2015-10

ごめんなさい・・・

Yさんはその日、車で出かけ、帰宅したのは夜遅くになってからのことでした。

 

そして、車を自宅駐車場にバックで入れようとしたとき、バックミラーに小さな影が動くのが見えたのです。

 

(なんだろう・・・?)

 

確かに車庫の奥に何かがいたような気がしたYさんは車から降りて確認をしたそうです。

 

すると、車庫の中に生後1ヶ月くらいのカワイイ仔猫が身をひそめるようにして座っていたのです。

 

(野良猫かな・・・まだ子供の猫や・・・・)

 

そう思いながら仔猫を見つめたのですが、その仔猫はYさんを見て怖がるようなそぶりも見せず、好奇心に満ちたような目でこちらを見上げていたそうです。



 

いずれにしても、仔猫がそこに居ては車をとめれないので、Yさんは仔猫を車庫から出そうと歩みよりました。

 

Yさんが仔猫に1、2歩、近づくと、仔猫はサッと駆け出し、車庫を出て、道路まで走って行ったのです。

 

その俊敏さを目にしたYさんは(すごく速いやん・・・小さいだけで大人の猫なんかな)と感心すると同時に(気付いてよかった。危うく轢いてしまうとこやったわ)と胸を撫で下ろし、車に戻りました。

 

そして、もう一度、シフトをバックギアに入れ、後方を注意しながら車を車庫に入れたそうです。

 

その時でありました。

 

車の左前方タイヤに何か嫌な感覚を覚えたのです。

 

今まで幾度となく車庫入れをしてきたYさんではありましたが、こんな感覚は初めてであり、明らかに何か柔らかいものを踏んだ感覚だったそうです。

 

すぐに頭に(もしかしてさっきの猫!?)と良からぬ予感が走りました。

 

(そんなはずない!さっき道路の方に走り去って行ったのをこの目で確認したやん)と、半信半疑でYさんは車から降り、車の左側に回り込むようにし、左前のタイヤ付近を目をこらして見ました。

 

しかし、そこには何もなく、気のせいかと思ったとき、車のバンパーの下に何かの気配を感じ、おそるおそる覗き込むと、さっきいた仔猫が口から血を流し倒れていたのです。

 

驚きのあまり、Yさんは、少しパニックになってしまい、その場に尻もちをついてしまったそうです。

 

ピクリとも動かない仔猫にを見てYさんは仔猫が死んでしまったことを瞬時に感じ、急に怖くなってしまい、そのまま自宅に入ったのです。

 

どうしよう・・・・私が轢いたんだ・・・・

 

罪の意識と経験したことのない恐怖感にYさんは体の震えを止めることが出来なかったそうです。

 

10分ほど、Yさんは靴も脱がずに玄関に座ったまま呆然と過ごしたそうなのですが、勇気を振り絞って、もう一度、外に出て車庫前まで戻りました。

 

(見間違いかもしれない・・・・)

 

そんな淡い期待を胸にもう一度、バンパーの下を覗くと、やはり、そこには息絶えた仔猫が横たわっていたのです。

 

(やっぱり現実なんだ・・・)

 

そう確信したとき、急に涙が溢れてきたそうです・・・

 

なんで戻ってきたんよ・・・なんでわざわざタイヤに近づいたんよ・・・

 

やり切れない現実にYさんは心の中で仔猫にそう話しかけましたが、小さな命が答えてくれることはありませんでした・・・

 

仔猫をすぐに抱き上げて車の下から出してあげたかったYさんではあったのですが、自分が轢いてしまったという恐怖心からか、仔猫を直視することもできなかったそうです・・・

 

自宅に戻ったYさんは時計を見ました。

 

時計は夜の11時。役所も閉まっている時間であり、少なくとも翌日の9時までは仔猫はあのままになってしまう・・・

 

考えた挙句、Yさんはネット検索でペット葬儀屋を探すことにしたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

清めの塩

親族や知人等の葬儀や通夜に参列した帰り際、遺族の代理として葬儀会社から会葬御礼の挨拶状とともに小さな袋に詰められた お清め塩をもらった経験があります。

 

この塩は「清めの塩」といって葬式や火葬に行くと死穢に染まるから穢れを自宅に持ち込まないという考えから帰り際に配られるようになったそうであります。

 

つまり「お祓い」のように意味合いも含め、そのような習慣が出来たのです。

 

ところが、近年、この清めの塩を配ることが、ほとんどなくなってきてるそうであります。

 

それは、亡くなった者を「穢れたもの」とするのは失礼であり、貶める行為であると、一部の仏教の宗派が清めの塩の習慣の廃止を呼びかけたのがきっかけであり、その後「確かに一理ある」と、その考えが広まったそうです。

 

実は私は、清めの塩の廃止が広まる以前も、一度も清めの塩を使ったことはありません。

 

それは、いまは亡き父の言葉の影響が私の根本に在るからであります。

 

私が初めて清めの塩の存在を知ったのは祖父の葬式のときでありました。

 

葬儀場を出たとき、葬儀屋さんの人から小さな紙に包んだ清めの塩をもらったのが最初であると記憶しています。

 

そのとき、参列者の人達が葬儀場の外で、塩を自分や身内にかけているのを見た私は「あれ何してるの?」と父に訊ねると、父は「清めてはんねん」と言葉少な目に答えた後、寂しげに塩をかける参列者を見つめていました。

 

私は、いまいち意味がわからないまま、同じように塩を紙の袋から出して、自分にかけようとした私に「お前はせんでもいい」と父は優しい笑顔で静止したのです。

 

「なんで?僕も清めたい」と私が好奇心もあってそのように言うと、父は「おじいちゃんは誰よりもお前のことがすきやってんから清めて遠のけたったらかわいそうやろ。これからもずっとお前の傍で見守ってくれるねんから塩なんかかけたら可愛そうやんか」と言ったのです。

 

私はそのとき、初めて清めの塩のことを、漠然とながらも自分なりに理解したことを覚えています。

 

それ以来、私は葬儀や通夜に参列したとき、清めの塩をもらっても使ったことは一度もありません。

 

多少間違った解釈ではあるのですが「自分は亡くなった人と仲が良かったから清めなくてもいい。清めなくてはいけない人は仲が悪かった人だけや」と思い込んでいたのです。

 

時代は変わり、今、冒頭で書いたような理由で清めの塩の習慣はなくなりつつあり、当会館でももちろん、飼い主さんに清めの塩を配ることはしていません。

 

たまに、ペットの葬儀をされた中年層以上の飼い主さんから「塩はないんですか?」と訊ねられることもあるのですが、そのときは、近年、清めの塩の習慣がなくなりつつある理由を説明してから「ペット達は家族や家が大好きだったんですから、清める必要なんてないですよ」と付け足すようにしています。

 

そう言うと、ほとんどの飼い主さんは、目に涙を滲ませながら「そうですね。むしろ連れて帰りたいですもんね」と仰り、納得されて帰っていかれます。

 

習慣には良いものと悪い物が必ずあります。

 

時代と共に悪き習慣は正され、良い習慣は守られていくものであります。

 

また、いつまでも、人の心に根付き、守らなくても受け継がれていく習慣は、おそらく本当に良い習慣なのかも知れませんね。

 

 
プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

24時間対応と24時間営業

弊社プレシャスコーポレーションは24時間対応の葬儀会社でありますが、同時に完全予約制でもあります。

 

つまり、時間帯に関係なく、事前に予約をしてもらわないと、お請けできないこともあるのですが、やはり、稀に予約をせずに会館に来られる方もいて、その時にたまたま、他の葬儀が入ってない場合等はお請けさせてもらうこともあるのですが、葬儀中の場合、当然ながらお待ちしていただくことになり、その後もご依頼が重なってるようなときは、最悪、出直してもらうことになります。

 

そのようなとき、大変申し訳なく思うのですが、当社は完全個別制の葬儀会社であるので、これだけは致し方が無いことであると思っています。

 

また、当社会館は24時間対応であっても、24時間営業ではないので、午後5時以降は、その日のご依頼が全て終了した時点で、閉館となりますのであらかじめご了承ください。

 

もちろん、お電話による、ご予約、お問い合わせは24時間随時受付しておりますので、どの時間帯であってもご都合のよいお時間に電話をかけてくださっても構いません。

 

重ねてよろしくお願い申し上げます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「意識」私のペットは死んでいない 最終回

昼間の他社とも経緯をKさん家族から直接お聞きし、私は信じられない思いでありました。

 

もちろん、だからと言って、Kさん家族が嘘をついているとも思わなかったのですが、本当にそんな業者がいるんだと、残念な気持ちになってしまったのです。

 

むしろ、その話を聞いた直後は残念な気持ちが大きく、一人、火葬炉まで戻った私は考えこんでしまったほどなのです。

 

これは「他社の接客態度が悪く、当社には関係ない」といった単純な話ではなく、ペット葬儀業界全体を考えた場合、やはり、そのような業者が存在してることが問題であると私は思いました。

 

なぜなら、実際に埼玉の葬儀業者がおこした「ペット遺棄事件」はワイドショーで報道されたこともあり、全国のペット愛好家や関係者の記憶に深く残っており、未だにペット葬儀業界全体の信用度を下げたままになっているからであります。

 

その後、同じような事件がおこる度に、真っ先疑われるのはペット葬儀屋であり、実際にはそのほとんどが悪徳ブリーダーによるものであったことが判明しても、新聞の見出しやワイドショーのテロップには「ペット葬儀業者の仕業か!?」となっていることも多いのが現状であります。

 

そのような視点で考えたとき、業界全体の意識向上は急務なことであるのですが、私の目から見ても、意識の低い業者が数多く存在し、まだまだ世間一般からの信用度も低い業界であるのは否めません。

 

その後、火葬は無事に終わり、Kさんご家族はお骨上げをされたのですが、安堵の気持ちと疲労が入り混じった表情をされておられました。

 

ご家族にとって見れば、「ペットのお見送り」をするという意識は、昼に他社に行ったときから続いていたことになり、「ようやく無事に終えることができた」という思いがそんな表情に繋がったのかもしれません。

 

とくに、ご高齢でもあるお母さんは「やれやれや」と口にされていたのですが、色々な意味で本当に疲れた一日であったと思います。

 

帰り際、愛犬ちゃんの遺骨の収まったお骨壺を大切そうに胸に抱きながら、Kさんが「お世話になりました」と深々と頭を下げてくださり、ご家族は帰っていかれたのですが、その後も私は重い気持ちを引きずったまま、しばらく待合室のソファーに腰掛けて考えこんでいました。

 

ちょうど、その時、訪問火葬のご依頼から、支配人が帰ってきたのですが、私がKさん家族が昼に行った他社の業者の話をすると、「それほんまですか?」と、同じように信じられないような顔をしていました。

 

支配人も私同様、沈んだ面持ちで考え込んでいたのですが、やはり、業界全体のことを考え、危惧していたのだと思います。

 

近年、当社のスタイルである合同ではなく、個別火葬を専門に実施する業者も増えてきており、それはいい傾向であると私自身、思っていました。

 

少しずつではあるが、業界全体の意識やサービスも向上してきていると、感じていたのも確かで、そんな矢先、このようなことがあり、すごく残念な気持ちになってしまったのかも知れません。

 

しかし、残念がってるだけでは、何も進まず、状況が変わらないのも事実であり、今、我々に出来る、最大限のことを実践していくしか打開策は見出せないのもわかっております。

 

今年も、残すところあと2ヶ月となり、今はそのような目標を持ちつつ、弊社プレシャスコーポレーションができることを懸命に実行していくことを心掛け、業界全体の改善に微力ながら貢献させてもらえればと思っております。

 

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村




大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「信じられない思い」私のペットは死んでいない 7

最後のお別れのお時間、愛犬ちゃんを抱きしめて過ごされたKさんに、お母さんが、「そろそろ逝かせてあげんと」と優しく声を掛けました。

 

Kさんは涙ながらに「うん・・・わかった・・・」とお返事をされた後、私に視線を移し、ゆっくりとうなずかれたのです。

 

私はその合図を受け、ご家族を斎場に案内させてもらい、Kさんは自身の手で愛犬ちゃんを抱いたまま、火葬炉の前まで運ばれた後、「お願いします」と私に優しく手渡されたのです。

 

そして、私は一礼をした後、振り返り、愛犬ちゃんを火葬炉に納めました。

 

ご家族は涙を流しながら、その光景を見守られ、Kさんとお母さんが愛犬ちゃんにお別れと感謝のお声をかけられた後、私はゆっくりと火葬炉の扉を閉めたのです。

 

点火のスイッチは私が入れさせてもらうことになり、「点火」の掛け声とともに、冷たいスイッチを入れた私は、その場で合掌をし、ご家族も同じように合掌にてお見送りをされました。

 

点火の瞬間、激しく涙を流されたKさんの肩をお母さんと旦那さんが両側から支えるようにして、ご家族は待合室に入られたのですが、Kさんは、斎場を出られるとき、もう一度、火葬炉を振り返り、愛犬ちゃんの名前を呼んだ後「ありがとう・・・」と声をかけられたのです。

 

私は、その後、一人、斎場に残り、火葬炉の温度調整をしました。

 

15分後、温度が安定した頃合いに、待合室に戻り、ご家族にお骨壺のサイズとお骨壺袋の色を決めてもらいました。

 

その時でありました。

 

Kさんが「あの・・・」と私に声をかけた後、「一度、キャンセルして、また急に来させてもらったのに、丁寧にしてくださって本当にありがとうございました」と、ソファーに腰かけたまま頭を下げて、そう言ってくださったのです。

 

「いえいえ。こちらこそ、ご希望のお時間にお請けさせてもらうことが出来なくて、申し訳ありませんでした」と私も頭を下げました。

 

そして、Kさんは隣に座っていたお母さんに目をやり、「初めからここに来ればよかったわ」と、溜め息まじりに言われ、肩を落とされたのです。

 

お母さんは「まあそやけど、ちゃんと(お見送り)できたから、かまへん(良かった)やないの」と励ますように声をかけたのですが、Kさんは視線を落としながら首を横に振り「あそこあり得へんわ・・・どんな神経してるんやろ・・・・」とポツリと言われたのです。

 

「○○(他社霊園)さんですか?」と私が聞くと、Kさんはうなずき、「もう思い出すのも嫌なくらい最悪でした・・・○○(愛犬ちゃんの名前)には本当に可哀想なことをしたわ・・・」と目に涙を滲まさせたのです。

 

「先ほど、棺から出されたときと仰ってましたが、具体的にどのような感じだったんですか?」と私はご家族に訊ねました。

 

すると、お母さんが「なんやろうねあの人・・・いつもあんな態度で仕事してはるんか知りませんけど、不愛想に軍手つけて○○の首根っこ左手で掴んで、右手で両後ろ足を同時に掴んで『ガサー』って出して台の上に「ドーン」置きはったんですよ・・・まあ言うたらそれだけなんですけど、私らからしたら、もう見てんのも可哀想なくらいで・・・」と、やり切れない表情で説明してくださったのです。

 

それを聞いて私は信じられない思いでありました。

 

飼い主さんの見えないとこならまだしも、目の前でそんなことをする業者、というか人間が本当に居るんだと、信じられない思いになったのです。

 

お母さんは続けるように「昼間は主人(Kさんのお父さん)もそこに行ってたんですけど、主人がそれ見て『もっと優しいに(く)扱ってやってもらえませんか』言うたら、その人『はあ?』って何のことみたいな顔しはるんで、娘が怒って『もう結構です!』言うて、帰ってきたんですよ。それやのにきっちりキャンセル料は取られました」と呆れたように笑みを浮かべられたのです。

 

「そうだったんですね・・・信じられないです・・・そんな人がいるんや」と私は正直に話を聞いた感想を述べました。

 

不意にKさんは、そんな私に「実はここ(当社)のことはMさんていう人から紹介してもらったんですよ」と、予期せぬことを言われたのです。

 

葬儀の後、調べたのですがKさんが言われたMさんとは、その時より、約半年ほど前に当会館で愛犬のミニチュアダックスフンドちゃんをお見送りされた飼い主さんのことでありました。

 

「Mさんが『ここがいいよ』って教えてもらって、それで電話したんですけど、家族全員の都合が合うのが昼しかなくて・・・」と残念そうにうつむかれたのですが、すぐに顔をあげて「本当にすいませんでした」と、お詫びの言葉を口にされたのです。

 

私は恐縮し、「いえいえ。本当に謝るのはこちらの方です」と、起立したまま、もう一度、頭を下げたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「その感覚・・・」私のペットは死んでいない 6

Kさんのお母さんが仰った「抱き方」・・・・

 

実は私はそのことを意識したことは一度もありませんでした。

 

ただ、自分の中でお葬儀のご依頼のあったペットちゃんを抱くときに、無意識に根付いたことが一つだけあります。

 

誰に教わったわけでもなく、本当に、ずっと無意識にそう感じながら実践してきたこと・・・

 

それは、ペットちゃんは死んでいないということであります。

 

だからと言って生きてると思ってるのかと、それとも少し違いますし、また眠っているというのとも違います。

 

この感覚を何と表現すれないいのでしょうか・・・

 

すごく難しいのですが、あえて言葉にすると

 

「呼吸をしていないだけ・・・」

 

が、1番近いかも知れません。

 

ペットのお見送りを経験された人ならわかると思うのですが、ほとんどの飼い主さん達は、同じような感覚でペットのお見送りをされておられるように私は感じています。

 

これは、私が数え切れないほど見てきた、ペットを見送る飼い主さん達から学んだ感覚なのかも知れませんが、少なくとも、火葬後、お骨の姿に変わるまでは、飼い主さんの中では、ペットちゃんは死んでいないのです。

 

だから祭壇に寝かせるときや、出棺して火葬炉に納めるときも、私は素手で、ペットちゃんの頭とお尻が下がらないことを意識しながら、お姫様抱っこのようにして抱きます。

 

例えるなら、ソファーや、こたつで眠ってしまった子供をベッドに運ぶときのように、揺らさず、優しく抱き上げるときのように。

 

 

 

私のペットは死んでいない・・・

 

ただ、呼吸をしていないだけ・・・

 

ただ動かないだけ・・・

 

老衰、病死。死因に関係なく、ペットが息を引き取った直後は、飼い主さんはそれを簡単に受け入れることが出来ないものであります。

 

そんな感覚の中で飼い主さんは少しずつ、ひとつずつ現実と向き合い、そして受け止めながらペットちゃんとお別れのお時間を過ごすものなのです。

 

個別葬儀では飼い主さんの、そんな想いが痛いほど伝わってくることがあり、その想いを無意識に感じ取ってきたことが、私の中で、その感覚を芽生えさせ、根付かせたのかも知れません。

 

 

そして、目の前で愛犬ちゃんに顔を埋めながら泣きじゃくるKさんも、きっと同じ思いであったに違いありません・・・

 

だからこそ、ペットが粗末な扱いを受けてしまったとき、見るに耐えかね、我慢できなかったのでありましょう。

 

それから20分ほど、Kさんはその姿勢のまま、愛犬ちゃんと最後のお別れをされたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

 

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「涙の理由」私のペットは死んでいない 5

本当に私が愛犬ちゃんを抱きあげたときでありました。

 

ご家族に異様な空気感が流れ、Kさんが肩を震わせるようにして泣きだされたのです。

 

実は、出棺のとき、私が祭壇からペットちゃんを抱き上げたとき、Kさん家族に限らず、ほとんどの飼い主さんは(いよいよなんだ)と、少し寂しいお気持ちになられることがあり、その場面で飼い主さん達が涙を流されることはよくあることなのです。

 

しかし、Kさんが泣かれたのは、そういう思いもあったかも知れませんが、明らかに何かそれとは違った、少し複雑な感情がはたらいているように私は感じたのです。

 

それはKさんの傍におられたKさんの旦那さんとお母さんも同じで、私が愛犬ちゃんを抱きあげたとき、互いの顔を見合わせるようにされながら、少し複雑な表情をされたのです。

 

私は状況が飲み込めず、愛犬ちゃんを抱いたままの状態で、そんなご家族を見つめたまま、立ち竦んだようになってしまい、「あの・・・大丈夫ですか?」とKさんに訊ねてみたのですが、その時のKさんは、かなり激しく泣いておられたので、とてもじゃないですが言葉を返せるほどの状態ではありませんでした。

 

そのとき、Kさんの少し後方で椅子の腰かけたままであったお母さんが「やっぱりちゃんとやってくれはるところはやってくれはるんやな思うてるんです」と言われたのです。

 

そう言われたお母さんの表情は穏やかであり笑みを浮かべておられたので、言葉の意味が理解できないままであっても、私は(自分に失礼があったわけではないんだ)と少し胸を撫で下ろしました。

 

そして、「え?『ちゃんと』とはどういうことですか?と私がお母さんに訊ねると、「いや、今日ね、お昼に別の所(他社霊園)に行ったときね、その箱(棺)から出しはった時にね、なんていうか、雑に(ガサガサー)って出しはったんですよ。それがね、見てるのも、つろ~(辛く)なるくらいの出し方やったんですわ」と言われたのです。

 

「ああ・・・そうだったんですか・・・」と私はKさん家族が他社をキャンセルされ、当社に来られたのは、そういう事情があったんだと、初めて理解したのです。

 

お母さんはKさんを見ながら「そんで、この子がえらい怒ってね、『もう少し丁寧に扱ってくれ』言うたんですけど、そこの人は「はあ?」と何ら悪びれることもないような態度やったんで『もう結構です』言うて帰ってきたんですわ」とやり切れない表情で、そう説明してくださったのです。

 

私はお母さんの説明に何度もうなずくようにしながら「確かにそういうのは我慢できないですね、同じ業界の人間というだけで、本当に恥ずかしいですし、申し訳ない気持ちになります」と私は頭を下げました。

 

「いえいえ、おたくさんを責めてるわけやないし、謝ることでもありません。抱き方一つでも、その人がどんな人かよくわかります」と、お母さんが言ってくださり、私は「はあ・・・」と恐縮しながら言った後「てっきり私に失礼があったのだと思い、少し戸惑いました」と正直に言いました。

 

そのとき、Kさんがようやく少し落ち着かれたようで、首を横に振りながら「本当に取り乱してすいませんでした」と言われたのです。

 

そして「ほんまにもう、昼行ったとこは、何ていうか、『ペット葬儀屋ってこんなんなんや』って思うくらい、初めに会ったときから私達への態度もなってなくって、それでも我慢してたんです。少なくともペットに対する扱いだけちゃんとしてくれたら我慢もできたんですけど、それも、もっと最悪で、「もう限界!」ってなったんです」と表情を曇らせながら言われました。

 

私は黙ってうなずきながらKさんの話に耳を傾け、Kさんは続けるように「それで、帰ってから家族とも『ペットは所詮ペットなんかな・・・』言うてたんです。それで、『もし、夜行く所(当社のこと)でも同じやったとしても、我慢せなあかんのかな』って言うてたんです。だから何があっても○○(愛犬ちゃんの名前)を火葬してもらうためには我慢しようと相談してここに来たんです」と言われたのです。

 

Kさん家族が会館に見えられた直後、何とも言えないような緊張感が漂っていたのは、そんなご家族の覚悟が原因だったのだと、私は理解すると同時に、本当につらい思いをされたんだと、思い、切ない気持ちになってしまいました。

 

Kさんは数歩、愛犬ちゃんを抱いた私に近づき、愛犬ちゃんに手を伸ばしながら「でも、さっき○○を生きてる子を抱くように優しく抱いてくれはったん見て『やっぱりちゃんとしてくれる所もあるんや』って思ったら安心してきて、なんか急に涙が止まらなくなってしまったんです」と複雑な心の内をお話してくださったのであります。

 

全てを理解した私は、目の前で愛犬ちゃんの喉元を優しく撫でておられたKさんに自分の手に抱かれますか?」と、聞きました。

 

Kさんは「はい・・・」と言葉を飲み込むように返事をされた後、本当に愛しそうに愛犬ちゃんを自分の胸に抱き、愛犬ちゃんの体に顔を埋めるようにして涙を流されたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 
プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「心の隔たり」私のペットは死んでいない 4

手製の棺の中にはたくさんのお花と一緒に愛犬ちゃんが手足を畳んだ状態で横たわっていました。

 

私は愛犬ちゃんに手を合わせた後、ご家族にセレモニーの流れを簡単に説明させてもらったのですが、そのときも、私はKさんご家族との間には見えない隔たりを感じていました。

 

ご家族は、私の説明を聞かれるまでは、すぐに火葬に入ると思っておられたらしく、どのようにされるかを相談されていたのですが、結果、「お焼香だけはさせてもらおうか」と、意見がまとまり、お別れの儀を執り行うことになったのです。

 

当社の場合、通常、祭壇には棺から出し、ペットちゃんのみを寝かせてあげるのですが、棺の中の愛犬ちゃんには綺麗なお花が散りばめられており、ご家族の思いが感じられたので、私はこの状態のまま祭壇に寝かせてあげたほうが良いと思い、ご家族にそのことを伝えました。

 

Kさんは無言のまま、頭を下げてご承諾してくださったので、私は愛犬ちゃんを棺ごと、安置台から祭壇に移しました。

 

私は祭壇の前で、もう一度、合掌をした後、ろうそくと線香に火を灯したのです。

 

Kさん家族は「お経はいりません」と言われていたので、読経はあげず、そのままお焼香の儀に移り、Kさん、お母さん、旦那さんの順でお焼香をあげられました。

 

ご家族がお焼香をすまされた後、私もお焼香をあげさせてもらい、「当社の場合、ご火葬に入るタイミングだけはご家族に決めてもらっているんです」と、最後のお別れのお時間の説明をさせてもらいました。

 

そして、私は説明をした後、家族を残し、一人、セレモニーホールを出て火葬の準備に取り掛かったのです。

 

準備を整えた私はセレモニーホールのご家族に目をやりました。

 

ホールではKさんのみ、祭壇の愛犬ちゃんの前に立ち、棺の中の愛犬ちゃんを撫でておられたのです。

 

そのときでした。

 

不意にKさんが私の方を振り向き、「火葬ってこれ(棺)に入れたままの状態でしてくれるんですか?」と訊ねられたので、私はホールの方に歩み寄りながら「いえ。棺は紙製ですから、大量の火の粉が発生することがあるんです。ですので、安全上の問題もあり、火葬専門のトレイに移させてもらっています」と私は答えました。

 

 

Kさんは納得されたように数度うなずかれたので、私は補足するように「でも、お花はトレイに移した後、一緒に入れてもらっても構いません」と言うと、Kさんはもう一度、大きくうなずき、愛犬ちゃんの顔を見つめながら目に涙を浮かべられたのです。

 

少しの間、セレモニーホールは沈黙に包まれ、私はもう一度、後ずさりしながらホールを出ようとしたとき、Kさんが「じゃあそろそろお願いいます・・・」と出棺を促されたのです。

 

私は内心(少しお別れのお時間がかかるかもしれない)と思っていたので、若干、戸惑ったのですが、Kさんにそう言われ、「はい・・・・では」と返事をし、そのまま祭壇の前まで行きました。

 

そして、私は棺の中に手を入れ、愛犬ちゃんの首の下とお尻の下に両手を潜りこませるようにして、ゆっくりと棺から出し抱き上げました。

 

そのときでありました。

 

明らかに後方に居たKさん家族が互いに顔を見つめ合わせるようにしながら、何とも言えないような複雑な表情をされたのです。

 

私は何か失礼があったのかと思い、そのままの姿勢でご家族を見ました。

 

すると、Kさんが両手で口元を覆うようにしながら体を震わせるようにして涙を流されたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「不信感」私のペットは死んでいない 3

ペット葬儀会社とご依頼者さんとの間で発生するトラブルは大きく分けて二つあります。

 

一つは金銭的トラブルで、実際に請求された金額とホームページ等に記載された金額が違う場合等であります。

 

これはペット葬儀に限らず、人間の葬儀会社も含め、葬儀業界全体によくある問題なのですが、いざ、依頼してみると、祭壇や骨壺等の備品類が別請求されることがよくあり、しかも高額であることも少なくありません。

 

弊社プレシャスコーポレーションでは、そのようなことがないように、創業以来、葬儀費用・火葬費用・それに必要な備品類すべて含めた「セット料金製制」を導入してまいりましたので、今まで一度たりとも、ご依頼者さんと代金によるトラブルが発生したことがないのですが、やはり、未だに骨壺等の費用は明記せず、葬儀後に請求するような業者がいるのも事実であります。

 

二つ目は、葬儀会社の対応の悪さに対して発生する接客的トラブルで、文字通り、葬儀会社の人間の言葉使いや態度の悪さが引き起こすトラブルであります。

 

正直、これだけは、人間の葬儀業界と比べものにならないくらい、ペット葬儀業界の接客態度の水準は低いと私は自負しているのですが、Kさんが他社をキャンセルされたのは、金銭よりも、こっちの理由ではないかと私は思っていました。

 

それは、他社霊園から電話をくださったお昼過ぎ、Kさんはひどく泣いておられたからです。

 

おそらく、何か、我慢できないようなことがあったのだと、私は直感的にそう感じていました。

 

そして、その日、午後から入っていた二件のご依頼も無事に終わった頃、時計は17時45分になり、次はKさんの愛犬ちゃんのセレモニーの時間となったのです。

 

私は自分がいつもと違う緊張感を感じていることを自覚しながら、準備を整え、Kさんご家族が到着されるのを待ちました。

 

そして、時計が18時を指した頃、1台のワンボックスカーが会館に入ってくるのが見え、私はお出迎えのため、駐車場に向ったのです。

 

駐車場に着いた私は助手席から降りてこられたKさんに「プレシャスコーポレーションの野村です」と挨拶をしました。

 

Kさんは「Kです」とだけ名乗られ、小さく頭を下げられたのですが、その表情からは、まだ強い不信感が残っており、他社とのトラブルが払拭されていない様子が伝わってきたのです。

 

Kさんからすれば、昼にトラブルがあった他社も、ペット葬儀業界という大きなカテゴリーの中では当社も同じ業者であることに変わりはなく、そのようなことが不信感を拭えない理由であったのは間違いありません。

 

私は当初、Kさんが来られたら「他社さんで何があったんですか?」と、最初に訊ねるつもりであったのですが、Kさんの緊張された面持ちから、とてもそのようなことが聞ける雰囲気はなく、私は自己紹介の後、御悔みを告げるに留まったのです。

 

Kさんの次にKさんの旦那さんが運転席から降りてこられ、最後に右の後部座席からKさんのお母さんが降りてこられました。

 

夜、最初にお問い合わせの電話をもらった際、Kさんは旦那さんと両親の四人でお見送りをされると仰っていたのですが、おそらくKさんのお父さんは、18時からのお見送りには都合が合わなかったようで、お見えにはなりませんでした。

 

Kさんの愛犬ちゃんは左の後部座席に手製の棺の中に寝かされており、Kさんがドアをスライドさせた後、手を伸ばし、棺に手をかけました。

 

私は手を貸そうと思い、Kさんの元に歩み寄ったのですが、そのときKさんが私に顔を向け「大丈夫です。私が中まで運びますから」と遮断するような口調で、そのように言われたのです。

 

Kさんのその言葉には、心を許していないというお気持ちと、愛犬ちゃんに対する愛情が滲んでおり、私は思わず立ち止まり、しずかに「わかりました」と返事をしました。

 

私は上半身のみ振り返り「どうぞこちらです」とセレモニーホールを案内するようにご家族を誘導したのですが、Kさんはセレモニーホールまで一人で棺を運ばれたのです。

 

愛犬ちゃんの体重は8キロで、その愛犬ちゃんがおさめられた棺の大きさは約40cm×70cmほどであり、女性が持つには少しばかり大変であったと思うのですが、Kさんは一人でセレモニーホールまで運ばれ、その間、旦那さんやお母さんも手を貸さないでおられました。

 

そのことから、おそらくそれはKさんの意思であり、事前に家族にもその意思を伝えていたのかも知れません。

 

そして、Kさんは棺をホールの前に設置してある安置台に置かれ、「ハッ~」と息を吐いた後、唇を噛むようにしながら涙を流されたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村



大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

「トラブル」私のペットは死んでいない 2

その日は朝早くから、会館葬の予約が入っており、私は7時に会館に入りました。

 

そして、この日、最初のご依頼者さんが7時半に来られ、一日の仕事が始まったのです。

 

このご依頼を含め、午前中に二件の葬儀の担当させてもらった私は、無事に仕事を終え、昼食をとるために、スタッフと近くの飲食屋さんに向かおうとしたときでありました。

 

フリーコールの電話が鳴ったのです。

 

電話をとった私は相手さんの「もしもし!すいません」と、少し興奮気味の声を聞いたとき、それが、深夜に電話をくださったKさんであるとは、名前を聞くまでわかりませんでした。

 

「あの、昨夜遅く電話したKという者ですけど」とKさんは名乗られたので、私は「はい。Mixの中型犬のことでお問い合わせくださったKさんですか?」と確認するようにして訊ねたのです。

 

Kさんは「はいそうです!」と元気よく応答されたKさんは、続けるようにして「それで、申し訳ないんですけど、そちらの空いてる時間でいいので、やっぱりお願いできないかなって思って・・・」と言われたので、私は「はあ、そうですか」と、若干戸惑いながら返事をした後、予定表を見ました。

 

昨夜、電話くださった時は、16時に空きがあったのですが、その日の朝に、その時間帯にも予約が入ってしまい、一番早くても18時の時間しか空いていなかったのです。

 

私はそのことをKさんに伝えると「それでもいいので、6時(18時)にそっちに行けばやってもらえますか?」ち聞かれたので、私は「はい。」と返事をしました。

 

しかし、Kさんは「わかりました・・・じゃあ6時に・・・」と、そこまで言われて、その後、言葉に詰まらされたのです。

 

少し心配になった私は「どうかされたんですか?」と訊ねました。

 

Kさんは「いえ・・・」とだけ言って、その後、何も話せないくらい泣かれておられるのが電話越しに伝わってきたのです。

 

私は(どうしたんやんやろ・・・)と、そのまま電話を持ったまま、Kさんが落ち着かれるのを待ちました。

 

すると、しばらくして「もしもし。もしもし」と男性の声が電話から聞こえてきたのです。

 

「はい。もしもし」と私が応答すると、Kさんのご家族と思しき男性は「ああ電話代わりました。」と言った後、そばにおられたKさんと何やら会話されるようにされながら、「あの、とりあえず6時にそっち行ったらよろしいんですよね?」と確認されるようにして訊ねられたので、私は「はい。そうです」と、もう一度返事をした後、男性に「あの、Kさんはどうかされたんですか?大丈夫ですか?」と訊ねました。

 

男性は少し控え目な声色になり「はあ・・・大丈夫です。ちょっとこっちでいろいろあったんでね・・・」と、やり切れないように言われたのですが、そのとき、もう一度、Kさんが電話口に出られ「取り乱してすいませんでした。実は今、○○霊園から電話かけてるんです」と、思わぬことを口にされたのです。

 

Kさんが言われた○○霊園とは、地元大阪では比較的、名の通ったペット霊園のことで、ペット霊園の他、ペットの火葬や法事業務全般をされている、言わば同業者さんでありました。

 

「○○さんから!?ですか?」と、私は驚きを隠さず、そう訊ねると、Kさんは「はい・・・それでちょっといろいろあって・・・」と口ごもって返答された後、「とりあえず6時にそちらに行きますので、それまでいったん家に戻っておきます。」と言われたのです。

 

「わかりました。では6時に」と私は返事をし、電話はそこで切れました。

 

そのやり取りを隣で見ていたスタッフが「なんかあったんですか?」と心配顔で聞いてきたので私は「実は、今、電話あった人、昨日の夜遅くに問い合わせあってんけど、希望された時間が予約いっぱいでキャンセルなったんよ。それで○○さんに依頼されたみたいやねんけど、そこでトラブルか何かあったみたいで、やっぱし、今日の夕方にうちでやりはることになってん」と私は簡単に説明をしました。

 

スタッフはうなずきながら「トラブルですか?何ですか?」と、さらに聞いてきたのですが、それは私もその時点ではわからないことであったので「詳しくは聞いてへんからわからん。でも、えらい泣いてはったから何かあったんは間違いないと思う」と返答するに留めました。

 

その後、スタッフと昼食をとったのですが、私はKさんのことが気になり、あまり食が進みませんでした。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

にほんブログ村 犬ブログ 犬 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 猫ブログ 猫 思い出・ペットロスへ
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ
にほんブログ村




大阪 ペット葬儀・火葬に関するお問い合せと
お手元供養品のお問い合せは

プレシャスコーポレーションまで

大阪本社 大阪府守口市菊水通3丁目7-9

ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

Home > アーカイブ > 2015-10

  • 亡くなったペットの遺骨で作るメモリアルグッズ
  • 永代供養
  • ペット火葬について日々のスタッフブログ
  • ペットロス 愛するペットの死を乗り越えるために
  • 訪問可能エリア 大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山・奈良 その近辺のエリアに関してもお気軽にお問い合わせください。

ページトップへ