スタッフブログ―スタッフの日々、感じたことを発信します。

初めての体験 その1

今までに私はペットと呼ばれるあらゆる動物の火葬を承ってまりました。

ペットの代表である犬ちゃんや猫ちゃんはもちろんのこと、同じ哺乳類ではリスザルやうさぎ、小動物と分類されるフェレットやハムスター。

そしてインコや文鳥などの鳥類、トカゲやヘビ等の爬虫類等、ありとあらゆるペット達の火葬に立会い、実施してきました。

スタッフ達が「逆に火葬していないペットのほうが少ないんじゃないですか」と言うように、ペットショップで販売されているペット達は、ほぼ全て実施済みであり、各ペット別の火葬マニュアルも作成しております。

そんな私が、初めての経験となる、ある動物の火葬を執り行ったときのお話を今回は紹介させてもらいます。

 

その火葬依頼のお電話がかかってきたのは、平日の正午過ぎでありました。

電話をうけた私はいつものように、一通り葬儀と火葬の流れを説明した後、ペットちゃんの種類を依頼者さんに尋ねました。

依頼者さんは守口市にお住まいのMさんという20代の女性でありました。

Mさんは、私の質問に「え~と・・・種類はイタチです」と小さな声でこたえました。

イタチと聞いて私は一瞬驚いたのですが、すぐに「はい。あのフェレットということですか?」と確認をしました。

Mさんは「いえ。違います。イタチです」とさらに小さな声で恥ずかしそうに言いました。

「はい・・・あの~・・・フェレットではなくイタチなんですね?」と私は再度、確認するように聞いたところMさんは「はいイタチです」とはっきり答えられました。

私は、最初、イタズラかとも思ったのですが、電話の向こうのMさんはいたって真面目な印象だったので私は「わかりました」と返事をしました。

そう返事をしたのはいいのですが、どうも腑に落ちない私は「イタチってあのイタチですよね?」と念をおすように聞きました。

Mさんは「どのイタチかわかりませんが・・・イタチっていっぱい種類あるんですか?」と困惑気味に答えました。

私も自分の質問が要点をついていないことに気付いたのですがイタチを形容する代名詞が思い浮かばなかったのです。

その結果、私は「つまり・・・民家の屋根裏や床下で生息している、あまり見かけることが少ないというか、深夜にサーーーっと走り抜けていくのをたまに見るイタチですよね?」と自分のイメージありきの説明をしてしまいました。

それは火葬依頼をするということはペットであることを意味しているわけであり「駆除業者の害獣指定でもある」と言ったような表現は失礼にあたると判断した結果のことでありました。

Mさんは戸惑いながらも「ああそうです。たぶんそれです」とお答えくださいました。

私は「わかりました。では、ご費用なんですが、フェレットと同じ扱いでさせてもらいたいのですが、大きさはフェレットと同じくらいですよね?」と確認をしました。

「私フェレットって写真でしか見たことないので実物知らないんですよ」とMさんはお答えになられたので、私は「だいたいでいいのでイタチの長さってわかりますか?」とさらに質問をしました。

Mさんは「ちょっと待ってください」と言いながら受話器を手で塞ぐようにしながら「お父さん。イタチの長さってどれくらい?」と父親に尋ねてました。

少ししてMさんは「長さってシッポもいれてですか?」と尋ねられたので「いえ、お尻まででもいいですよ。と言うかだいたいでいいので」と言った私の言葉の後半を聞く前に「お尻までやって」と家のお父さんに返事をされていました。

その後、Mさんは1分ほど電話を保留状態にされた後「お尻まで32cmでシッポもいれたら40cmくらいです」と息を切らせてお答えくださいました。

「ご丁寧にありがとうございます。ではフェレットとほぼ同サイズですのでご費用も同じになりますが、かまいませんか?」と私は料金の確認をしました。

当社ではフェレットはハムスターや小鳥同様の小動物に分類させてもらっており料金も最安値の設定をしております。

そして私は日程の確認をMさんにしました。Mさんは「出来るだけ早く来てもらいたいのですが・・・それともう一つ。野村さんって人はいますか?」と尋ねられました。

「はい私が野村ですが、私のことをご存知なのですか?」と伺ったところMさんは「いえ、ここを(当社のこと)教えてくれたのは友達なんですが、その子、猫を飼ってるから『どこかペットの火葬の会社を知らない?』って聞いたらプレシャスさんのことと野村さんのことを教えてくれたんです」と仰いました。

「ご友人が私のことを?もし差し支えなければその方のお名前をお聞かせいただけますか?」と私はMさんに尋ねました。

「Aっていう子なんですけど、たぶん、面識はないと思います。なんか野村さんのブログを読んでるらしくって『この会社面白いよ。野村さんって人がいろいろ書いてるねんけど私のとこの猫も、もし死んだらここに頼もうって思うてるねん』って言ってました」とMさんは言いました。

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確かにプレシャスコーポレーションのスタッフブログは開始当社、スタッフ及び関係者。そして当社の同行を気にしている同業者くらいしか読む人はいなかったのですが、その後、当社でお葬儀を執り行い、ブログで紹介させてもらったペットちゃん達の飼い主さん家族の方々やその友人知人に広がり、今年に入ってからはHPの管理を担当しているスタッフから「私達の活動を知ってもらうために、もっとブログをオープンにしましょう」と提案があってブログの総合掲載サイトに登録をすることになりました。

私はインターネットのことはあまり詳しくないので、ブログを書くだけで、それらの管理は担当スタッフに全て任せています。

最近になって私や当社と直接は関係のない、いろんな人が読んでくださっていることは知っていたのですが、このような形でご依頼があったのはこのときが初めてでありました。

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「私の会社が面白い?」と私が聞いたところMさんは慌てて「いえ、会社が面白いって言う意味じゃなくてブログが面白いって言いたかったんだと思います。すごく良い会社って意味やと思います」と補足するように言ってくれました。

私は「わかりました。いずれにせよ有難いことです。では、私が担当させておうと思いますが、私は早くても夜にしか時間がとれませんので、20時くらいのご訪問になりますがかまいませんか?」と確認をし承諾してくださったので、その日の夜にMさん宅に伺うことになりました。

私はイタチの火葬が初めてということもあったので、念のため当社で一番火葬実施回数が多い支配人に電話をして、意見を伺うことにしました。

携帯で支配人に電話をし「ねえ支配人。今までイタチの火葬ってしたことある?」と尋ねました。

支配人は「フェレットでしょ?しょっちゅうしてますやん」と何を今更という感じで答えました。

「いやいやフェレットじゃなくイタチや」と言ったところ「イタチってあのイタチですか?」と私がMさんにしたのと同じような質問をしたので私は思わず笑ってしまいました。

支配人は「イタチ?イタチはないですけどイタチの依頼が入ったんですか?」と信じられないような声で私に尋ねました。

支配人は続けるように「野村さんまたつまらんウソで僕をからかってるんでしょ?」と呆れたように言ったので「ウソつくならハリネズミとかツキノワグマみたいな洒落の利いたウソつくわ。本当にイタチの依頼が入ったんやって」と私は言いました。

支配人は「マジで言うてはるんですか・・・?それいつですか?」困惑を隠さず言いました。

私は「今日や。しかも僕の御使命なんや」とこたえました。

支配人は自分が担当でないことを察した途端「まあイタチっていうてもフェレットと同じですよ。だって野生のイタチを家畜やペット目的で改良されたのがフェレットなんですもん」と饒舌に話し出しました。

さらに支配人は「イタチはうちにとっての初仕事なんでよろしくお願いします!無事に終わったらマニュアルの作成もお願いします!」と声高々に話すので私は少しイラっとなって「はいはい。わかったわかった。もういい」と途中で電話を切りました。

電話を切ってすぐ支配人からメールが入り「イタチもフェレット同様、序盤は最低火力で始めてくださいネ♪おねがいしま~~~す^-^」と書いてありました。

返事する気もしないまま私は携帯を机に放り投げパソコンでイタチのことを検索しました。

そして、予備知識を備えその夜、私はMさん宅に火葬車で向かったのでありました。

 

ブログのスペースが限界に達したので、その後の話や、Mさん家族とイタチの出会いのお話は次回ご報告します・・・

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