2015-05

「心の拠り所」見てるだけで悲しくなるから・・・最終回

納骨堂につながる階段を上りながらYさんは私に「もしかして寝てはったんちゃうんですか?」と申し訳なさそうに訊ねられました。

 

Yさんに変な気を使わせすのも良くないかなと一瞬、「いえ」と嘘をつこうと思ったのですが、寝癖の髪やTシャツ姿の自分の身形を考え、正直に「はい。寝てました」と私は笑顔で返事をしました。

 

「ほんま・・・すいませんな・・・」と、同じように控え目な笑顔で言われたYさんに「いえ。とんでもないです」と私は頭を下げながら納骨堂の鍵を開け「どうぞ」と、納骨堂に案内したのです。

 

「こちらです」とYさんを、さっちゃんのお骨壺の前にお連れし、私はそのままYさんの背後に立ち位置をを取るように後ずさりしました。

 

Yさんは、無言で骨壺を見つめておられたのですが、何かを思い出したように、上着のポケットから数珠を出し、優しく合掌をされた後、肩を小刻みに震わせられたのです。

 

声を殺すようにしながら涙を流されたYさんは合掌をほどき、そのままお骨壺に頭を下げるように中腰の体勢になられ、その姿勢のまま数分間、泣かれたました・・・

 

私は、邪魔せぬよう、少しYさんから距離を置くように、さらに数歩離れ、そんなYさんの後ろ姿を静かに見守るようにしていました。

 

数分後、Yさんはスっと姿勢を正され、手で涙を拭うようにされた後、後方の私を振り返り「これ・・・骨壺、持って帰ってもよろしいでしょうか?」と聞かれたので、私は「もちろんです」と返事をしました。

 

Yさんはゆっくり私に頭を下げられた後、もう一度、お骨壺に向き合うと、足を一歩踏み出しながら静かにさっちゃんのお骨壺に手を伸ばし、自分の胸に抱かれたのです。

 

「では・・・持って帰らせてもらいますね」と、Yさんは確認するように言われた後、私に歩み寄り「ほんまにいろいろと手間かけまさせましたな・・・面目ありません」と深くお辞儀をされたので、私は「とんでもないです。」と同じように頭を下げ笑顔で答えました。

 

お骨壺を両手で抱かれたYさんと一緒に納骨堂を出た頃、ちょうど朝陽が顔を出しており、ひんやりと清々しい空気が町を包んでいました。

 

歩道に出たとき、Yさんは「死んだときは何もかもつろうなって葬儀も途中で抜けるようなことしてしまったんですけど、やっぱりこれだけは順番やしね・・・ワシもそんなに先は長ごうないけど、出来る限り供養しよう思ってます」と言った後、口を真一文字に閉ざされたのです。

 

「はい・・・」と噛みしめるように返事をした私の顔に目をやったYさんは「野村さん。起こして悪かったですね・・・帰ってゆっくり休んでください」と優しい笑顔で言うと、もう一度、私に深く頭を下げ、そのまま、ゆっくりとした足取りで帰っていかれました。

 

 

弊社プレシャスコーポレーションのお見送りの理念の一つとして「飼い主さんの立会い」というものがあります。

 

しかし、それは我々、葬儀屋サイドの理念であり、必ずしも飼い主さんに強制できるものではありません。

 

飼い主さんによっては、立ち会うこと自体が悲しみを増幅させる原因になり、当日はそれが出来ないようなこともあるのです。

 

そのような飼い主さんのために、当社は一任葬(我々葬儀会社がペットちゃんの葬儀一式を一任して執り行わせてもらうこと)という形式の葬儀もお請けしているのですが、そのまま、ご返骨も希望されなかった場合、その日より1年間は無償で納骨堂に個別で納めさせてもらうようにしております。

 

それは、例え、飼い主さんが葬儀当日に一任葬を希望されたときであっても、月日の経過の中で、何らかの気持ちの変化があったときのため、供養の拠り所でもある遺骨を保管しておくという意味合いも含まれているのであります。

 

亡くした直後、その悲しみから目を逸らすようにされたYさんではありましたが、今後、自宅でさっちゃんとの別れと向き合いながら、供養の日々を送られることでありましょう。

 

その供養の日々はどのようなものになるのかは私にはわかりません。

 

それは、おそらく当事者であるYさんにとっても同じことでありましょう。

 

しかし、その日々はYさんにとって無意味な時でないのは確かであり、必ず意味のある日々になると私は思っていおります。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一

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「会いたくて」見てるだけで悲しくなるから・・・7

お電話に出られないのではないか・・・

 

そんなことが私の頭に過ったのですが、Yさんは3コールもしないうちにお電話に出られたのです。

 

「もしもしYさんですか?プレシャスコーポレーションの野村です」と私が言うと、Yさんは「はい・・・」とだけ、力なくお返事をされました。

 

「あのYさん・・・たった今ですね、無事にさっちゃんの火葬とお骨上げが終わりました」と、私が伝えると「そうですか・・・ありがとうございます」と、Yさんは控え目な口調でお礼の言葉を口にされたのです。

 

これだけの会話で、Yさんが今はまだ、あまりお話したくないというか、そっとしておいてほしいというお気持ちが伝わってきたので、私は手短に「では、今から私の手で納骨させてもらいます」と、お伝えした後、「はい。お願いします」とYさんが返事をされたので、最後に「Yさん。納骨堂は毎日10時から17時までの間、いつでも開放しておりますので、またお参りに来てあげてください」と言おうと思ったときには、電話が切れた後でありました。

 

なんとも言えないほどの脱力感に私は包まれたのですが、いずれにせよ、今の段階ではYさんに何を伝えるにしても、それは酷であると判断し、その夜、私はさっちゃんのお骨壺を納骨堂に納めた後、帰宅することにしたのです。

 

翌朝、前日のもやもやした気持ちを引きずったまま早めに目が覚めた私は、今後、Yさんにどのタイミングで連絡を入れるべきかを考えていました。

 

それよりも、自分から連絡をしないで、Yさんから何らかのコンタクトがあるまで待つべきなのか・・・

 

そんなことを考えながら会館に到着した私は会館のシャッターを開け納骨堂の鍵を開けました。

 

納骨堂に入り、この日は真っ先にさっちゃんの骨壺に手を合わせた私は(少なくとも1週間はYさんから連絡があるのを待つことにしよう)と決め、その日のお仕事に向け気持ちを切り替えたのです。

 

Yさんから電話があったのは、その日より、三日後の早朝の時間帯でありました。

 

前日に遅くまで葬儀のお仕事があった関係で、完全に熟睡していた私は電話の着信に気付くのに遅れてしまい、私が電話をとろうとした携帯を手にしたときに電話が切れてしまったのです。

 

着信の相手を確認すると、Yさんの携帯であったので、私は一気に目が覚め、すぐにリダイヤルのボタンを押しました。

 

数コール後、Yさんは電話に出られ、「すいません。プレシャスコーポレーションの野村です。」と私が言うと、Yさんは「ああ・・・すいません朝早く。野村さんとこ24時間営業じゃなかったんですね」と申し訳なさそうに言われたのです。

 

「はあ。24時間営業ではないですが、ご依頼のお電話やお葬儀に関してはがあれば24時間体勢でお請けしてはしています。どうされたのですか?」と私が訊ねると、Yさんは「いえ・・・・なんか今朝ね、早くに目が覚めてしまい、急にさっちゃんに会いとうなって・・・それで確か24時間やってはるみたいなこと言うてはったなあ思って来たんですがシャッター閉まってたんで電話したんです・・・すんません」と言われました。

 

「そうなんですか!今、会館まで来られてるんですか?」と私が驚きを隠さず聞くと、Yさんは「はい・・・」と照れくさそうに笑ってお返事をされたのです。

 

「すいません、納骨堂の参拝時間は10時~17時までなんですよ。でも、せっかく来てくださったんで今からすぐ行きます。Yさん20分だけ待っていてくださいませんか?」と私が言うと「いや・・・悪いですね・・・いいんですか?」とYさんは恐縮しながら言われました。

 

「ではすぐ向かいますね」

 

そう言って電話を切った私はTシャツ姿のまま車に乗り込み、会館に向ったのです。

 

まだ陽も上がらぬ早朝ということもあり、道はガラ空き状態でありました。

 

思ってた以上に早く会館に到着した私は会館の自転車置き場のブロック塀に腰かけて待っておられるYさんの姿が見えたので、車の窓越しに会釈をしました。

 

私の姿を確認されたYさんは腰を上げ、頭を下げながら「すいませんな・・・」と歩み寄って来られたので「いえいえ。すぐに開けますね」と私は会館の鍵を開け「納骨堂は二階なんです。どうぞ」とYさんを招き入れたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「途中退席」見てるだけで悲しくなるから・・・6

火葬が始まって10分ほど経過してもYさんは何も話さず、顔も上げることもありませんでした。

 

私もそんなYさんにかける言葉も見つけられず、会館内は沈黙に包まれていましたのですが、その時、Yさんが顔を下げた状態のままスクっと立ち上がり「すいません・・・ちょっと・・・」と私を呼んだのです。

 

私は控え目な足取りで二三歩、Yさんに歩み寄り「・・・はい」と言葉を飲み込むように返事をすると、Yさんは私と視線を合わすことなく「・・・・もう、火葬してるのを待つのも、その後、骨を見るのも、たぶん、無理やと思います・・・申し訳ないんですが、後は野村さんの手でやってもらえませんでしょうか?」と言われたのであります。

 

「はあ・・・それは構いませんが・・・つまり私に一任されるということですよね?」と私が確認するように聞くと、Yさんは「ええ・・・お願いできますか?」と言い、そのままポーチのファスナーを開け「いくらでしたか?」と葬儀費用の金額を聞かれたのです。

 

「・・・はい。代金は16000円ですが・・・それより、あの・・・Yさん。もう、これで帰られるということですか?」と私はもう一度、Yさんの顔を覗き込むようにして確認をしました。

 

Yさんは唇を噛みしめるようにしながら無言でうなずき、ポーチから1万円札を二枚出し、私に手渡しながら「よろしくお願いします」と頭を下げられたのです。

 

私はとりあえず、お金を受け取ったものの「あのYさん。それでお骨はどうされるんですか?終わりましたらご自宅に届けたほうがよろしいでしょうか?」と、戸惑いながら訊ねると「ここは納骨堂もあるんですよね?そのまま納骨してやってください」と力なく返答されたのです。

 

Yさんの仰ることの意味は、私にも理解できたのですが、あまりにも唐突な申し出であったため、私は状況を飲み込むことが出来ず、言葉を失ったようにその場で立ちすくみました。

 

「無理言ってすいません。ではワシはこれで・・・」とYさんは、そのまま斎場を抜け会館を出て行こうとされたのです。

 

そんなYさんを見て、私は我に返り、すぐにYさんを追いかけるようにしながら「あのYさんお釣りを」と声をかけたのですが、Yさんは首だけを少しこちらに向け「いろいろ面倒かけたんでとっておいてください」と言い残し、まるで、その場から逃げるようにそのまま帰っていかれたのです。

 

正直、このまま私が一任をさせてもらうにしても、Yさんには納骨堂のお決まり事の説明や、納骨棚の場所決め等、お話しをしなければいけないことが数点、残っておりました。

 

しかし、Yさんを追いかけ、そのことを話したところで、そのときのYさんには何も頭に入らないばかりか、そういうことすら苦痛に感じられるのではないかと私は感じ、ただ、その夜は帰っていかれるYさんの後ろ姿を呆然と見送ることしかできなかったのです・・・

 

 

どうしよう・・・

 

心でそんな独り言をつぶやきながら私は斎場に戻りました・・・

 

私は火葬炉の小窓から進行状況を確認したのですが、さっちゃんはかなり痩せていたため、火葬はほぼ終わりの段階にきていたのです。

 

その後、火葬は無事に終わり、私はYさんに代わり、一人、さっちゃんのお骨上げをさせていただきました。

 

さっちゃんのお骨を収骨し終わり、無事に終えたことで、私はホッと一息ついたのでありますが、もう一度、この後どうしようかと思案したのです。

 

届けるべきか、このまま納骨堂に納めるべきか・・・

 

しかし、Yさんは、葬儀依頼書も記載されずに帰られたので、私はYさんのフルネームや住所もわからぬままであったのです。

 

かろうじて、苗字と電話番号はわかっていたので、電話をして、住所を聞くこともできたのでありますが、Yさんの現在のお気持ちを考えると、そのことすら気が引けたのも事実でありました。

 

私は思案した結果、とりあえず、ご火葬と収骨が無事に終わったことだけでもお伝えすべきだと判断し、Yさんの携帯に電話をかけることにしたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「男泣き」見てるだけで悲しくなるから・・・5

時計が22時30分を指し、Yさんが予約された時間になりました。

 

ところが、22時40分を過ぎてもYさんが来館される気配がなく、気になった私は会館の外に出て辺りを見渡しました。

 

すると、歩道を愛犬のさっちゃんを両手で抱きながら、ゆっくりとした足取りで歩いて来られるYさんの姿が見えたのです。

 

私がゆっくりとYさんに歩み寄り、静かな声で「Yさん・・・」と、声をかけるとYさんは私の存在が気付かなかったようで、一瞬びくっとされて顔を上げ「ああ・・・どうも・・・」と力なく挨拶をされました。

 

「・・・中へ」とYさんを会館に招くように声をかけると、Yさんはひざ掛け用の毛布で包んださっちゃんを、もう一度優しく抱きなおされ、小さく頭を下げて会館に入られたのです。

 

私は当然、Yさんがお別れのセレモニーをされるのだと思い、祭壇の灯りを付け、お焼香の準備もしていたのですが、Yさんは祭壇のあるセレモニーホールの前で、不意に立ち止まり、明かりの灯った祭壇を見て、無念の表情を浮かべて男泣きされたのです・・・

 

その姿は声をかけるのも躊躇うほどのものであり、私は暫しの間、Yさんから少し離れた場所で立ち竦んでしまいました。

 

私はゆっくりとYさんに歩み寄りハンカチを出し「どうぞ」と言ったのですが、Yさんは首を横に振り、受け取らず、代わりに私にさっちゃんを預けるように優しく手渡されたのです。

 

さっちゃんを手渡された私はYさんに「祭壇に寝かせてあげていいですか?」と訊ねると、Yさんは無言でコクっとうなずき、深く目を閉じられました。

 

私はそのまま祭壇にさっちゃんを寝かせてあげ、旅装束を施そうとしたとき、「野村さん・・・」とYさんが私の名を呼ばれたのです。

 

「はい」と返事をして振り返るとYさんは深くお辞儀をされた姿勢で「さっちゃんも早く天国へ行かせてやりたいですし、申し訳ないですが、葬儀はいいのですぐに火葬してやってもらえませんかね・・・」と体を震わせながら言われた後「それに・・・もうこれ以上、さっちゃんの姿を見るのもつらいんです・・・・」と涙を流されたたのです・・・

 

私は一瞬、言葉に詰まりそうになったのですが、すぐに「・・・はい・・・・わかりました。そのほうがいいんですか?」と、確認するように聞くと、Yさんは「・・・お願いします・・・」と、さらに体を震わせられたので、私はもう一度、祭壇からさっちゃんを抱きあげました。

 

「では、斎場の方に」と私が声をかけると、Yさんは深く目を閉ざしたまま首を横に振り「いえ・・・もう耐えれません・・・悪いですけど野村さんの手で火葬してやってください」と声を詰まらせながら言われ「ほんますいません・・・・」と言って、そのままお昼間にお話をした待合室のソファーに腰かけられたのです。

 

そんなYさんの姿を見て、どのようにすべきかを迷った私は(これ以上、Yさんに通例通りのお見送りを無理強いするのは良くない・・・)と判断し「わかりました」とだけ返事をしました。

 

「では・・・」と、さっちゃんを抱いたまま、項垂れるように頭を下げてYさんが座るソファーを横切り、私は斎場に出ました。

 

そして、さっちゃんを火葬炉に納め、扉を閉める前にもう一度、Yさんの姿を見たのですが、Yさんは同じ体勢のままで座っておられました。

 

このまま火葬してもいいのだろうか・・・

 

正直、私は火葬の直前になって、その判断に迷いました。

 

私は考えた結果、Yさんのお気持ちが変わってもいいように、とりあえず点火はせず、火葬炉の電源だけを入れることにし、Yさんに「いま、電源を入れました」と報告することにしたのです。

 

この状況なので、おそらくYさんは「電源を入れる=火葬の点火」だと思われたはずなのですが、Yさんは、項垂れた姿勢のまま「わかりました・・・」とお返事をし、それ以上、話すことはありませんでした。

 

私はそんなYさんを見て、(お気持ちに変わりはないようだ・・・)と判断し、もう一度、斎場に戻って点火のスイッチを入れたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「訃報」見てるだけで悲しくなるから・・・4

Yさんが病院に向かい、一人、歩道に残される形になった私は妙に落ち着かない心境のまま会館に戻りました。

 

30分後、次の葬儀依頼者がお見えになり、気持ちを切り替えてセレモニーを担当させてもらったのですが、Yさんのことがどこか気がかりでありました。

 

無事にその葬儀を終え、夜に差し掛かかる時間帯になってもYさんからの一報はなく、その日、最後のご依頼となる葬儀の時間になり、私はご依頼者が来館されるのを待っているとき、会社のフリーダイヤルに着信があったのです。

 

「プレシャスコーポレーションです」と電話に出た私は「もしもし」と言われた相手さんの声を聞いて、すぐYさんだとわかりました。

 

「どうも・・・Yと言いますが野村さんですか?」とYさんは聞かれたので私は「はい野村です」と返事をし、次の言葉を待ちました。

 

少し沈黙があり「あの・・・電話あったとき、犬が病院で亡くなったみたいで・・・・それで言うてたように、お願いしよう思って電話したんです・・・」と力なく言われたので、私は「そうですか・・・わかりました。それでYさん、お葬儀の日時なんですが、いつご都合がよろしいでしょうか?」と訊ねたのです。

 

Yさんは鼻を幾度も啜らせながら「はい・・・できたら早い方がええかなって思ってるんです。一番早くていつ空いてますか?」と質問をされたので「それは本日ですか?それとも明日以降ですか?」と私は逆に訊ねました。

 

「はい・・・本当は病院から連れて帰ってきて、今日1日家に置いてやろうと思ったんですが、こうやって家で死んだ姿を見るのもつろう思いましてな・・・」と、Yさんはそこまで言われて言葉に詰まられたのです。

 

私は時計に目をやり「本日ですと、間もなく今日最後のご依頼者が来られるのですが、おそらく終わるのは22時くらいになると思います。本日にお見送りをされるのであれば、それ以降の時間になるんですが・・・?」と告げたところ、Yさんは「はい・・・それでも構いません・・・・」と絞り出すような声で言われたのです。

 

「わかりました。では22時30分にお越しください」と私が言うとYさんは「すんません」とお返事をされたので、私は「あのYさんお気持ちは大丈夫ですか?」とお聞きしようと思ったときにはすでに電話は切れた後でありました。

 

通話の途切れた電話を握ったまま、私は自分が経験をしたことのない不安定な気持ちになっていることに気付きました。

 

葬儀屋として、もう数えきれないくらい、悲しみに暮れる飼い主さんと接してきた経験があるのに、Yさんからの電話の後、妙に心が落ち着かない状態になっていたのです。

 

なぜ、このような気持ちになるんだろう・・・

 

最初、私もその理由がわかりませんでした。

 

わからぬまま、遡るように、今日、Yさんと会ったときのことを思い返していると、私自身が初めての経験である出来事があったことを思い出し、それが、この不安定な気持ちの原因であることに気付いたのです。

 

私自身が初めての経験。

 

それは、飼い主さんと一緒にペットちゃんの訃報を知るという経験でありました。

 

当然ではあるのですが、我々葬儀屋がペットちゃんの訃報を聞かされるのはお見送りのご依頼をされる飼い主さんからであります。

 

ところが、今回のように飼い主さんであるYさんと一緒にいるときにペットちゃんの訃報を病院から知らされるということは私自身、過去に経験はないことであり、それ故に、その悲しみやショックの大きさを目の当たりにしたことで、どこか気持ちが落ち着かない状態になっていたのかも知れません。

 

どんなに覚悟をしていても最愛のペットが息を引き取るときの悲しみは例えようのないほど大きなものであります。

 

その悲しみの最中、飼い主さんは「ペットの死」という現実を受け入れ、そして、我々葬儀屋に連絡されるのです。

 

Yさんの場合、偶然とはいえ、その順序が逆になってしまったことで、私はいつもと違う緊張感を感じたまま、その日、もう1件の葬儀を担当し、Yさんが来館されるのを待つことになったのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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「病院からの電話」見てるだけで悲しくなるから・・・3

重い沈黙だけが私とYさんの間を支配し、会館にはYさんの鼻を啜る音だけが響いていました。

 

その時でありました。

 

Yさんのベルトに付けてあったポーチの中から携帯の着信音が響いたのです。

 

予感があったのか、Yさんは着信とほぼ同時に素早くポーチのファスナーを開け携帯を取り出し発信者を確認され、独り言のように「病院・・・・」と言った後「もしもし」と、しっかりした口調で応答されました。

 

項垂れていた表情から別人のような緊張した顔立ちになったYさんは少し沈黙の後、「わかりました・・・」とだけ答え強く唇を噛みしめられたのです・・・

 

Yさんは電話を切ると同時にスクっと立ち上がり「ちょっと行って来ますわ・・・」と言葉短めに言われました。

 

「あの・・・病院は何と・・・?」と訊ねた私にYさんは表情を強張らせたまま「すぐに来てくれとだけ言われました・・・」と返答をされ、震える手で携帯電話をポーチにしまわれたのです。

 

 

 

すぐに来てください。

 

 

 

このような状況下で病院がそのように言ったとき、それが何を意味しているのか・・・

 

葬儀屋である私はそれを嫌というほど知っていました。

 

「すんません・・・とりあえず行ってきます・・・」と頭を下げ足早に会館を出ようとするYさんの顔からは血の気が失せているのが私にはわかりました。

 

そんなYさんを見て、一緒に病院に着いていってあげたいという衝動に駆られた私ではあったのですが、この後も仕事が控えており、それよりも「葬儀屋」という立場上、このような状況で飼い主さんと一緒に病院に着いて行くことことは非常識なことであるのは明白な事でもありました。

 

私は、そうしたい気持ちを抑えて「お気持ちをしっかり持ってくださいね」と言葉をかけることしか出来なかったのです。

 

しかし、私のその呼びかけにもYさんは返事することもなく、放心状態のまま会館を出られ歩いて行かれました。

 

男性にしては小柄なYさんの病院に向かう後ろ姿を居た堪れない気持ちで見送っていた私は、目頭が熱くなるのを感じていました。

 

そして、Yさんは10mほど歩かれたところで、不意に私を振り返り「あの・・・ここの連絡先とおたくさんの名前を教えてもらっていいですか?」と言われたので、私は急ぎ足で会館前に設置してあるフリーダイヤルの記載されているパンフレットを取り、Yさんに手渡した後「すいません。名前申し上げてなかったですね。私、野村と申します」と自己紹介をしたのです。

 

「野村さんですね・・・わかりました」と小さな声で言ったYさんは顔を上げ「野村さん。もし、あかんかったら電話します」と寂しげに笑みを浮かべられたのです。

 

そのとき、不覚にも私は堪えきれることが出来ず、涙を流してしまったのです。

 

このことは今でも深い反省と後悔をしているのですが、そのとき、Yさんのお気持ちが嫌というほどわかっていたのに、いえ、わかっていたからこそ、Yさんが見せた笑顔に私は涙を堪えることが出来なかったのです。

 

「では、行って参ります」と礼儀正しく言われたYさんは、つい、先程会館を出られたときより、幾分かは平静さを取り戻した表情をされていました。

 

その僅かな時間の内にYさんの心でどのような葛藤や想いが交差したのかはわかりませんが、Yさんはしっかりとした足取りで再び病院に向われたのです。

 

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

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「死を目前にして」見てるだけで悲しくなるから・・・2

私がセレモニーホールに戻ると、ご家族が愛猫ちゃんと最後のお別れを終えられ「もう大丈夫です・・・(出棺を)お願いします」と声をかけてくださいました。

 

そして、ご家族の手により猫ちゃんは出棺され、その後、ご火葬・お骨上げとお見送りの行事を全て無事に終えられたのです。

 

ご家族は愛猫ちゃんの骨壺を手に抱きながら、私にお礼の言葉をかけてくださり、会館を後にされるときでありました。

 

先程、歩道から会館を眺めておられた高齢の男性が、再び会館前に立ち竦んでおられたのです。

 

私は車に乗り込むご家族に挨拶をし、男性にも会釈するように小さく頭を下げました。

 

男性は私の会釈に気付き、同じように軽く会釈されました。

 

ご家族を乗せた車が会館を出るのをお辞儀をしながら見送った私はその足で男性のもとに歩み寄りながら「どうかされたんですか?」と声をかけたのです。

 

ご高齢の男性は落ち込んだ、というより険しい表情を浮かべ「どうも・・・」とだけ短く挨拶された後「ワシはYというものなんですが、前に知人がここで犬の葬式やってもうたって教えてもらったんで、どんな所か見にきたんです・・・」と言われたので、私は「そうでしたか。それでYさんはペットちゃんをお亡くしになられたのですか?」と訊ねました。

 

Yさんは首を横に振りながら「いや・・・まだかろうじて・・・・今・・・病院で入院を・・・・・」と言葉を詰まらせるようにして言われた後、目に涙を浮かべられたのです。

 

「そうでしたか・・・」と私が神妙な面持ちで返事すると、Yさんは堪えきれなくなったのか、視線を落とし、肩を揺らせながら大粒の涙を流されたのです。

 

道を行き交う人達が、そんなYさんと私を何事か?と言わんばかりに好奇な目で見ていたので、私はYさんに「とりあえず中にお入りください」と小さく声をかけ、Yさんの体を支えるようにしながら会館の中に入りました。

 

Yさんはソファーにお座りなられ、私はテーブルにあったティッシュペーパーを渡したのですが、Yさんは断るように左手を振り自分の手で涙を拭うようにされた後「すいません・・・・」と力なく言われた後「はぁぁ・・・」大きく溜め息を落とされたのです。

 

私はその状態のまま、1分ほどYさんのお気持ちが落ち着かれるのを待ちました。

 

Yさんは幾分か、落ち着かれたように、もう一度「すいません」と私に頭を下げた後、「実は今、ワシんとこの犬が病気で入院してまして・・・」と、ポツリポツリ事情をお話しくださったのです。

 

Yさんの話によると、Yさんには二か月前に病院で癌と診断された「さっちゃん」という14才になるヨークシャーテリアのペットがいるということでありました。

 

病状的にも年齢的にも手術は厳しいという医師の判断により、さっちゃんを自宅で看護しながら通院治療をさせることになったYさんではあったのですが、三日前にさっちゃんの容態が急変し、急いで病院に駆け込み、さっちゃんはそのまま入院することになったそうです。

 

Yさんは「もう、いつ逝ってもおかしない状況でして・・・いうてもワシにとったら唯一の家族みたいなもんやから・・・そのときはあんじょう(ちゃんと)したらんとあかんなって思ってるんです・・・・」そう言われた後、続けるように「それで知り合いの人間が去年の11月に犬が亡くなったとき、ここ(当社)で葬式やってもうたって聞ききましてな・・・そんで、万一のときはワシもその知り合いと同じようにしてやろうと思って下見に来たんですわ・・・・」と、肩を落として説明してくださいました。

 

私は無言でうなずきながら「それで、さっちゃんは今、病院に?」と訊ねるとYさんは項垂れるように大きくうなずき「はい・・・先生は『最後は家で過ごさせてあげてもいいですよ』って言うてくれたんですが、いうても病院は設備も揃ってますしね・・・それに何より、もう・・・・見てんのもつろう(辛い)おましてな・・・」と声を震わせながら言った後、嗚咽をあげるようにして泣かれたのです・・・

 

体を揺すりながら泣かれるYさんに私は勇気づける言葉も見つけることが出来ず、ただ黙ったまま、そんなYさんを見つめていました・・・

 

その後、Yさんは数分間、泣き続けられ、私は視線と落としながら一緒にその時間を過ごしたのです。

 

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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見てるだけで悲しくなるから・・・

弊社プレシャスコーポレーションでは当社でお見送り(お葬儀・ご火葬)をされたペットちゃんの納骨と永代供養を無償でおこなっており、その時期については飼い主さんの意向にそって実施させてもらっています。

 

通常、ペットのお見送りを済まされた飼い主さんの9割以上の方はその形見ともいえる遺骨を、ある一定期間、自宅に置いておき、お手元供養されることを希望されるものであります。

 

その後のことは、過去に当ブログでも書いたことがあるのですが、納骨の時期、供養の方法については飼い主さんが決めるべきであるというのが当社の理念でもあるので、返骨(飼い主さんがペットの遺骨を自宅に持って帰られることを指します)を希望された方には、有効期限のない「納骨・永代供養引換カード」を渡し、その日は収骨を終えた段階でセレモニーを終えることになります。

 

先にも述べましたが、このように9割以上の飼い主さんが、一度、遺骨をお手元に置いて供養されることを望まれるのですが、残りの1割未満の飼い主さは見送りをされた当日に当会館に納骨されるのです。

 

お見送りをした、その日に納骨される飼い主さんは、どのような理由でそうされるのかは、飼い主さんによっても理由は様々であります。

 

代表的な理由をあげますと、まず多いのが宗教的な理由でペットの遺骨を自宅置いておくのはよくないとお考えの方。

 

次に多いのが、これはお一人暮らしの飼い主さんに多いのですが、ほとんど家に居る時間がないので、そこに遺骨を置いておくのは可哀想だから当会館納骨堂に納められる方であります。

 

後、お見送りのときに当会館納骨堂を見学され、「ここなら仲間もたくさんいるからきっとペットもここに納骨してあげたほうが喜ぶかも」と、当日に納骨を決められた方もいますし、「私のマンションは日当たりも悪いし高速道路の前に建ってるんで騒がしいからここの方が安心」と納骨をされた方もおり、理由は様々ですが、それぞれの飼い主さんがペットの立場に立って、そうされることもあるのです。

 

ところが、それらの理由ではなく、また、ペットの立場でもなく、自分の気持ちで当日に納骨される飼い主さんがいらっしゃいます。

 

どのような飼い主さんか?

 

それは、ペットの死に大きなショックをうけ、そのショックの大きさと悲しみの深さ故「骨壺を見てるだけで悲しくなると思うので、ここに置いていきます」と、当日納骨というより、返骨拒否と表現すればいいのか、いずれにせよ、お見送り後、お骨を持って帰ることを拒絶される飼い主さんが稀にいらしゃるのです。

 

そのような場合、必要以上に飼い主さんに、あれこれ意見を言うのは逆効果であり、とりあえず、飼い主さんご本人さんのお気持ちを汲む形で、とりあえずお預かりというのか、当日に納骨堂に納めさせてもらうようにしています。

 

そのような場合、私は「では1年間、当会館で責任を持ってお預かり(納骨)されていただきます。なお、当社は納骨期間であっても返骨は可能ですのでお気持ちがお変わりになったらいつでも連絡ください」とお言葉添えをすることも忘れないようにしています。

 

いずれにしても、色んな理由、事情でお見送り当日に納骨をされる方がおり、当社ではいかなるケースであっても柔軟に対応できるように心掛けており、そのようなことも含め、飼い主さんのお気持ちが何より大切というのが当社のモットーでもあります。

 

そして、Yさんという高齢の男性も、そのように「骨壺を見てるだけで悲しくなるから・・・」と、お見送りの当日に納骨を希望された飼い主さんのお一人でありました・・・

 

 

私がYさんと最初に会ったのは肌寒い3月の夕暮れ時でありました。

 

その日、あるご家族の猫ちゃんのお見送りのご依頼があり、会館でお葬儀を執り行っているときでありました。

 

お焼香の儀が終わり、ご家族が最後のお別れをされているお時間の合間、私は火葬の準備のため、斎場に出たときです。

 

ご高齢の男性が一人、会館前の歩道から中の様子を覗っておられたのです。

 

ペット葬儀会館というのはまだまだ珍しいもので、その男性のように、たまたま通りかかった人が足を止め、物珍しそうに会館を見て行かれる人がいます。

 

おそらく、この男性もそうであろうと、最初、私は気にも留めなかったのですが、明らかに男性の表情は困惑というのか、今にも泣き出しそうなくらい険しいものであったのです。

 

気になった私は早めに火葬炉の点検を済ませ、男性に声をかけようと外を見たときには男性の姿はなく、すでに立ち去った後でありました。

 

少し気にはなったのですが、葬儀の最中であったので、私は会館に戻ったのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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それって長所?

犬ちゃんの場合、飼い主さんと知り合ったのは、ショップやブリーダーさんから購入されるケースが多いのに対し、猫ちゃんの場合は、野良猫や捨て猫だったのを保護され、そのままペットになったというケースが多いものであります。

 

猫は犬に比べ、飼い主さんのいない、いわゆる野良と分類される個体が犬に比べても圧倒的に多く、それは犬に比べ、猫は小さくてすばしっこいため、役所に捕獲されにくいことが最大の理由であります。

 

そして、そんな野良猫同士で子を産み、限られた環境下であっても、その数を増やしているのが現状でもあります。

 

私の周りにも、猫の保護活動をされている人がたくさんいるのですが、そのような人は常に複数の猫と一緒に暮らしておられ、根っからの猫好きな方ばかりであるのですが、保護活動とはいかなくとも、何かのきっかけで猫を保護することとなり、その後、猫と暮らし始めて猫の持つ魅力に魅了され、すっかり猫好きになった人も少なくはないと思います。

 

犬であっても他のペットであってもその動物特有の魅力はあるものです。

 

もちろん、猫にも猫ならではの魅力があるのですが、猫を飼われている人に「猫特有の魅力とは?」と訊ねると、以外にも「う~~ん・・・」と口籠られることがあります。

 

当然「かわいい」や「癒される」といったことは皆さん言われるのですが、猫特有の魅力と聞かれると「なんでしょう・・・・」と返答に困る人が多いのです。

 

私はそれには理由があると思っています。

 

猫特有の魅力には、裏を返せば長所ではなく、短所にも取れることが多いので、皆さんは返答に困られるのではないのかと思うのです。

 

どのようなことかと申しますと、犬の飼い主さんに、犬特有の魅力を訊ねると「人懐っこい」や「忠誠」や「利口」といったふうに長所が並ぶのに対し、猫の場合「クール」や「必要以上に甘えてこない」や「自分勝手なとこ」と、一見、短所にも取れるところに魅力を感じてる飼い主さんが実に多く、それゆえに返答に困るのかも知れません。

 

そう。そんな自分を貫き通すところが猫の猫である所以であり、それが最大の魅力でもあるのです。

 

ですので、飼い主さんにとっては、猫のそういう部分は長所であり、強く惹かれる部分でもあるのかも知れませんね。

 

 

 

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亡くなったその日に

日本列島も間もなく梅雨入りを迎える時期になりました。

 

これからの季節、ペットが亡くなったその日のうちにお葬儀を希望される飼い主さんが増えるものであります。

 

やはり、温度と湿気が呼吸を止めたペットに与える影響がもっとも大きい季節でもあり、そのことを考慮されて当日にお見送りをされるのでありましょう。

 

しかし、季節には関係なく、比較的、自宅でも安置しやすい冬期であってもペットが亡くなった当日にお葬儀をされる飼い主さんがいらっしゃいます。

 

ペットが亡くなった当日にお葬儀。

 

それだけ聞けば、「冷たい飼い主さんだな・・・」と思われる人もいるかも知れません。

 

しかし、私はそうされる飼い主さんと接してき人間として、間近でそんな飼い主さんがペットをお見送りするのを見届ける立場でもあり、けして飼い主さんが「冷たい人」ではないと感じることの方が多くあるのです。

 

いえ、むしろ、当日にお見送りをされる飼い主さんと接して感じるのは「温もり」であり、そうされるのには、飼い主さんのペットに対する愛情が根本に存在することがあるのです。

 

その愛情とは。

 

それは、ペットが息を引き取り、悲しみの最中でありながら「できるだけ綺麗な姿のうちにお見送りをしてあげよう・・・」と、ペットと一緒に居たいという気持ちより、ペットを綺麗な姿のまま見送ってあげたいというペットに対する強い愛情であります。

 

 

「本音を言えばもう少し一緒にいたかったんですけど、それは私のエゴかなって・・・」

 

 

葬儀の席でそんな飼い主さんはそのような意味合いのことをポツリと言われるものであります・・・

 

そして、そんな飼い主さんのもう一つの共通点として、静かに涙を流される人が多いと私は感じることが多いのですが、おそらく、悲しみの最中でありながら相手の気持ちを考えられる人というのは、逆に自分を客観的に見れる人であるのかも知れません。

 

セレモニーの最中でも取り乱すことがなく、我々、葬儀屋の人間にも気を使ってくれる人が多いのも事実であります。

 

最愛のペットが亡くなってしまったとき・・・

 

少しでも長く一緒に過ごしてあげたいと思う気持ちも愛情でありますが、できるだけ綺麗な姿のまま見送ってあげたいと思う気持ちも同じように愛情であるのです。

 
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