2016-09

「異変。そして闘病」叶わなかった願い 2

そして、4年の年月が流れたある日、Yさんはマニちゃんから異変を感じたのです。

 

何かおかしい・・・

 

仕草や表情、何かいつもと違う。元気がないように感じる・・・

 

そう思ったYさんは、すぐにマニちゃんを連れて病院に行きました。

 

検査の結果、マニちゃんは血液と血流に異常があると診断されたのです。

 

Yさんは医師に「どんな病気なのか?」「どうすればいいのか?」「手術は必要なのか?」「完治するのか?」等、一通り質問をしました。

 

答える医師の口は重く、Yさんはこのとき、どうやら簡単な病気ではないことだけは間違いないと感じたのです。

 

その日からマニちゃんは通院を余儀なくなれ、それは闘病生活の始まりでもありました。

 

Yさんのショックは大きく、目の前が真っ暗になるような気持ちで病院を出たそうです。

 

しかし、すぐに自分のすべきことは何であるかに気付きました。

 

(落ち込んでる場合じゃない)

 

Yさんは気持ちを切り替え、医師から言われた通りに、マニちゃんの生活改善に取り組みながら完治に向け全力で看護をする決意を固めたのです。

 

(必ず治る)

 

そう信じ、Yさんはマニちゃんの闘病生活を支える日々が始まったのです。

 

しかし、Yさんとマニちゃんを待っていたのは皮肉な現実でありました。

 

一向に病気が改善されることはなく、元の血液の病気が原因で臓器にも影響が出始め、いろんな病気を呼び込んでしまう結果となってしまったのです・・・

 

日に日に弱っていくマニちゃんを撫でながら、それでもYさんは希望を捨てず、懸命に看護を続けました。

 

そして、発病から1年。

 

今年の9月

 

Yさんの願いは届かず、マニちゃんは静かに息を引き取ったのです・・・

 

まだ7歳・・・なんで・・・

 

若すぎる死を前にYさんは嗚咽をあげるようにして泣きました。

 

呼吸をやめたマニちゃんを抱きしめ(最後までちゃんとしてあげるからね)と話しかけたそうです。

 

Yさんは1度、マニちゃんをベッドに置き、涙を拭いた後、携帯を手にしました。

 

そしてプレシャスコーポレーションのダイヤルをプッシュしたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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叶わなかった願い

前日のブログで、わざわざ遠方からプレシャス会館まで来られる方がいらっしゃることを書かせていただきました。

 

その、ほとんどの人がペットちゃんが存命のときに、何らかの理由でこのブログを目にされ、プレシャスコーポレーションの存在をお知りになられた飼い主さんでありました。

 

ペットが元気であれば、ペット葬儀屋の書くブログなど、読みたくもないものであります。

 

しかし、ペットの死が近いとき、あるいはペットを喪ったとき、ペットロスの情報を得るためにインターネットで調べることは、PCやスマホが普及した現在では当たり前のことになりました。

 

そんなとき、偶然、このブログを目にすることがあり(こんなペット葬儀の会社があるんだ・・・)と、率直に当社の理念に共感を持っていただくこともあるのです。

 

今回、ご紹介させていただく、四国 徳島県にお住まいのYさんという女性も、そのように共感を持ってくださったお一人でありました。

 

Yさんは今から7年前に愛犬を亡くし、ペットロスの悲しみから抜けれない日々を送っておられたそうです。

 

その悲しみは深く、二度目の愛犬の命日を迎えても、悲しみが癒えることはありませんでした。

 

そんなとき、偶然、当ブログをを目にされ、その後、ずっと愛読してくださるようになったのです。

 

ペット葬儀屋である私が書くブログを読んで、Yさんが1番感じられたのは大きく分けて2つの思いでありました。

 

1つは(ペットに先立たれた苦しみから抜け出せない人は自分だけではないんだ・・・同じような悲しみを経験してる人がこんなにたくさんいるんだ)ということ。

 

2つ目は(もし次、愛犬に何かあったらプレシャスさんにお願いしよう)ということだったそうです。

 

そう、Yさんにはこのとき、亡くした愛犬と同じ2歳になるミニチュア・ピンシャーの『マニちゃん』を新たに迎え入れ、飼われていたのです。

 

とは言ってもマニちゃんまだ2歳。

 

仮にプレシャスコーポレーションにお願いするにしても、まだまだ先のことになるだろう。

 

Yさんは、そう思いながらも、当ブログを毎日のように読んでくださったのです。

 

そして、この時期を境にいつしかペットロスの悲しみも和らいでいったそうです。

 

もちろんそれは当ブログを読まれたからだけではありません。

 

Yさん自身の気持ちの待たれ方や家族の心の支援。そして、何よりマニちゃんの存在も大きかったと思います。

 

マニちゃんはすでにこの頃はすっかり家族の一員であり、Yさんにとってかけがえのない存在になっていたのです。

 

だからこそ、出来ることならプレシャスコーポレーションにはお世話になりたくない。もし、なるとしても10年以上先の話だろうな・・・

 

Yさんは、そう感じながら、マニちゃんとの穏やかな日々を送っていたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

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気持ちの背伸び

月にお一人~お二人くらいのペースではありますが、ペットちゃんの葬儀をされるために、遠方から弊社プレシャスコーポレーションに来られる方がいらっしゃいます。

 

遠方とは、大阪まで2時間以上かけて来られる方の事であり、中国地方や四国方面等から来られる方のことであります。

 

そのような遠方の人達が関西ローカルであるプレシャスコーポレーションの存在をお知りになられたのは、このブログを読んだことがきっかけであることが多く、そのことは書いている私自身、驚くと同時にありがたいことだと感じております。

 

実際に、私はそのような人達が来られた際、その席で「どのようにして、ブログの存在を知ったのですか?」と必ず質問をさせてもらうのですが、ほとんどの人が「ネットでペットロスのことを調べているとき、たまたま目にしたのがきっかっけです」とお答えになられます。

 

そして、皆さんは口を揃えたように「今度、自分のペットになにかあったときはここ会社にお願いしようと思ったんです」と言ってくださるのです。

 

私はこの言葉をいただく度に、感謝と恐縮を同時にしてしまうのですが、そのときにあることを心掛けています。

 

それは何かと言へば、平常心であります。

 

正直、遠方の人に限らず、ご依頼者さんから「ブログ読ませてもらっています」と言われれば、少し照れくさくなり、ついつい気持ちが背伸びをしてしまいそうになるのです。

 

気持ちの背伸・・・

 

わかりにくいですね^^

 

つまり関西弁で言えば「エエ恰好」してしまいそうになるのです(#^.^#)

 

私も人間なんで無意識にそのようになりそうになってしまうのです。

 

でも、それでは本末転倒であり、何の意味も持ちません。

 

ブログを読んでくださってるからこそ、いつも通り。

 

つまりプレシャスコーポレーションの理念の元、本来のスタンスでセレモニーをしなくてはいけないのであります。

 

だから、それを保つ平常心を心掛けるようにしているのです。

 

話は逸れましたが、こんな私の書くブログであっても、共感してくださる方がいらっしゃるのは大変嬉しいことであり、また励みとなっており、ましてや、大切なペットちゃんが亡くなったときに、わざわざ遠方からお越しになってくださったとき、良い意味で気持ちが引き締まる思いであります。

 

そして葬儀を終えたとき。

 

「やっぱり大阪まで来て本当に良かったです」

 

その言葉を貰えたとき、体が震えるほど心が昂り、なんとも言えないような達成感に満たされるのであります。

 

 

 

 

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葬儀の日。私が逆に質問をすること

ペットが亡くなったとき・・・

 

家族間でいろんな意見が分かれることがあります。

 

まず最初にペットの葬儀・火葬をするか否かで始まり、その後も些細なことで家族の意見がまとまらないのは、以外に多いことであるのです。

 

家族といっても価値観が違うことはよくあることですし、そのこと自体、私は普通の話だと思っています。

 

家族間で話合い、とりあえず葬儀をしてあげることが決まったとして、次に葬儀をいつにするかでも、意見が分かれることも少なくありません。

 

それは、できるだけ早く見送ってあげたいという意見と、できるだけ、この状態のまま長く傍に置いてあげたいと思われる意見であります。

 

やはり、早く葬儀をあげたほうがいいと考えられる人の意見として、なるべく綺麗な状態で見送ってあげたいという想い。

 

そして、衛生面や、あるいは亡くなったペットを見てるだけでつらくなるからという気持ちからであります。

 

逆に長く傍に置いてあげたい思われる人は、やはり、別れがつらく、わかっていてもペットを火葬するという現実を受け入れるのに、時間がほしいと思う気持ちからであり、言わば心の整理の時間を必要されてることが、ほとんどであります。

 

実は、この段階、つまり葬儀をいつするのかが家族間で決まっていない段階で「どうすればいいですか?」と問い合わせの電話をいただくこともあるのですが、私はその際、逆に必ずある質問をします。

 

それは「ペットちゃんと1番仲が良かった家族は誰ですか?」「あるいは「ペットちゃんが亡くなって1番悲しんでるのは誰ですか?」という質問であります。

 

もちろんそれは家族によって違うものであり、お父さんのときもあれば、お母さんのときもあり、またお子さんのときもあります。

 

その上で、私はその返答を聞いた後「なるべくその人の意見を尊重してあげるようにしてあげてください」とお伝えするようにしており、これは、とても重要なことだと私は考えています。

 

このように意見が別れたとき、家長、つまり家族で1番発言力のある人の意見に決定されてしまうようなことがあるのですがそうではなく、やはり、ペットちゃんの死に1番大きな悲しみを感じている家族の気持ちを尊重してあげるべきだと思うのです。

 

後悔のある別れは、それがシコリとなり、その後の生活にも大きな影響を与えるものであります。

 

家族の中にそのような人を作ってしまうと、最終的には家族全体に暗い影を落とすことにもなり、それでは誰も救われません。

 

そうならないためにも、一時的な感情に流されず、家族の中で一番悲しみの深い人の気持ちに寄り添うようにしながら、取り決めをしてあげることが後悔のない見送りに繋がるものです。

 

そのような後悔のないお見送りをした後は、家族全体で悲しみを分かち合うこともでき、それが家族の絆や結束をさらに強めることにもなります。

 

これは、家族を残し先立ったペットにとって何より嬉しいことではないかと、私は思っています。

 

 

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お知らせ

明日20日の火曜日は台風16号接近による強風と大雨が予想されており、安全上、時間帯によっては訪問による自宅火葬はお断りさせていただくことがあることをお知らせいたします。

 

なお、会館葬は通常通り営業させていただきます。

 

また、台風の進路によって対応可能な地域もありますので、随時、お問い合わせくださいますようよろしくお願いいたします。

 

 

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なぜか悲しくなる瞬間

葬儀のとき、よく飼い主さんが泣かれる場面があります。

 

もちろん、ペットちゃんが亡くなったこと自体が悲しいものであるので、葬儀に涙はつきものなのですが、なぜか、ある場面で涙を流される飼い主さんがとても多くいらっしゃるのです。

 

ある場面とは、我々葬儀屋がペットちゃんを抱く瞬間であります。

 

会館葬の場合、大型犬を除いて、ほとんどのペットちゃんは飼い主さんに抱かれてセレモニーホールに入られます。

 

そして、祭壇に寝かしてあげるとき、我々が飼い主さんからペットちゃんを手渡されるのですが、まさしくその瞬間に泣かれる飼い主さんが多いのであります。

 

この場面が悲しいのには2つの理由があるのではと私は感じています。

 

まず1つは飼い主さんがペットちゃんを手渡したとき、(もう、二度と自分の手に抱けないんだ・・・)という思いに駆られるのだと思います。

 

葬儀の後にはペットは火葬されてしまうので、そうなれば、ペットを抱くことはできません。

 

もちろん、弊社プレシャスコーポレーションのセレモニーはご火葬前に最後の「お別れの時間」というものがあり、そのときに、もう一度ペットちゃんを抱くことができるのですが、飼い主さんにすれば、ペットちゃんを手渡したときに、(これが最後なんだ・・・)と感じられるのだと思います。

 

そして2つ目の理由。

 

それは、自分の腕の中で眠っているようにしか見えなかったペットが、葬儀屋に限らず、自分以外の誰かに抱かれてる姿を見たとき、(眠ってるんじゃなくて、死んでしまったんだ)と、あらためて感じられるからだと思います。

 

私は飼い主さんより、ペットちゃんを手渡されるとき、なるべく自然な姿に見えるよう、頭が垂れないように首元の下に手を入れて受け取るようにしているのですが、それでも飼い主さんは、そんなペットちゃんを目にしたとき、そのような思いを痛感されるのでありましょう。

 

呼吸をやめたペットを抱いたときに感じる切なさや空しさ。

 

それとは別に遠目に亡くなったペットを見るのは、また違った悲しみがあるものであります。

 

飼い主さんの気持ちを考えると、とてもつらい場面ではありますが、葬儀というのは、その両方と向き合い、そして受け止めなくてはないないものであり、それが「見送る」ということなのかも知れませんね・・・

 

 

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「何かを失う夏の終わり」自分のペットが死ぬということは 最終回

火葬後、友人家族の手によってココのお骨は丁寧にお骨上げされました。

 

お見送りを無事に終えた友人は寂しさは拭えないまでも、少し穏やかな表情になって「ありがとう・・・」とお礼の言葉を言ってくれたのです。

 

私は無言でうなずき、お骨壺を骨袋に納めた後、友人に手渡しました。

 

骨壺を受け取った友人は、もう一度「ありがとう」と言った後「また近いうちにあれ作りにくるから、電話する」と言って遺骨のメモリアルグッズを指差しました。

 

「わかった。また連絡して」

 

そう返事した私は、旦那さんと子供にも挨拶をし、駐車場まで家族を見送りました。

 

そうして友人と家族は帰って行き、私は会館に一人残される形になったのです。

 

この日、会館のスケジュールはココの葬儀が最後でありました。

 

私も後片付けをして、帰るだけであったのですが、なぜか、そんな気にもなれず、私は自販機でコーヒーを買った後、セレモニーホールに入ったのです。

 

ココを喪ったことで一番、つらく、悲しいのは友人と、その家族であるのは間違いありません。

 

それをわかってた故に、私は感情を出さず葬儀屋として徹したのですが、やはりココの死は私にとっても悲しいものでありました。

 

ココはもうこの世にはいない・・・

 

それは葬儀が始まったときも同じだったのですが、なぜか、友人家族が会館を後にしたこのとき、その思いがいっそう強く圧し掛かってきて、私は深く瞼を閉ざしました。

 

この寂しさ、そして、点火のときに感じた躊躇い・・・・

 

私は、あらためて自分のペットが亡くなるというのは、こんな気持ちになるんだとなと、長い間、薄れていた感情を思い出したような気持ちになったのです。

 

そして私は誰もいない祭壇に向かい合掌をしました。

 

合掌をといた後も寂しさは残り、後片付けをする気にもならなかった私は、明日の朝、早く来て掃除をすることに決め、そのまま消灯し、会館を出たのです。

 

エアコンのきいた会館からムアっとした残暑が残る外に出ると、一気に体が汗ばむのがわかりました。

 

普段は不快に感じるこの暑さも、この日の私にとっては有難いことでありました。

 

もし、このとき、秋風に吹かれたのなら、もっとつらかったように思ったからです。

 

今年も夏が終わります・・・

 

毎年、夏の終わりは妙に寂しいものであり、何かを失うような気持ちに私はなるのですが、今年の夏はそれとは別の寂しさを感じることになりました。

 

今は旅立ったココに何か言葉をかける気持ちにもなっていませんが、少し時間が経てばまた違った気持ちになれるのだろうか・・・

 

そんなことを考えながら、私は会館を後にしたのです。

 

 

 
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「顔」自分のペットが死ぬということは 7

ココの火葬が始まり、友人と家族は重い足取りで待合室に入っていきました。

 

私は5分ほど、火葬炉の温度調整をした後で待合室に入ったのですが、待合室の中は沈んだ空気に支配されており、友人家族は会話もせず、下の子はまだ泣き続けていて、私はかける言葉も見つけることが出来ず、もう一度、火葬炉のある斎場に戻ったのです。

 

さらに5分ほど経過したとき、友人が子供達を連れて斎場に入ってききたので、何事かと思い「どしたん?」と訊ねると、友人は「ちょっとコンビニ行ってくるわ」と言い残し、そのまま斎場を抜けて外に出て行きました。

 

待合室には友人の旦那さんが一人残される形になっていたので、私はもう一度、待合室に入ったのです。

 

旦那さんは、少し疲れた笑みを浮かべながら「いろいろすいません」と言葉をかけてくれたので、私も「いえ、とんでもありません」と返事をしました。

 

旦那さんは「子供らにとったらつらいことだけど、これも良い経験やと思います・・・」とポツリと言ったので、私は「そうやね。初めての死別の経験がペットとの別れって子ってすごく多いんだけど、その悲しみから何かを学ぶこともすごく多いからね・・・」と、同じように自分の考えを口にしたのです。

 

その後、旦那さんと、いろんな会話をしているとき、友人と子供達が帰ってきました。

 

友人の表情は沈んだままであったのですが、子供達はジューズとお菓子を買ってもらったせいか、少しだけ、いつものような表情に戻っていたのです。

 

子供達はお菓子を食べながら会館を物珍しそうに見ていました。

 

友人夫婦は何度か会館に遊びに来てくれたことがあったのですが、子供達が会館に来たのは初めてであり、会館の中にあるメモリアルグッズの展示スペースに近づきながら、「これなに?」と私に聞いてきたのです。

 

私はそれに答える形で子供達と会話をしたのですが、そんなことを繰り返しているうちに、子供達は時折、笑顔を見せるようになり、その光景を遠目に見ていた友人も笑みを浮かべていました。

 

友人の子供達に限らず、10歳以下の子供は良くも悪くも切り替えが早いものであります。

 

時に、そんな子供達の無邪気さに、大人は戸惑いながらも救われるものであり、葬儀の席では、そんな光景にもよく出くわします。

 

子供達がいてくれて良かった

 

私は常日頃から、そう感じることが多いのですが、この日も、私は子供達に救われたと感じていました。

 

友人も子供達の前では母の顔になるのは言うまでもなく、もし、子供達がいなければ、取り乱すほど泣いていたと思います。

 

そのことは痛いほど伝わっていたので、言葉をかけることができなかったわけであり、そして、友人が母の顔を保つのと同じように、私も葬儀屋の顔でココとの別れを偲んでいたのです。

 

そして40分後、ココの火葬は無事に終了したのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「震える指」自分のペットが死ぬということは 6

ココは友人が抱いて出棺し、火葬炉に納められました。

 

このときになって、下の子が私に「燃やすの?」と目に涙を浮かべながら訊ねたのです。

 

一瞬、返答に困ったのですが、母である友人が即座に「燃やすんちゃうよ。神様の所にいくだけやで」と静かな声で説明をしました。

 

下の子は困惑したような表情になり、後方に居た父親の腕に縋るようにしてしがみついたのです。

 

私は火葬炉の前で、そんな家族を振り返りながら視線を合わせました。

 

友人は静かに涙を流していたのですが、私と目が合ったとき、ゆっくりと瞼を閉ざし、合図するように小さくうなずいたのです。

 

それをを確認した後、私はもう一度、火葬炉に向き合い、ココに合掌をした後、重く冷たい火葬炉の扉を閉じたのです。

 

点火のスイッチは友人の願いにより、私が入れることになりました。

 

私は友人家族を火葬炉前に残し、一人、点火スイッチがある火葬炉の右側面に移動しました。

 

火葬炉のスイッチは、飼い主さんから頼まれて、今までに何百回、いえ、何千回も点火してきた私であったのですが、このときばかりは自分が動揺しているのがわかり、指先が少し震えたのです。

 

お腹の真ん中に何とも言えぬ鈍い痛みを感じ、目頭が熱くなっているのが自分でもわかりました。

 

ためらっている・・・

 

そのことを自覚しながら、このときになって私は自分の立場であるペット葬儀という仕事が(なんてつらいことなんだろう・・・)という思いにふけていたのです。

 

私の位置からは死角になっていて友人家族は見えなかったのですが、子供達の泣き声だけは斎場に響いていました。

 

その声で私は自分の立場を思い出し、自らを奮い立たせるようにして背筋を伸ばし視線を上に上げました。

 

そして「点火!」と声をあげ、スイッチを入れたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

 

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「別れ」自分のペットが死ぬということは 5

セレモニーホールからは友人の二人の子供達の泣き声聞こえていました。

 

上の子は押し殺すように啜り泣き、下の子は嗚咽をあげながら泣いたのです。

 

どちらも女の子なのですが、やはりお姉ちゃんはお姉ちゃんらしく涙を堪え、妹は妹らしく感情をそのまま表すようにして泣いているのが印象的でありました。

 

友人は祭壇の前に立ち、何度もココを撫でていたのですが、私の場所からは、その表情までは見えませんでした。

 

しかし、その後ろ姿から、悲しみよりも、寂しさが滲み出ており、おそらく涙を流していたはずです。

 

長い付き合いなのでそれはわかったのですが、同じように、付き合いが長いからこそわかることが、もう1つありました。

 

それは、こんなとき、この友人に優しい言葉は禁物であるということであります。

 

友人は普段からクールな女性でありました。

 

知らない人から見れば不機嫌であるようにも見えるくらい、あまり感情を出さないタイプであり、変に優しくされたりするのを嫌う性格でもあります。

 

ですから、友人が落ち込んでるときに会うと、無言のまま最低必要限の会話しかせず、二人ともほとんど無言のまま過ごすようなこともあるのですが、それでもお互い気心が知れている仲なので、その時間が苦痛に感じることはありませんでした。

 

このときも、それに似た感じで私はココと最後のお別れをしてる友人と接するようにしていたのです。

 

これは、意識してそうしてたわけではなく、気が付けばそのようになっていたのです。

 

友人は祭壇の前で、子供達の名前を呼び、ココとお別れするよう促していました。

 

子供達は涙を流しながらココに触れ、肩を震わせたのです・・・

 

そして数分が経過したとき、友人が静かに私の方を振り向き目だけで出棺の合図をしました。

 

私も無言でうなずき、ゆっくりとした足取りで祭壇に歩みを進めたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

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