。

 

私も自身が喪った愛犬ランのことを心の一部になったと、過去にこのブログでも書いたことがあるのですが、少し表現は違うものの、きっと同じような感覚だと思うのです。

 

大切な存在との別れは確かにつらいことであります。

しかし、喪うことで、全てを失われてしまうわけではありません。

喪った直後は、そのように感じてしまうこともありますが、必ず先立った者達が残してくれた大切なものが在ることに気付く日が来ます。

 

この日のKさんを見ていて、私はあらためて、そのことを強く感じました。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



 

大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せはプレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660



 

コメント:0

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

このエントリーのトラックバックURL
https://www.precious-corporation.com/blog/archives/9233/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
留夏 逝く・・・そして半年 後編 from スタッフブログ|ペットの訪問火葬のプレシャスコーポレーション

Home > 未分類 > 留夏 逝く・・・そして半年 後編

  • 亡くなったペットの遺骨で作るメモリアルグッズ
  • 永代供養
  • ペット火葬について日々のスタッフブログ
  • ペットロス 愛するペットの死を乗り越えるために
  • 訪問可能エリア 大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山・奈良 その近辺のエリアに関してもお気軽にお問い合わせください。

ページトップへ