2015-07

「発症」初めての猫 初めての別れ 4

里親になろうと思った猫が白血病のキャリアであった・・・

 

「それでも里親になろうと思われたのですか?」という私の問いにAさんはうなずき「はい・・・正直、一瞬迷ったんですけど、クロじゃない子を引き取ったら後悔しそうな気がしたんです・・・というか、クロを引き取らないとずっと後悔すると思ってボランティアさんにお願いしたんです」と、言われたのです。

 

「それはいつの話なんですか?」と私が訊ねると「2年前の春です」とAさんは返答されました。

 

その後、私がAさんから聞いた話しをまとめますと、Aさんはクロちゃんの里親になることを承諾してもらい、その日のうちにクロちゃんを自宅に連れて帰ったそうです。

 

クロちゃんはすぐにAさんにも新しい環境にも慣れ、食欲もあり、健康な猫と何ら変わらない生活を送っていたのですが、Aさんにとっても慣れない大阪の生活を始めたばかりの時期にあり、クロちゃんの存在は心強く、なくてはならない存在になっていったそうです。

 

キャリアの猫ちゃんを飼っておられる人はわかると思うのですが、白血病であっても発症しなければ健康な猫ちゃんと同じ生活が送れ、普通にこのまま長生きできるように感じるものです。

 

実際、発症せず10年以上長生きする猫ちゃんもたくさんいますし、Aさんもクロちゃんだけはずっと元気なままいられると信じていたそうです。

 

ところが、クロちゃんがAさんに引き取られて1年半が過ぎたときでありました。

 

クロちゃんは、白血病を発症してしまったのです・・・

 

それからは話をするのもつらくなるような闘病生活が始まり、発症して三か月後、クロちゃんはAさんが見守る中、息を引き取ったそうです。

 

一通り、お話してくださったAさんは、その間、膝の上のクロちゃんをずっと撫ででおられました。



そして「昨日も枯れるくらい泣いたのに、涙ってこんなに出るもんなんですね・・・」と切ない笑みを浮かべながら言ったAさんは、もう一度、クロちゃんを抱きしめ「ありがとう・・・」と言葉をかけた後、「火葬お願いします」と静かに私に告げられたのです。

 

「はい・・・・」と息を飲みながら返事した私は「どうぞ。こちらです」と斎場までクロちゃんを抱いたAさんを誘導させてもらいました。

 

火葬炉の前でAさんからクロちゃんを受け取った私は「構いませんか?」と確認をした後、優しくクロちゃんを火葬炉に納めました。

 

Aさんは、両手で顔を覆いながら、背中を向けて目を逸らされたのですが、見届けなくてはいけないと、気持ちを奮い立たせるようにして、もう一度、振り返り、火葬炉の中のクロちゃんを見つめながら合掌にてお見送りをされたのです。

 

その姿勢のままAさんがゆっくり目を閉じたので、私は静かに火葬炉の扉を閉めました。

 

点火スイッチは私が入れさせてもらうことになり、私は点火の呼び声と同時に火葬炉を稼動させたのです。

 

そのとき、Aさんは体を震わせ、声をかけるのも躊躇うほど、泣き崩れられました・・・

 

私は「Aさん。待合室の方に」とAさんを支えるようにしながら待合室に入り、ソファーの所までお連れさせてもらいました。

 

Aさんは力が入らないようにソファーに身を沈め、それでも待合室からカーテン越しに見える火葬炉から目を離すことはなく、涙で濡れた目で見つめておられたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「悲しき過去の思い出」初めての猫 初めての別れ 3

「子供の頃に可愛がっていた近所の野良猫がいてたんですけど、その猫にクロがソックリだったんで、クロを引き取ることにしたんです・・・」

 

そう説明されたAさんの話しを聞いて私は、もしやと思い「その野良猫ちゃんの名前が『クロ』だったんですか?」と訊ねました。

 

Aさんは目に涙を浮かべながらも懐かしみような笑顔になり「はい。そうなんです・・・でも名前と言っても私が勝手にそう呼んでただけなんですけどね・・・」と言われました。

 

素朴な疑問が頭に浮かんだ私は「その野良ちゃんも茶虎だったんですか?」と訊ねるとAさんは恥ずかしそうに笑いながら「いえ。黒猫でした・・・クロと似てたのは毛ではなくって、声と仕草なんです・・・・」と教えてくださったのです。

 

「それで茶虎の猫ちゃんなのに『クロちゃん』って名前なんですね」と私がうなずきながら言うと「はい・・・名前は病院の先生とかいろんな人に『なんでクロなん?』って本当によく聞かれたんですけど、そういう理由なんです」とAさんは言われました。

 

「そうですか。クロちゃんの名前はその野良猫ちゃんからとられたんですね」と、私が言ったとき、不意にAさんは表情が少しだけ曇らせ、視線を落とされたのです。

 

何かいけないことを言ってしまったのかと思い「すいません。何か余計な事を言ってしまいました?」と私が謝ると、Aさんは顔を横に振り「いえいえそうじゃないです・・・ただ、野良のクロのことを思い出してしまったんで・・・」と言われ、そのまま黙りこまれたのです。

 

少しして、Aさんは顔を上げ「私ね、瀬戸内出身なんですね。それで近くに漁港があって、通学のとき、毎日そこを通ってたんですけど、その漁港に住み着いていた野良猫がクロだったんです・・・初めて見たときから私を見ても逃げなくって、その内、友達と二人でエサをあげるようになって、すごく懐いてくれたんですね」と思い出すようにしながらお話をしてくださり、私は無言でうなずきました。

 

Aさんは続けるように「ある日、部活の居残り練習で遅くなったとき、一人で帰ったときがあって、そのときもクロが待っててくれて『にゃ~』って声をかけてくれたんです。そのときもう暗くなってたから鳴き声を聞くまでクロが居るのがわからなくって・・・・近づいて撫でてあげたとき、なんかクロが丸まっていて、それを見てたら急に悲しくなってきて部活のバックにクロを入れて家に連れて帰ったんです」と、そこまで話され、Aさんは再び視線を落とされたのです。

 

少し間を置き、私が「あの・・・・それで・・・?」と声のトーンを落とし気味に聞くと、Aさんはうなずき「はい・・・それで連れて帰ったんですけど、お母さんが見るなり『絶対ダメ!』って怒って、泣きながら頼んだんですけど、私、喘息持ちの妹がいて、妹の体にも猫の毛は良くないって父にも叱られてね、それで、もう一回漁港まで戻ってクロを置いてきたんです・・・」とAさんは涙ながらに話してくださいました。

 

野良猫や捨てられた仔猫を見つけ、可愛さのあまり家に連れて帰ってしまい、それを見た親にこっぴどく叱られて、もう一度いた場所に戻しにいくという話は、実によく聞く話であります。

 

何を隠そう、私にも同じ経験があります。

 

もう一度、いた場所に猫を置いたとき、猫が悲しげな鳴き声を上げたりすると、何とも言えぬ罪悪感に襲われるもので、泣きながら「ごめんね・・・」と謝り、後ろ髪を引かれる思いで、その場から立ち去ったような経験を子供の時にされた人は意外と少なくはないのではないでしょうか。

 

おそらくAさんもきっと、その日のことを思い出し、胸を詰まらせたのだと思います。

 

Aさんは「それからしばらくして、クロを見かけなくなり、休みの日に友達に手伝ってもらってクロを探したんですけど、見つからなくって、もしかして・・・ってずっと気になってたんですね・・・」と話すのを止められたので、「でも、それほど人に懐いていた猫なら誰かに保護されて飼われたのかも知れませんよ」と私は言いました。

 

「それならいいんですけどね・・・」とAさんはうつむきながら言った後「ただ、ずっとその日のことが胸に残っていて・・・就職で地元を離れて大阪に出てきたとき、ペットもいないのにペットOKのマンションにしたくらいなんです。それで、引越しの日にマンションのポストに情報誌が入っていて、そこに猫の里親募集の記事があって、クロそっくりの猫が載ってたんです」とAさんは言われ、私は「それで、そのボランティアさんの所に行かれたんですね」と相槌を打ちました。

 

「はい。それで次の休みの日にボランティアさんの家に行って最初は写真で見たクロに似た黒猫の里親になるつもりだったんですけど、実際に見てみると、あまりクロには似てなくって、どうしようかなって迷ってるときに、この子が「にゃ~」って鳴いたんです」と膝の上のクロちゃんを撫でながらAさんは言われたのです。

 

Aさんは、懐かしむような表情をされ「その時の鳴き声が、クロの鳴き声とソックリで、思わずボランティアさんに『あの子がいいです』と言ったんです」と、その日のことをお話くださいました。

 

「それでクロちゃんの里親に」と私もAさんの膝の上のクロちゃんを見ながら言いました。

 

Aさんはうなずき、「でも、一つだけ問題があって・・・そこでボランティアさんに聞かされたことが『あの子はね・・・白血病のキャリアなんです』ということだったんです・・・」と、悲しげに言われたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「出会った日」初めての猫 初めての別れ 2

私はAさんに「お焼香を」と、促すように言うと、Aさんはうなずきながら立ち上がり、焼香台に歩み寄られました。

 

しかしAさんは焼香台を通りすぎ、引き寄せられるようにして祭壇の前まで行き、クロちゃんの体に触れられたのです。

 

葬儀というのは形式のような流れが存在しますが、それはあくまでも形式であり、一つ一つの項目に意味があるものの、必ずしもそれが正しいわけではありません。

 

私はそのような考えから、お焼香をせず、クロちゃんに歩み寄られたAさんのお気持ちのほうを尊重すべきだと感じ、そっとAさんに近づき「抱いてあげても構いませんよ」と、伝えたのです。

 

Aさんは「構いませんか?」と確認するように聞かれたので、私は「どうぞ」と返事をしました。

 

そして、Aさんはクロちゃんの首とお腹の下に手を入れ、優しく抱き上げた後、クロちゃんに顔を埋めるようにして泣かれたのです・・・

 

私はそんなAさんに「どうぞそのまま席に戻って抱いてあげていてください」と告げ、Aさんはクロちゃんを抱いたままホールに戻り椅子に腰かけられました。

 

私はそれを見守った後「では、私はご火葬の準備をして参りますので、お別れをしてあげてください」と小さな声で告げ、Aさんとクロちゃんを残しセレモニーホールを出たのです。

 

 

斎場に入り、火葬の準備を整えた私は、会館に戻ったのですが、セレモニーホールを見ると、Aさんが先程と同じ姿勢のままクロちゃんを抱いたままクロちゃんの顔を見つめておられました。

 

私は、このままお別れの邪魔をせぬよう、そっとすべきなのか、何かAさんに声をかけるべきなのかの判断に迷いました。

 

これはお見送りする飼い主さんによっても違ってくるのですが、誰にも邪魔されず、ペットと最後のお別れをされたい人もいれば、誰かと生前のペットの話をしながらお別れされたい人もいます。

 

とくにAさんのようにお一人でお見送りをされる飼い主さんは、この判断が難しく、私は少し距離を保ったまま、セレモニーホールの見える位置で待つことにしたのです。

 

少しして、Aさんが私の方に顔を向けたので、私は小さく会釈するような仕草をしました。

 

Aさんも同じく頭を下げられ、何か言いたげな表情をされたので、私が静かに歩み寄ると、Aさんは「すいません。決心つくまでもう少しこのまま居てもいいですか?」と涙声で言われたので「もちろんです。ご火葬はAさんの心の区切りが付いてからで構いません。それに、お別れのお時間も充分にとっておりますので気にされなくてもいいですよ」と私は返答しました。

 

黙って申し訳なそうそうに頭を下げられたAさんに、私は「クロちゃんは綺麗な毛の子ですね。お幾つだったのですか?」と私は訊ねました。

 

通常、ペットちゃんの享年はセレモニー前に訊ねるのものなのですが、Aさんにクロちゃんの名前を伺ったとき、感情を制御できないほど、悲しまれたこともあり、クロちゃんが亡くなった経緯等も含め、私はAさんに聞かぬままセレモニーに入ったのです。

 

Aさんはクロちゃんを見つめたまま「保護された野良猫だったんで、正確な年齢はわからないんですが、病院の先生の話によると6歳とかそれくらいじゃないかって言ってました・・・」とポツリと言われました。

 

「6歳・・・まだ若い子だったんですね・・・・」と私は息を漏らすように言った後「お病気だったんですか?」と、トーンを落としAさんに訊ねました。

 

Aさんは無言でうなずいた後口元を押えながら「白血病だったんです・・・」と言われたのです。

 

少し沈黙の後、Aさんは涙を手で拭うようにしながら「私が引き取ったときには既にキャリア※(まだ発症していない保菌者の状態で、猫の場合、キャリアであっても発症しなければ健康な猫と変わらない生活が送れます)だったんですけど、猫の保護活動をされてるボランティアさんのところクロを一目見て、なんかすごく惹かれて、キャリアなのを承知で引き取ったんです」とクロちゃんと出会った日のことをお話ししてくださいました。

 

「なにか運命的なものを感じられたんですか?」との私の問いにAさんは大きくうなずき、少しだけ優しげな笑みを浮かべながら「はい。」と返事をされた後、「最初は別の猫を引き取る予定でボランティアさんの家に行ったんですけど、そこで、クロを見て、なんか昔、子供の頃に可愛がっていた家の近くの野良猫がいてたんですけど、その猫にクロがソックリだったんで、クロを引き取ることにしたんです・・・」と、そこまで話し、また涙に言葉を詰まらせられたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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初めての猫 初めての別れ

その日、愛猫ちゃんのお見送りのためにプレシャス会館に来館されたAさんは、両手で大切そうにキャリーバックを抱いておられました。

 

「すいません1時に予約していたAですが・・・」とご挨拶されたAさんは物静かで、落ち着いた印象を与える人でありました。

 

「どうぞこちらに」と私はAさんを誘導するようにセレモニーホールまで案内し、そこで「本日セレモニーを担当させてもらいます野村と申します」と自己紹介をし、Aさんも無言で頭を下げられたのです。

 

Aさんはお見送りのご予約のお電話を下さったとき「私一人なんですが、それでもちゃんとお葬式してもらえるんですか?」と心配そううに聞かれたので、私は「もちろんでございます。」と返答したことを思い出しながら、「お焼香の準備も出来ていますので猫ちゃんをあちらの祭壇に寝かせてあげてかまいませんか?」と、Aさんの顔を覗き込むように訊ねました。

 

「はい・・・」と伏し目がちに返事されたAさんはキャリーバックのファスナーを開け、バックの中から柔らかそうな艶のある茶虎の毛並みをした愛猫ちゃんを取り出されたのです。

 

安らかな顔をした猫ちゃんを見つめながら、私は「かわいい子ですね。お名前はなんていうんですか?」とAさんに訊ねました。

 

Aさんは震える唇を、一度、噛みしめるようにされた後「・・・・クロです・・・」と、絞り出すような声で言われたのです。

 

このとき、私は茶虎の猫ちゃんなのにクロという名前に少し不思議に思ったのですが、Aさんはクロちゃんの名前を口にしたとき、堪えていたものが抑えれなくなったように体を震わせて泣かれたのです・・・



私はすぐティッシュ箱を取り、渡そうと思ったのですが、Aさんは両手でクロちゃんを抱いておられたままの状態であったので、「一度、クロちゃんを私に」とチッシュをAさんの隣にある台の上に置いた後、両手を差し出しました。

 

「すいません・・・」と、Aさんは涙声で言いながらクロちゃんを優しく私に手渡し、テイッシュで涙を拭われました。

 

Aさんは涙を拭ったティッシュを握りしめた左手で口元を覆うようにしながら、私が抱いたクロちゃんの顔を右手の人差し指と中指で優しく撫でられたのです。

 

唇を噛むようにして、クロちゃんの顔を撫でられたAさんの目からは、また涙が溢れてきたのですが、Aさんはそれを拭うこともせず、ただ、優しく撫で続けておられました。

 

そして、はクロちゃんを抱いたまま、Aさんと向かい合う形で、暫しの間、その時間を過ごしたのです。

 

少しして、Aさんは幾分か落ち着きを取り戻されたので、私は「お焼香の後、もう一度、お別れのお時間を設けさせておりますので、一度、クロちゃんを祭壇に寝かせてあげていいですか?」と静かな口調で訊ねました。

 

Aさんが黙ってうなずかれたので、私はそのまま祭壇の前まで行き、静かにクロちゃんを祭壇に寝かせてあげたのです。

 

私はAさんがセレモニーホールの椅子に腰かけられたのを確認した後、ろうそくと線香に火を灯しました。

 

窓から差し込む夏の強い日差しを遮るツタの葉が作る優しい影に包まれたホールに線香の煙が幻想的に舞い、その静かな雰囲気の中、私は読教を唱えたのです。

 

読教の間、Aさんは合掌をされ、その両手に鼻を付けるようにしながらクロちゃんの冥福を祈っておられました。

 

そして、読経が終わり、合掌を解いたAさんの目からは再び大粒の涙が溢れだしていたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 
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急激な気圧な変動がもたらすもの

先週、台風が関西を直撃しました。

 

通常、台風と聞くと、警戒するのは大雨と強風でありますが、生物の体内に大きく影響を与えるのは気圧の変動であります。

 

急激な気圧の変動が与える影響と詳細については、昨年もこのブログ書かせてもらったので、ここでは省略しますが※{台風接近による気圧の変動とペットの体調管理}参照。この事実はあまり知られていません。

 

特に、影響を受けやすいのは、ハムスターやフェレットに代表される小動物であり、同じくウサギや猫、小型犬等の比較的、体の小さなペットが体調を崩しやすいように私は感じています。

 

気温に対して管理意識が高い飼い主さんも、気圧に関しては日頃から意識されて人は、少ないように思うのですが、それは、獣医さんやトレーナーさんでも同じであり、そのことを警戒する人もほとんどいませんし、ペットショップも暑さや寒さ対策のクッズは沢山ありますが、気圧対策となると、免疫力を向上させるサプリメントくらいしかありません。

 

つまるところ、自然には逆らえず、日頃からの栄養管理や健康管理を心掛けてあげるしか対策はないのです。

 

ですので、台風などで大きな気圧の変動があるときは、飼い主さんはペットちゃんの様子をいつも以上に注意深く見てあげる必要があり、小さな異変であっても、ペットちゃんからのシグナルを見落とさないようにしなければなりません。

 

今週また台風がやってきます。

 

くれぐれも、ご自身とペットちゃんの体調管理に、抜かりがないよう心掛けてあげてくださいね。

 

 

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取り返しのつかないことをしてしまいました・・・謹んでお詫び申し上げます

今まで、プレシャスコーポレーションのスタッフブログにコメントをくださった皆様に、大変申し訳ないことをしてしまいました。

 

私、野村のミスで今までいただいたコメントを全て削除してしまったのです・・・

 

言い訳になりますが、最近スパムが多く、ひどい日で、一日100通を優に超えるのスパムが来ており、それらをいっせいに削除しようとしたところ、過って正規のコメントを全て削除してしまったのです。

 

気付いたときはゴミ箱も全削除した後で、取り返しのつかないことだと理解したとき、呆然としてしまいました・・・

 

プレシャスコーポレーションのブログは皆さまの温かいコメントも大切なメッセージであり、今までコメント下さった皆様には何とお詫びしたらいいのか言葉も見つかりません・・・

 

連絡先がわかる人には直接、お電話でお詫びするつもりです。

 

連絡先がわからない人にはこのブログでお詫びするしかないのですが、この場を借りてお詫び申し上げます。

 

本当に申し訳ありませんでした。

 

 
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「忘れてはならないこと」心に沁みるお言葉 最終回

「では、遊歩道のところまでお送りさせてもらいます」

 

車だと遠回りになるから歩いて帰りますと言われたYさんに、私はそう申し出しました。

 

「そうですか。ありがとう」とYさんは笑顔で言われたので、私はYさんと肩を並べるようにして歩き出しました。

 

「いつもこんなふうにしはるの?」と、不意にYさんが訊ねられたので、私は「いえ。いつもは会館前でお見送りします」と正直に答えました。

 

「そうなの。えらい私には親切にしてくれはるんやね」とYさんは笑顔で言われ、私は返答に困ったのですが、「近くですし・・・それにYさんはお一人なんでお骨を持って帰らるのは大変だと思ったんです」と返事しました。

 

Yさんは笑みを浮かべながらうなずき「私くらいの人が一人で来ることは珍しいの?」とさらに質問をされたので、私は「そうですね。Yさんくらいの御年齢の人は会館まで来るのが大変なようで、我々が自宅を訪問して執り行うことが多いんですよ。ですので、会館まで来られる方は少ないですね。」と答えました。

 

「そうやね・・・私くらい近くやったらいいけど、遠くの人は来るのが大変やもんね・・・」とYさんは納得したようにうなずかれたのです。

 

その会話を交わした後、暫く無言で私とYさんはYさん宅に向って歩きました。

 

ちょうどYさん宅まで半分くらいの距離に差し掛かったとき、Yさんが「お骨拾ってくれはったとき、私から骨が見えへんように体で隠しながらしてくれはったでしょ?」と、予期せぬことを口にされたのです。

 

そう聞かれた私は「はあ・・・・・そうですね・・・・お骨を斎場から収骨場に移したとき、Yさんは視線を外しておられたので、見られたくないんだろうなって思って・・・はい・・・」と私は言葉に詰まるようにしながらそのように言いました。

 

そして、Yさんは何度も小さくうなずくようにした後、小さく「ありがとう・・・」と言われたのです。

 

その後は何も言葉を交わすこともなく、気が付けば私はYさん宅の前までに一緒に歩いていました。

 

「本当にありがとうございました。お世話様です」と自宅前でお辞儀をして言ってくださったYさんに「いえ。勝手に家までついてきてしまってすいませんでした」と私も頭を下げて言った後「では、私はこれで失礼します」と挨拶をしました。

 

「○○ちゃん(Yさんの愛猫ちゃんのお名前)の葬式やから悲しいなるな~って思ってましたが、なんか温かい気持ちになれました。本当にありがとうね」と、Yさんは言ってくださり、別れ際に気持ちを込めて「○○ちゃんが最後に会った人があなたみたいな人で本当によかった」と、そのようなお言葉を私にくださったのです。

 

すぐに返事が返せぬほど、Yさんのその言葉が胸に沁みた私は「はい・・・そう言ってもらえて・・・はい」と、答えるのが精一杯になってしまい、体が熱くなるのを感じながら「では、これで」と頭を下げてYさん宅を後にしたのです。

 

今来た道を一人、会館に向って歩きだした私は、Yさんがくださった最後のお言葉を噛みしめるようにして歩きました。

 

とくに「最後に会った人」という表現が胸に残り、そのことを考えていたのです。

 

正式には、私が○○ちゃんと会ったときは、すでに息を引き取った後なので、「最後に会った人」とは、正しい表現ではないかも知れません。

 

でも、Yさんがそう言ってくれたことが、やけに私の心に沁みてきて、体が熱くなるほどの感動を覚えたのです。

 

今まで、葬儀の後、飼い主さんからいろんなお礼の言葉や労いの言葉をもらったことがあるのですが、「最後に会った人があなたみたいな人で本当によかった」と言われたことはありませんでした。

 

なぜ、Yさんのこの言葉がこれほど心に沁みたのか・・・

 

私も最初はわかりませんでした。

 

でも歩きながら、色んなことを噛みしめていくうちに、葬儀屋として忘れてはならない大切な事を思い出したのです。

 

葬儀屋として忘れてはならない大切な事。

 

数え上げれば沢山あります。

 

しかし、その中でも、もっとも重要なことの一つに、大切な心構えがあります。

 

それは、「葬儀のとき、飼い主さんの中ではペットちゃんは死んでいない」

 

ということであり、私達葬儀屋もペットちゃんが生きてる思いながら接することを心掛けているのです。

 

呼吸を止めて、心臓が止まっていても、葬儀の空間では、ペットちゃんはまだ飼い主さんの中では生きており、その現実を少しずつ受け止めながらペットの旅立ちを見送るのが葬儀なのであります。

 

そして、私たち葬儀屋は、そんな飼い主さんの切なる想いを感じながらお別れとお見送りをサポートする仕事でもあり、Yさんの言葉でそのことを再認識したからこそ、その言葉が私の心に沁みたのかも知れません・・・

 

私は葬儀を通じ、また一つ、大切なものを学んだ気持ちになり、私は会館に戻った後、一人、供養像に手を合わせながら、今一度、Yさんの言葉を深く胸に刻み込んだのです。

 

 

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「お骨を目にするということ」心に沁みるお言葉 6

火葬の間、私はYさんから生前の愛猫ちゃんのお話を中心にいろいろなお話を聞かせてもらいました。

 

Yさんの語り口は穏やかで優しく、私はただ、相槌をうちながら静かに話を聞いていました。

 

40分後、火葬は無事に終わり、私がYさんにそのことを告げると、Yさんは「そうですか」と寂しげな笑顔を浮かべて視線を落とされたのです。

 

私が火葬炉からお骨を取り出し、収骨場に運び込む際もYさんは視線を外すように顔を下に向けておられました。

 

そんなYさんの姿に少し、気が引けたのでありますが、私は静かに歩み寄りながら「お骨上げの準備ができました」と小さな声で声をかけたのですが、Yさんは「はい・・・」とお返事をされたものの、一向にソファーから立ちあがる気配を見せなかったのです。

 

お骨になってしまった愛猫ちゃんの姿を見るのがつらく、少し抵抗があるのかもしれないと感じた私は、暫しの間、その場でYさんが立たれるのを待ちました。

 

しかし、Yさんはハンカチで口元を隠すようにしながら、私の顔を見て「ごめんなさい。また無理言うようなんですけど、代わりに骨拾ってもらえませんか?」と言われたのです。

 

「はい・・・それは構いませんが・・・」と私が口籠って返事するとYさんは「なんや骨見ると死んでしまったと思い知らされるような気がしてね・・・悪いんですけど代わりにやってもらえますか?」と言われたのです。

 

Yさんのお気持ちを察した私は「はい。わかりました。そうさせてもらいます。」と返事をした後「では、お骨上げが済みましたら声をかけますので、そこでお待ちください」と告げ、私は一人で収骨場に入りました。

 

愛猫ちゃんのお骨は大変状態が良く、綺麗なものであったので、Yさんにお見せできないことは残念ではあったのですが、それ以上にYさんのお気持ちを考えると、見せないほうが良いかもしれないという思いのほうが強く私の胸にありました。

 

収骨場は待合室のすぐ隣にあり、仕切りもないので、待合室から見ようと思えば見える位置にあります。

 

ですので、私はYさんのお気持ちを考慮して自分の背中で愛猫ちゃんのお骨が見えない位置に立ち、お骨上げをすることにしたのです。

 

5分ほどで、お骨上げは無事に終わり、お骨をお骨壺に収めた私は、それを両手で持ち、待合室のYさんのもとに戻りました。

 

そして「無事に終わりました」と静かに声をかけたのです。

 

Yさんは顔を上げ私が両手に抱いたお骨壺を見て「ああ・・・小さくなっちゃったね・・・」と溜め息を漏らされるように言った後「本当にごめんなさいね・・・お骨まで拾わせちゃって」と頭を下げて言われました。

 

「いえ。とんでもございません」と私も頭を下げて返事すると、Yさんはバックから財布を出され清算を済まされたのです。

 

私が領収書とお釣りを持って戻るとYさんはお骨壺を大切そうに抱きながら出口付近に立って待っておられました。

 

Yさんは「この子も軽くなったし、帰りは歩いて帰ります」と笑顔で言われたのですが、「バックもありますし、両手が塞がった状態だと危ないですから車で送りますよ」と私は言いました。

 

Yさんは「この年になっても両手塞がったまま歩くこともあります。あんまし年寄り扱いしないでください」と茶目っ気ぽく笑顔で言われたので私は「いえ、そういうつもりは・・・」と戸惑いながら返事すると、Yさんは笑いながら「それにここからでしたら車やと、ぐる~と遠回りせんとあかんでしょ。余計遅くなりますやん」と、もっともな事を言われたのです。

 

「まあ、確かにそうですけど・・・」と私は言ったものの、何となく、Yさんと会館で別れるのに妙な抵抗感のようなものを感じていました。

 

いつもなら、会館前で葬儀を終えられた飼い主さんをお見送りするのが通常なことではあるのですが、このときは、何かYさんが家まで帰られるのを見届けたいというか、一人でお骨を抱いて歩いて帰られるYさんの姿を見たくないというのか、私はそのような複雑な心境になっていたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「日常の風景」心に沁みるお言葉 5

「さあ そろそろお別れしようか・・・・」

 

最後のお別れをされていたYさんはそのように愛猫ちゃんに語りかけるように言われた後、私に「お願いします」と声をかけられたのです・・・

 

私は、静かにYさんに歩み寄り「構いませんか?」と確認をし、愛猫ちゃんを受け取りました。

 

そして、「どうぞこちらに」と、私はYさんの歩調に合わせるようにゆっくりとした足取りで斎場に入り、愛猫ちゃんを火葬炉の前の専門トレイの上に寝かせました。

 

Yさんはその光景を見るのがつらかったのか、斎場と待合室の仕切り付近で足を止め、「つらいので、ここで見送ります。後はお願いしていいですか?」と目に涙を滲ませながら言われたので、私は「了解しました」と返事をし、愛猫ちゃんを火葬炉に納めたのです。

 

火葬炉の扉を閉め、点火スイッチに手をかけた私は、Yさんを振り返り、もう一度、「構いませんか?」と確認をしました。

 

Yさんは待合室と斎場を仕切りを握りしめるようにしながら「はい・・・」とお返事をされた後、深く瞼をとじ、祈るように頭を下げられたので、私は静かに点火スイッチを入れたのです・・・

 

火葬炉の小さな稼働音が斎場に響き、私はYさんのもとに歩み寄ったのですが、Yさんは目を閉じ、時間が止まったように、しばらくその体勢のままでいらしたので、私は「どうぞ待合室へ」と声をかけるのも躊躇ってしまい、同じようにその場で立ち竦んでしまいました。

 

1分ほどして、Yさんは静かに顔を上げ、目を開けられたのですが、その拍子にYさんの目から涙が零れ落ちたので、私はハンカチを出しYさんに「あの・・これ、どうぞ」と手渡しました。

 

Yさんは首を横に振り「持ってます」とバックから自分のハンカチを出され拭った後、優しげな表情を浮かべ「ありがとうございます」と私に一礼をくださったのです。

 

私はそのタイミングで「どうぞ待合室の方へ」とYさんを支えるようにしながら待合室に入り、ソファーの前まで案内しました。

 

「よいしょ」と言いながら、ゆっくりと待合室のソファーに腰かけたYさんは、もう一度、ハンカチで目元を拭うようにした後「はぁ~~」とため息をつくようにゆっくり息を吐きだされたのです。

 

暫し、待合室は沈黙に包まれたのですが、Yさんは独り言を言うように「かわいい良い子やった・・・」と愛猫ちゃんのことを、ポツリとそう表現されたのです。

 

「どんな性格の子だったんですか?」と私が静かにそう訊ねるとYさんは気持ちのこもった声で「とにかく大人しい子やったですね・・・悪さもせーへん(しない)し、呼んだらすぐ来てチョコンと座って私の顔をじ~と見るような子でした・・・」と懐かしむように言われました。

 

その後、Yさんは愛猫ちゃんと出逢った当初のお話から日頃の生活の様子を、おばあちゃん特有のゆったりとしたテンポと口調でお話してくださり、私も椅子の腰かけて聞かせてもらったのです。

 

Yさんが語る愛猫ちゃんのお話は、本当に日常によくある風景のようなお話でありました。

 

朝、Yさんが目を覚ますと、愛猫ちゃんも自分のベッドからスっと頭をもたげ、目ヤニの溜まった目でYさんの顔を見つめ、Yさんが布団から出ると自分も同じようにベッドから出て、体をブルブルと数回揺すりながらYさんの元に近づいて「みゃ~・・・」と小さな声で鳴き、Yさんが顔を撫でながら「おはよう」と声をかけると今度は声にならないように(みゃ~)と口だけを開けて愛猫ちゃんは挨拶をしてくれたそうです。

 

それが、Yさんと愛猫ちゃんの一日の始まりであったそうです。

 

たったそれだけの話しを聞いただけで、私の頭にはYさんと愛猫ちゃんの生活の風景が浮かんできて、胸が温かくなるのを感じながら、その後も火葬の間、Yさんの話に聞き入るように、耳を傾けたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「お別れ」心に沁みるお言葉 4

翌朝9時。

 

私はYさんを迎えに行きました。

 

Yさんは既に準備を整えて、玄関前で待っておられたので、私は「おはようございます」と挨拶をした後、すぐさま車の後部座席のドアを開け、愛猫ちゃんを抱かれたYさんを車にお通ししたのです。

 

「すいませんね」と愛猫ちゃんを抱いたまま頭を下げて言われたYさんに「いえ。では、早速向いますね」と返事をし、車で会館に向いました。

 

道路の一方通行の関係で、会館からYさん宅に向かうのは少し遠回りしなければいけないのですが、逆にYさん宅から会館に向かうのは最短距離で行けるため、ほんの2分足らずで会館に到着しました。

 

到着して会館の駐車場に車を止め、後部座席のドアを開き、一度、Yさんから愛猫ちゃんを受け取るようにして、私はYさんを会館のセレモニーホールに案内したのです。

 

「ここでお焼香をあげ、お別れのセレモニーをしていただいてから、ご火葬に入るのが通常の流れなんですが、猫ちゃんを祭壇に寝かせてあげても構いませんか?」と私はYさんに訊ねました。

 

Yさんは「はい。お願いします」と深くお辞儀をされた後「ちゃんと人間と同じようにしてくださるんですね」と優しげな表情を浮かべて言われたのです。

 

私は猫ちゃんを祭壇に寝かせた後、装束を施してあげ、線香とロウソクに火を灯しました。

 

その光景を見たYさんは、優しい表情のまま、薄っすらと涙を目に浮かべ「来てすぐに火葬するもんやと思うてたんで、こんな風だとは知りませんでした・・・ありがとうございます。」ともう一度、頭を下げられたのです。

 

「いえいえ。とんでもございません。」と私も頭を下げて返事をした後、焼香灰に火が回った頃合いを見定めて、読経をあげさせてもらいました。

 

その後、Yさんはお焼香をあげられ、私もYさんの後にお焼香をあげさせてもらいました。

 

最後のお別れの時間となり、私は火葬の準備のため、一度、斎場に出て火葬炉を点検し、用意を整えた後、再びセレモニーホールに戻りました。

 

セレモニーホールのYさんは椅子に腰かけたまま、祭壇の愛猫ちゃんを見つめていらしたので、私は「抱かれますか?」とYさんに訊ねたのです。

 

Yさんは私の言った言葉の意味がわからなかったようで「へ?」と聞き返されたので、私は「私のところでは、お焼香の後、ご火葬に入るまでにお別れの時間というのを取っておりまして、ご火葬に入るタイミングは飼い主さんに決めてもらっているんです。ですので、猫ちゃんのように小さなペットちゃんの場合、その間、皆さんはペットちゃんをもう一度、抱いてお別れをされることが多いんですよ。」と説明させてもらいました。

 

Yさんは「ああそういうことですか・・・・」とうなずいた後「構いませんか?」と言われたので、私は猫ちゃんを祭壇から抱きあげ、椅子に腰かけたYさんの膝の上に寝かすようにして手渡したのです。

 

Yさんは「ありがとうね」と、まるでお孫さんに言うように優しいおばあちゃんの顔になって、私にそのように声をかけてくださった後、膝の上の猫ちゃんの顔を優しく撫でられていました。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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