2015-01

納得のいかない死因 後編

医師ですらペットの死因が特定できないような場合。

 

獣医科のある大学病院の獣医病理検査というのを受けることが可能であります。

 

ただ、このを受けるのには医師からの申請が絶対条件であり、いくら飼い主さんが望んでも医師の同意がないと受けることはできません。

 

それに病理検査というのは言い方を変えれば解剖するということであり、ペットの体や内臓のありとあらゆる箇所にメスが入ることを意味します。

 

私も病理検査を受けたペットのお葬儀を何度も担当したことがあるのですが、息を引き取った後とはいえ、その姿は本当に痛々しいものであり、自分のペットなのに、いえ、自分のペットだからこそ直視できない飼い主さんもいらしたほどです・・・

 

それに費用もけして安くはないのも病理検査の特徴で、それらが飼い主さんにとって大きな負担になることもあります。

 

それらの現状については過去ブログ※{突然死したペットの死因を解明する病理検査の現状}で書かせてもらったので、もしよろしければ参考にしてください。

 

上記のこともあり、私が全ブログで 述べた「院側に落ち度はなかったと」強調するような医師は、トラブルが長引くことを嫌う傾向があるので、まず、病理検査に同意することはありません。

 

逆に「死に至ったことの理由がわからないと」正直に認められるような医師は、飼い主さんが原因追究のために病理検査を切望すると、それに応じてくれることがあり、場合によっては「自分も知りたい」と費用の一部を負担すると申し出られる医師もおられるそうです。

 

私が「死因がわかならい」と正直に言う医師の方が信頼ができると言ったのは、そのような話を葬儀の席で飼い主さんから聞かせてもらうからであり、仮にそこまで医師が飼い主さんと一緒に死因について追及する姿勢を示してくれたとき、例え、最終的に死因が不明であっても飼い主さんの気持ちは救われることになると私は思うのです。

 

それともう一つ。

 

病理検査を受けたとしても必ず死因が判明するとは限らないということも付け加えさせてもらいます。

 

生命の神秘は我々人間がその全てを把握できるほど単純ではないからであります。

 

よって、急死してしまったペットの死因はが完全には解明できないようなケースも実際にはあるようで、それは人間に課せられた課題となり、医学の日々の研究により、少しずつ解明されていくものなのかもしれません。

 

 

「死因がわからない・・・」

 

 

これは私の知人でもある獣医さんが言っておられたのですが医師にとって、その言葉を口にするのはこれ以上ない屈辱だそうです。

 

ペットを救えなかったこと・・・

 

そのことで飼い主さんに深い悲しみを背負わせてしまったこと・・・

 

医師にとっても、そのことは人間と自分自身の無力さに心底嫌気がさすことでもあるそうです。

 

そして、その屈辱も医学の進歩の原動力になっているのかも知れませんね。

 

 

 

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野村圭一



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納得のいかない死因 前編

ペット葬儀のお仕事をしていると、お葬儀の席で「ペットの死因がわからないんです・・・」と口にされる飼い主さんが、実に多くいらっしゃることを実感するものであります。

 

ペットが重い病気にかかり、医師から余命宣告されたようなときは、飼い主さんにとってはつらいことであるのは間違いありません。

 

しかし、医師の説明を聞き、出来る限りの治療を施したうえで、ペットを看取れたようなときは、悲しいながらもその死を受け入れると同時に「してあげれることは、してあげた・・・」と、納得をしたお見送りができるものです。

 

ところが、ペットが体調を崩し、病気ではないと病院で診断されたのにも関わらず、容態が急変してそのまま亡くなってしまったようなときがあります。

 

このようなことは人間にもあることなのですがペットの場合、自分が、どのようにしんどいのかを、直接言葉で医師に伝えることが出来ないので、お決まりのマニュアル通りの診察になることがほとんどで、その分、そのようなことが起きやすいのだと私は思っています。

 

病院に診察にいったとき「特に異常はありません。しばらく自宅で様子を見てあげてください」と医師から言われると、どんな飼い主さんでも安心し、今の時期なら「寒くなったからちょっと体調崩したのかな・・・」くらいに考えてしまうものであり、医師の言うように(しばらく自宅で様子を見よう)と思うものであります。

 

なのに、家に連れて帰ったペットが、数日以内に急死してしまったとき、飼い主さんは病院側の診察に少なからず疑問を持つことになり、場合によっては怒りにも似た感情を抱くことさえあります。

 

当然ながら、飼い主さんは病院側にペットの死を伝え、説明を求めるようなこともあるのですが、このようなケースで病院側が納得のいく説明をしてくれることはほとんどありません。

 

もちろん医師によっては謝罪に近い言葉でお悔やみの言葉を口にされることもあるのですが、診断ミスであったとは言わないものであります。

 

病院側をかばうつもりはありませんが、実際に病院側も考えられる検査をし、その上で異常はないと判断したことには間違いではないと私は思っていますし、そう信じたい気持ちもあります。

 

つまり、医師も飼い主さんからペットの変調を聞き、その上で検査をした結果、異常を確認できなかったのは事実であったのだと思いますし、病院により、検査密度の差はあるものの、その時に出来る検査はされているのは事実であると思うのです。

 

では、なぜペットは死に至ったのか?

 

一番大きい問題である飼い主さんのその問いに、納得のいく説明をしてくれる医師は多くはありません。

 

そのような経緯でペットを亡くされた飼い主さんからその時の病院側の対応を聞いてみると、このようなとき、病院によっても違うのですが、大きく分けて二つの見解に分かれるようです。

 

一つは「病院で検査したときは異常は確認できなかったので、その後、家に帰ってから急変したのかも知れません」と、あくまでも病院側に落ち度はなかったと強調するような説明。

 

二つ目は「本当に異常はなかったのですが・・・なぜだろう・・・・」と首を傾げ「力不足で申し訳ありません」と、医師が死に至ったことの理由がわからないと正直に認められるようなときであります。

 

わからないとはどういうことだと飼い主さんは納得がいかないのでありますが、個人的に私は一つ目の説明をする医師より、正直に「わからない」と口にされる医師の方が信頼ができる医師であると思っています。

 

なぜなら、近年、医療分野は大きく水準が上がったと言われますが、まだまだ未開の分野であり、わからないことの方が多いのは事実であるからであります。

 

そして、なにより、そのようなことを口にされる医師は自分の患者であるペットが亡くなったことに一番驚いているのが自分自身であることも少なくないのです。

 

では、医師が死因を特定できないようなとき、どうすればいいのか?

 

そのようなとき、飼い主さんに残された選択は一つしかありません。

 

それは病理検査であります。

 

次回はこの病理検査のことをお話させてもらいます。

 

 

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世間って狭いですよね 後編

私はKさんの猫ちゃんのお見送りの日、Kさんとペットのエンディングノートの会話をした後、名刺交換をさせていただいたことを思い出し「そうだ。名刺も交換させてもらったですよね・・・すいません。すっかり忘れていました」と正直に言いました。

 

Kさんは「じゃあ野村さんは名刺を見てお電話くださったんじゃなかったんですか?」と訊ねられ、私は「はい。『ペットのエンディングノート』・『大阪』でネット検索して出てきたのがKさんの事務所だったので、電話したんです」と答えた後「でも、電話したのがKさんの事務所で良かったです」と私は本心を伝えたのです。

 

私は弁護士さんや行政書士さんは、少し敷居が高くお堅いイメージを持っていたので、ペットのエンディングノートのことをまともに取り合ってくれるかが、心配でありました。

 

ですので、電話をするときも(軽くあしらわれたら嫌だな・・・)と思いつつ電話したので、まさか、電話したのが、当社と私自身のことをご存知であるKさんの事務所であったことが嬉しくもあり、安心したような気持ちになったのです。

 

というのも、Kさんは二年前、愛猫ちゃんを亡くされたとき、ネットでペット葬儀会社を探されていたとき、弊社プレシャスコーポレーションのホームページを目にされ、そこで私のブログも読んでくださり、数あるペット葬儀会社の中から当社を選んでくださったという経緯があったからであります。

 

そして、担当させてもらった私のペット葬儀という仕事に対する姿勢にも、とても共感をしてくださり、名刺交換をさせてもらったのがKさんだったのです。

 

それらのことを思い出しながら私は「いや・・・本当に電話したのが私のことも会社のこともご存知のKさんの事務所で良かったです」と、もう一度、噛みしめるようにして言いました。

 

「本当に驚きですね^^」とKさんは笑って言った後「世間で広いようで狭いですね・・・」と、しみじみと言われたのです。

 

「じゃあ野村さん。一度、ペット関連のエンディングノートの資料を郵送しますので、一度、見てください」とKさんは資料を会社に送ってくださることになり、その日は電話を切りました。

 

電話を切った後も私は、なんだか不思議な感覚に包まれながら、Kさんが口にされた(世間で広いようで狭いですね)という事を考えていました。

 

これも偶然なのか、それとも必然なのか・・・

 

いろんなことを考えながら、私はこうして今後、当社にエンディングノートのお問い合せを受けたとき、信頼のできるKさんに相談できることが、嬉しくもあり、頼もしいような気持ちになったのです。

 

こうやってKさんの事務所に行き着いたのも偶然ではなく必然のような気がしてきて、私は無意識に笑みがこぼれたのでした。

 

私は過去にブログでペット葬儀を通じて知り合った飼い主さん達とは、セレモニー後、同じ価値観を共有できる同士のような存在になることがあると書いたことがあるのですが、まさしくKさんも、そのような存在になってくださるような気がしています。

 

それは、ペット葬儀屋と飼い主さんという違った立場でありながら「ペットは家族」いう気持ちで一緒にお見送りの時間を過ごしたことで生まれる絆が成せることなのかも知れません。

 

そして、そんな飼い主さんとのご縁を繋いでくれたのは旅立ったペット達であり、私はこのようなことがある度に感謝の心に包まれるのです。

 

 

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世間って狭いですよね 前編

2年前くらいには、ほとんど感じなかったのですが、ここ最近「世間って狭いな・・・」と、つぐつぐ感じることが増えました。

 

仕事の合間やプライベートのときに立ち寄ったコンビニエンスストア、飲食店、ガソリンスタンド等で「あ!野村さん!」や「あペットの葬儀の人ですよね?」と入った店のスタッフの方に声をかけられることが増えたのです。

 

ペットのお葬儀のときにペットちゃんのお話を聞かせてもらうことはあっても、飼い主さんのお仕事やプライベートなことを伺うことは、まずありません。

 

事実、ペットのお見送りをするにあたり、我々葬儀屋が飼い主さんに訊ねるのは宗派くらいであり、後はすべて享年や命日等、お伺いするのはペットちゃんのことばかりであります。

 

ですので、例えば飼い主さんが男女お二人で来館され、ペットのお見送りをされたとき、お二人が夫婦なのか、兄弟なのか、恋人なのかもわからないもので、ましてや飼い主さんがどんなお仕事をされているのかは、会話の中でご本人さんが言われない限り、知る由もないのです。

 

そんな飼い主さんと、再会するとすれば、納骨やメモリアルグッズの作成で再び会館に来られるときや、別に飼われていたペットが亡くなって葬儀をご依頼されるとき等に限られていたのですが、ここ最近、ふっと立ち寄った先々で、偶然、飼い主さん達と思いもしない再会をするような場面が増えたのです。

 

ペット葬儀のお仕事をさせてもらう中で、私は何千人、もしかしたら何万人という人達と知り合い、共に貴重なお見送りのお時間を過ごしてきたのだから、このような予期せぬ再会も、冷静に考えれば当たりの前ことなのかも知れませんが・・・

 

そんな日々の中、先日、また、思いもよらぬ再会がありました。

 

このお仕事をしていると、とくにお一人暮らしのご高齢者の方から「ペットを飼ってるんですが、もしペットより自分が先に亡くなってしまったとき、身内の人間にペットの世話を頼むと書面に残しておきたいんですが、何をどのように書けばいいのですか?」とお問い合せを受けるようなことや、先日、当ブログ{遺していく家族に} で書かせてもらったように「自分が亡くなったらその遺骨でメモリアルグッズを作って子供達に持っておいてほしい」というような相談をされることも増えました。

 

それは、俗にいう「遺言書」、あるいは今では「エンディングノート」と呼ばれるものなのですが、それは、葬儀屋というより、弁護士さんや行政書士さんのお仕事であり、私自身は的確な返答が出来ないことが多く、一度、その専門家の人間に相談しなければいけないなと思っておりました。

 

そして、先週、仕事の合間、ネットでペット関連のエンディングノートをされている行政書士の事務所を見つけ、電話をしたのですが、あいにく、担当の方が不在であったので、私は自分の名前と会社の電話番号を伝え、その時は電話を切ったのです。

 

担当の方から折り返しのお電話をいただいたのは、その日の夕方だったのでありますが、今度は私がセレモニーの時間であったので、翌日、あらためて私から電話をさせてもらうことになりました。

 

翌朝、電話で「プレシャスコーポレーションの野村です」と電話をしたところ、担当者の人から返ってきた言葉は「野村さんお久しぶりです」と意外なものであったのです。

 

訳が判らない私は「え?私のことをご存知で?」と担当者の方に訊ねたところ「私、Kです。二度、野村さんに猫の葬儀を担当してもらった枚方市のKですよ」と明るい声で言われたのです。

 

「ええええええ!Kさんですか?ここKさんの事務所なんですか?」と私は驚きのあまり大きな声を出して聞き返したのですが、Kさんは「もしかして、野村さん私の事務所と知らずに電話くださったんですか?」と、逆に不思議そうに言われました。

 

「そりゃKさんの事務所ってわかるはずもないですよ」と私が言うと「そうなんですか?私てっきり私の名刺を見て連絡くださったのかと思いました」とKさんは腑に落ちないような口調で言われたのです。

 

Kさんは続けるように「野村さんうちの猫の葬儀のとき『最近はペットのためにエンディングノートを書かれる人がいる』って言っておられて、私が『私はそれに携わるような仕事なんです』と言って名刺交換したの覚えてません?私、てっきりそれでお電話くださったんだと思ってました」と言われたのです。



Kさんにそう言われ、私は二年前のKさんの猫ちゃんのお葬儀の日のことを思い出しながら「ああ・・・・確かに・・・そんな会話をしましたね・・・」と当時の記憶を呼び起こして返事をしました。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

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長生きするペットの知られざる共通点とは 後編

ご火葬のとき、お花やペットの大好物であったものを一緒に火葬炉に入れる飼い主さんはとても多いのですが、そのとき、思わず「え!」と声が出てしまうような食べ物を持参される飼い主さんがいます。

 

ティラミス・イチゴのショートケーキ・かっぱえびせん・コンニャク・からあげくん・じゃがりこ・チョコレート・ビスケット・バームクーヘン等々、おおよそペットのフードとしては似つかないような食べ物を「うちのペットはこれが大好きだったんで一緒に入れていいですか?」と、少しだけ恥ずかしそうに、申し出られるのです。

 

そんな飼い主さんに、その食べ物とペットのエピソードを聞かせてもらうこともあるのですが、高齢や病気になって、市販のフードを口にしなくなっても、大好物であるそれらの食べ物は亡くなる直前まで食べていたと、飼い主の皆さんは口を揃えたように言われるのです。

 

そして、着目すべきは、そのように「ペットにはよくない」といわれる食べ物が好物だったペット達の年齢であります。

 

偶然かも知れないのですが、当社の統計を見る限り、偏食癖があったペットは平均寿命を大きく越えて長生きする子が多いのです。

 

今週、葬儀をしたペットだけでも、毎日のようにチョコレートを食べていたミニチュアダックスフンドのPちゃんは18歳。

 

同じくキャラメルポップコーンが大好物だった柴犬のKちゃんは19歳で永眠したのですが、大きな病気もなく、共に老衰で亡くなりました。

 

しかし、だからといって私は体に良くない物をペットに食べさせたらいいと言いたいのではありません。

 

当社の統計など、参考にもならないことでありますし、全体的に見れば、稀なケースかも知れないからです。

 

ただ、これは我々人間の食生活にも当てはまるのですが、食に関することは、まだまだ未知の分野であり、良いとされていた物が悪く、逆に悪いとされていた物が良いと、定説が覆されることが多いのも事実であります。

 

例えば、食べてすぐ横になると牛になる等、食後に眠ることは体に負担がかかると長年信じられてきたのですが、最近になって、むしろ食後には体を休めるのが良くて、逆に食後に体を動かすことは内臓に大きな負担をかけるという事がわかったそうです。

 

ペットは人間以上に、本能に忠実な生き物であります。

 

そのように、一定の物を欲するというのは、まだ解明されていない何等かの理由があることも考えられますし、もしかしたら、そのペットが特異な体質な持ち主で、本能的にそれらを求めてることだって無いとは言い切れないように私は思うのです。

 

偏食癖のあったペットの話を飼い主さんから聞くと、ペット達はそれらの好物を本当に美味しそうに、幸せそうに食べるそうで「いけないと思いつつ、ついつい与えていたんです・・・」と目を細めて話されるものであります。

 

弊社プレシャスコーポレーションの納骨堂には亡くなったペットのお骨壺と一緒にペットの大好物をお供えされる飼い主さんがほとんどで、そこには市販のフードに紛れ、あらゆる食べ物がお供えされています。

 

そして、私は風変りなお供え物を目にする度に、それを美味しそうに、幸せそうに食べているペットの姿が頭に浮かんできて、思わず表情が和らいでしまうのです。

 

 

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長生きするペットの知られざる共通点とは 前編

ペットにはいつまでも元気で長生きしてほしいと思うのは全ての飼い主さんの共通の願いであると思います。

 

ペットの長生きの秘訣にも、いろいろな要素があり、心掛けていることは飼い主さんによっても違ってきます。

 

まず飼い主さんにそのような質問をすると「過ごしやすい環境」と答える人が多いのですが、ペットが快適な生活をおくれるよう、ペットの習性や性格を把握し、ストレスのかからない環境づくりを心掛けておられる飼い主さんも増え、近年はそのような意味で、意識の高い飼い主さんの割合が増えたように感じます。

 

次に「体調管理」と答える人も、同じくらい多く、ペットの定期検診を欠かさず行う飼い主さんも増え、日頃からペットの健康や体調管理を怠らない飼い主さんも多くいらっしゃいます。

 

その体調管理の中で大きな割合を占めているのが食事に関することであり、ペットにとって良い物※(正確には良いとされている物)を選んで与えておられるケースが多いようであります。

 

一昔前なら猫ならネコマンマ(冷ごはんにカツオ節と味噌汁を混ぜたような物)が定番であり、犬なら犬まんまとは呼ばないものの、家族の食べ残りをオジヤにしたような物をアルミ鍋ごと与えていたような時代もありました。

 

時代は変わり、今や猫も犬も専門の食べ物が格フードメーカーから出ており、種類や年齢別によっても専門フードがあるくらい種類も豊富であります。

 

メーカーが研究に研究を重ね市販してる物であるなら、きっと良い物であるのは間違いないのですが、問題はペットによっても味の好みが違うことであり、いくら飼い主さんが良いと思って与えても、まったく食べてくれないようなこともあります。

 

とくに犬に比べ猫は好き嫌いが多く、自分の口に合わないと、匂うだけで食べようとしないことも少なくありません。

 

そのような試行錯誤を繰り返し、最終的にある特定のフードに落ち着くのですが、それとは別にどんなペットでも特別なときにもらえる大好物と呼べる食べ物があります。

 

大好物なら毎日あげればいいのにと思った人もいるかも知れませんが、特別なときにしか与えられない理由が飼い主さん側にあるのです。

 

その理由とは大きく分けて二つあります。

 

一つはその大好物がステーキ肉やうなぎのように値段が高価のために毎日は与えられないような物であるとき。

 

そして、もう一つは、ペットにとって良くない食べ物であるときであります。

 

実は今日のブログの本当のテーマはこの「ペットにとって良くない食べ物」なのですが、では、そのペットの体にとって良くない食べ物とはどういう食べ物なのか?ということからお話をさせてもらいます。

 

それは、ペットのい種類や年齢によっても違うのですが、通常、ブリーダーさんや動物病院の医師など、専門家の人達が「食べさせてはいけない」と言われるもので、その大半は我々人間も体に悪いとわかっていながら、ついつい食べてしまうものであります。

 

代表的なのは揚げ物やスナック菓子、あるいはケーキ類などがそれに当てはまります。

 

聞いただけで「それはペットの食べ物じゃない。与えるほうがおかしい」と思った人もいると思うのですが、それらを与えた飼い主さんも、最初からペットに食べさせようと思って食べたわけではないのです。

 

ほとんど場合、ペットが飼い主さんの目を盗んで気付いてたら平らげていたようなケースや、飼い主さんがそれらを食べてたときにペットが近寄ってきて(ちょうだい・・・ちょうだい)と物欲しそうな目でうったえてきたので「これは人間の食べ物だから美味しくないよ。あんたは食べれないの」と言って聞かせたところ、諦めないペットに根負けして試しに与えてみたところ美味しそうに食べてしまったケースであります。

 

いずれにせよ、それを食べたペットはすっかり気に入ってしまい、それ以来、飼い主さんはいけないと思いつつ、美味しそうに食べるペットの愛らしい姿見たさに、ついつい与えてしまうようなことが増え、気が付けば、誕生日やクリスマス等、特別な日はかならずペットの大好物を与える習慣がついてしまったようなこともあるようなのです。

 

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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仲間の死に落ち込むペット・・・しかし、その原因は・・・

ペットは共に暮らしたペット仲間の死をどこまで理解しているのですか?

 

私は多頭飼い(複数のペットを飼われている)をされている飼い主さんから、よくこの質問を受けます。

 

それはペットの種類や性格にもよって変わってくることだと思うのですが、おそらく、この質問はペットでないと答えれないことであると思います。

 

もちろん、一つの実例を挙げ「ペットも仲間の死を悲しんでると思う」と考える人もいれば、逆に「死を理解していないと思う」と考える人もいて、そこにあるのは人間側の解釈や捉え方の違いだけなのかも知れません。

 

ペット葬儀の仕事をさせてもらってる私は、当然ながら毎日のように共に過ごした仲間に先立たれたペット達と触れ合う機会があります。

 

そのような席で、仲間に先立たれたペット達を注意深く観察していると、本当に悲しそうにしているペットもいれば、全く何事もなかったように振る舞うペットもいます。

 

もちろん、人間とペットでは感情表現も行動パターンも違うので、一概に言えないのですが、過去に父犬を亡くした柴犬が火葬の間、ずっと悲しげに遠吠えをし続けていたのを見たことがあり、その時、私の目には「父の死を悲しんでいるんだな・・・」と映りました。

 

あるいは、飼い主さんから「仲間が死んでから数日間は、死んだペットの姿を探すように家の中を探していた」というお話もよく聞くことであります。

 

しかし、私に「ペットは共に暮らしたペット仲間の死をどこまで理解しているのですか?」と質問される飼い主さんは、自分と同じように遺された立場であるペットのある症状を心配されて、その質問をされるのです。

 

どのようなことか、簡単に言いますと「仲間に先立たれてから遺されたペットがすっかり元気がなくなってしまって・・・」というお悩みであります。

 

もちろん、犬にせよ、猫にせよ、いつも一緒に過ごしていた仲間がいなくなってしまったとき、人間でいう「寂しい」や「悲しい」という感情はあるはずです。

 

しかし、そんな飼い主さんからの相談を受けていると、飼い主さんにある共通点があることに気付き、それがペットが元気がなくなっている原因の一つではないかと思うことがあるのです。

 

その共通点とはなにか?

 

それは、ペットに先立たれ、一番落ち込みが深く悲しんでおられるのは飼い主さん自身であるということであります。

 

つまり、ペットに先立たれ、無意識に沈んだ気持ちの中で生活しているうちに、同じように遺されたペットも、そんな飼い主さんの心に歩調を合わせるように元気がなくなっているように感じることがあるのです。

 

昨年ブログ{今を生きて}の中で、私は「一番大切のものは先立ったものではなく自分の周りに居る今を共に生きる存在であり、そこには自分自身も含まれる」と書いたことがありました。

 

まさしく、遺されたぺっトは旅立った仲間よりも、共に遺された飼い主さんのことが心配で元気がなくなっているのではないでしょうか?

 

ペットにとって飼い主さんは父であり、母であり、リーダーであります。

 

そのリーダーの気持ちが沈んでいると、元気が出ないのも無理はありません。

 

もし、そのことを自分に置き換えて「ハッ」とした人は、今一度、自分も含め周りの状況を見直す時期なのかも知れませんね。

 

そして、もちろん、沈んだ気持ちのままのあなたを見て心配しているのはペットだけではありません。

 

家族、友達、恋人。

 

あなたを想う全ての人が沈んだままのあなたを見て心を痛めていることも忘れないでくださいね。

 

 

 

 
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「導き」遺していく家族に 最終回

自分が亡くなった後、自分の遺骨の入ったメモリアルグッズを自分だと思って持っておいてほしい。

 

そんなお母さんの切なる思いを私から聞いたご兄妹は、無言で静かに数度、うなずくようにされていました。

 

そして、妹さんは、再び目を潤ませ、涙をハンカチで押さえるようにして拭われたのです。

 

暫しの間、私も黙ったままお二人を見ていたのですが、お兄さんは口元に優しげな笑みを浮かべて「お袋は他に何か言ってました?」と訊ねられたので、私は「そうですね・・・ほんとうにお電話で話したのは僅かな時間だったんでね・・・ただ、お母さんのお母さん、つまりお二人のお祖母さんも妹さんも同じ病気で亡くなって、自分も同じ病気を患ってるということは言っておられました」と答えました。

 

「そうですか・・・」とお兄さんは寂しげに言われたので、私は「お母さんは癌だったんですか?」と訊ねると、お兄さんは無言でうなずかれたのです。

 

会館はまた、沈黙に包まれたのですが、妹さんが静かな口調で「お母さんがそんな前にはもう、このことを考えてたなんて全然知らんかった・・・」と独り言のように言われたので、私は「はい。でも、本当にお母さんは思い詰めた感じではなく、明るい口調で問い合わせをされたんですよ」と私は答えました。

 

妹さんはうなずきながらよ「母さんはよく、お祖母ちゃんもおばさんも自分より若くして亡くなったから、それでも自分は長生きできた方やし、いい人生やったっていつも言ってたんです」と思い出すように言われたのです。

 

「確かに悔いのない人生を送られたというような満足感はお電話からも伝わりました。ただ、やはり、親というのは子供ことだけは、どんなに大人になって立派になっても心配なんだと思うんです。それで、亡くなった後もお二人のことを近くで見守りたいって思いがあったんではないですかね・・・だから、この遺骨のメモリアルグッズをお二人に持っておいてほしいと思われたのではないですかね・・・」と私は自分なりにYさんから感じた想いをご兄妹にお伝えしたのです。

 

そして、その時、お兄さんも視線をやや下げ気味にし、表情を変えることなく、静かに涙を流されたのです・・・

 

そして1時間後、職人さんの手によってメモリアルグッズが完成しました。



ご兄妹はお母さんの好きだったパープル系のメインストーンで、メモリアルブレスとメモリアルネックレスをそれぞれ、その場で身に付けておられました。

 

帰られるお二人を玄関先まで見送った私に、お兄さんが「今日ね、本当は妹一人でここに行ってもらう予定やったんですよ、たまたま、仕事が休みになったんで僕も一緒に来たんですが、来て良かったですわ」と言葉をかけて下さり、妹さんも「ほんまに二人で来て良かったです。まさか母の話が聞けると思ってなかったので」と言ってくださいました。

 

「ありがとうございます」と私はその場で頭を下げ「お兄さんの仕事が休みになったのもお母さんお導きだったかも知れないですね」と心から感じたことを言葉にし、お二人は車に乗る前、もう一度、その場で深く私に頭を下げてくださったのです。

 

 

ご兄妹を乗せた車を見送りながら私はYさんのことを考えていました。

 

私とYさんとは電話で10分にも満たない僅かな会話を1度しただけであります。

 

しかし、その僅かな時間の会話の中でもYさんの想いを感じ取れることができ、そしてその想いを私なりにお子さん達に伝えることができて、私は何とも言えない満たされたような気持ちになっていました。

 

おそらく、今後、Yさんのように自身の意思として、メモリアルグッズの作成を希望されるような人が増えていくのかも知れませんが、お問い合せがあったとき、私はちゃんとその人の心を感じながらお話を聞かなければいけないなと強く感じることになったのです。

 

そのようなことも踏まえ、人間のメモリアルグッズのご依頼も増えてきたこともあり、来月にはメモリアルグッズ専門のホームページも新たに作成することが決まりました。

 

私は今後、遺していく側。そして遺される側。どちら側の気持ちも受け止めることの出来る人間にならなくてはならないと強く感じており、身が引き締まるような気持ちになっています。

 

 

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「母の想い」遺していく家族に 3

「それで・・・どのようにすればいいんですか?」と男性の方が私に訊ねられたので、私はメモリアルグッズの作成の流れを一通り説明させていただきました。

 

お二人は形状・サイズ・カラーを相談されるように会話をされた結果、男性がメモリアルブレス、女性はメモリアルネックレスを作成されることなったのです

 

職人さんはすぐに作成に取り掛かりお二人はソファーに腰かけられたので、私はお茶をいれました。

 

そして、そのタイミングで「今回はお母様のメモリアルグッズを作成されるにあたって、当社のことはどこでお知りになられたのですか?」と訊ねたところ、男性は「亡くなったお袋がこちらのパンフレットを持ってまして、生前に『もし私が死んだらこれ作ってもらって持っておいてほしい』と妹に言ってたんですよ」と、隣の女性を顔で指すように言われたのです。

 

「お二人は兄妹(きょうだい)なんですか?」と私が言うと、男性は「はい」と少し照れくさそうに返事をされました。

 

私はこの時、このご兄妹がYさんのお子さんであると、ほぼ確信したのですが、それをどのように確認するのが良いか考えた結果「もし違ったらすいません」と前置きしてから「ちょうど今から二年ほど前にお二人の叔母さん、つまりお母さんの妹さんを亡くされませんでした?」と訊ねたのです。

 

そう言われた男性は少し驚いたように目を大きくされて「ええ亡くしました。なんでご存知なんですか?」と聞かれたので、私はYさんから二年前にメモリアルグッズのお問い合せのお電話をいただいたことを伝えました。

 

「へ~そうやったんですか・・・」と男性はうなずいたのですが、この時、初めて女性、つまりYさんの娘さんが「母はそんな前にもうこのこと考えて電話してたんですか?」と手に持ったパンフレットを私に見せるようにしながらお訊ねになられたので、私は「はい。ちょうどお母様が妹さんを亡くされたとき、飯盛霊園の待合室でパンフレットを持って帰られたようで、その数日後にお電話をくださったんですよ」と私は答えました。

 

その事実を知ったお二人は、物思いにふけるような表情で暫し遠くを見る目をされていました。

 

そして、お兄さんが妹さんに「お前、オカンからこれ(メモリアルグッズ)作ってくれって言われたんいつやったん?」と訊ねられ、妹さんは「え・・・っと・・・確か亡くなる三か月くらい前やったと思う」と記憶を遡るようにしながらお答えになられたのです。

 

妹さんは顔を上げ「母はなんて電話したんですか?」と私に質問されたので、私はYさんとの会話の流れを一通り説明した後ご「でも、お母さん、すごく明るい方で『こんなん作って持っておいてほしいって子供らに言うたら嫌がるかな』って笑って私に聞かれてましたよ」とご兄妹にお伝えしました。

 

それを聞いた妹さんは、薄っすらと目に涙を滲ませながら「お母さんそんな前から考えてたんや」と独り言のように言った後、バックからハンカチを出されて拭われたのです。

 

私はお兄さんに「私は電話で一度話しただけなんで、明るい方という印象しか残ってないんですが、実際、お母さんはどんな人だったんですか?」と聞きました。

 

お兄さんは視線を上に向け「う~ん・・・」と思い出すようにした後、視線を私に向け直し「今、言われたような人でしたよ」と笑みを浮かべて言われたのです。

 

「つまり、明るい人?ですか?」と私が聞くとお兄さんはうなずきながら「はい。なんせ元気というか前向きというか、いつも笑ってるというか・・・あんまり物事をクヨクヨ考えない人でしたね」と言い、その隣で妹さんも思い浮かべるように優しい表情でうなづかれていました。

 

「なんか、それはたった一度の会話でも伝わりました。それでその時もね、Yさんは『自分のメモリアルグッズを自分で申し込むような脳天気な人はいませか?』って笑っておられました」と私が言うと、ご兄妹は少し申し訳なさそな笑顔になられ「ほんますいません。確かにこういうの家族(遺族)が申し込むもんで自分で申し込む人っていませんよね」と照れくさそうに言われたのです。

 

「確かにその電話があったときは、自分で問い合わせしたのはお母様が初めてだったので、そのときは私も少し返答に困ったんですが、少しずつ当社の遺骨のメモリアルグッズも世間に知れてきたようで、同じように自分自身でお問い合せする人も増えてきたんですよ」と私が言うと、お兄さんは「へ~そうなんすか・・・」と感心するようにうなづかれていました。

 

私は「よく、自分が亡くなったら海に散骨してほしと遺言される人がいるでしょ?それと同じような心境で自身の希望を伝えるというのは、ごく当たり前のことだと思います」と補足するように言いました。

 

「確かに・・・そうですね・・・」とお兄さんは言われた後「母は他に何か言ってました?」と訊ねられたので、私は「まあ、先ほどお話したような内容だけだったんですが、何と言いますか・・・う~ん・・・」と私はそこまで言って言葉を飲み込んでしまったのです。

 

そんな私を見た妹さんが「どうしたんですか?母は何か失礼なこと言ったんですか?」と不安そうな表情をされたので、私は「いえいえそんなことはありません。ただ、あの時ね、お母さんはもう病気で自分の寿命が長くないというのも知っておられたような話しぶりだったんです」と言うとお二人は無言でうなづきました。

 

私は続けるように「それでお母さんは『覚悟も出来てるし、死ぬことはこわくない』的なことを言っておられました。ただ、『もし、自分が亡くなった後、自分の遺骨の入ったメモリアルグッズを自分だと思って子供達に持っておいてほしい』と言っておられたんです」とお伝えしたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

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「遺言」遺していく家族に 2

「どっちにしても生きてるうちに子供達にそのことを言っとかんとあかんいうことやね」

 

私の説明を聞いてYさんはそう言われたのです。

 

いずれにしても、その方が亡くなった後の話をするというのは、何ともしづらいもので「まあ・・・そうですね・・・」と私は曖昧な返事をした後「お子さん達に直接言われるか、信頼できる第三者に伝えておくか、あるいは何かにそのような希望があるという意思を書き残しておくか・・・しかないような気もします。はい」と付け加えるように言いました。

 

「そうですか・・・でも、私の望みってだけで、子供らにとったら嫌なことかも知れへんしね。それに『私が死んだら私の骨でこんなん(メモリアルグッズ)作って持っとって』って言うたら『縁起悪いこと言うな』って怒りやるかも知れへんわ」と、Yさんは言った後、もう一度、明るい声で笑われたのです。

 

受話器の向こうで元気に笑われるYさんに私は「そうですよ。まだまだお元気そうですし、言われたように縁起でもない話ですよ」と、私は少し勇気づけるような口調で言いました。

 

この時点で、私は妹さんとの死別を経験されたYさんが、年下の妹さんに先立たれたことで、少しだけ弱気になり、よからぬことを深く考えられたかもしれないと思っていました。

 

ところが、次のYさんの次の言葉に切実な思いを感じ、お電話をくださったことが冷やかしや軽はずみではなく、真剣なお気持ちであることがわかったのです。

 

Yさんは「電話じゃ元気なおばあさんに聞こえるこも知れませんけど、私も妹と同じ病気ですねん。それに私達(Yさん姉妹)のお母さんも今の私の年齢より若いときに、やっぱり同じ病気で逝きましたんや・・・」と、しんみりした声色で言われたのです。

 

私は思わず「病気とは?」と聞きそうになったのですが、聞かずともその病気が不治の病であることがYさんの言い回しからも想像できたので、言葉を飲み込み、ただ、「・・・そうなんですか・・・」とだけ返事をすることしか出来ませんでした。

 

「まあ、そんなかんだで覚悟もできてますし、もしものことがいつあってもエエように何かと準備もしとかんなあかん思うてね」と、Yさんは、また最初のときの口調に戻られて仰り「近々、そんなことを子供らに話す機会があるときに言うてみますわ」と、最後まで明るく言って電話を切られたのです。

 

電話を切った後も、私はYさんが、どのような心境であるのかを一人考えていました。

 

今まで、人間にしてもペットにしてもメモリアルグッズのご依頼は、遺族の方の要望ありきで作成するものだと思っていたのですが、人間の場合、今後、Yさんのように自らの意思で遺族の方にその願いを託されるようなことも増えてくるかもしれない。

 

そのように思えたのであります。

 

 

その事があってから、人骨のメモリアルグッズのご依頼が入る度に( Yさんのご子息さんかも)と思いながら名前を訊ねていたのですが、Yさんと同じ名字の人からのご依頼はありませんでした。

 

そして、Yさんと電話でお話をしてから2年ほど経った、昨年の晩秋、Yさんと同じ名字の男性から「母親の遺骨で数珠(メモリアルブレス)を作ろうと思ってるのですが」とメモリアルグッズのお問い合せがあったのです。

 

Yさんという名字は比較的、よくある 名字であったので、私は(もしかして・・・)と思ったものの、この時点では私はまだ確信が持てず、二年前にYさんからお電話をいただいたときも下の名前を聞いてなかったので、男性がYさんの息子さんであるのかを確認することも出来ませんでした。

 

私は男性にメモリアルグッズ作成の流れを一通り説明し、男性は「では、月曜日の11時にそちらに伺います」と言われ電話を切られたのです。

 

男性が来館される当日、私は立ち会うことを決め、予定を調整して会館で男性が来られるのを待ちました。

 

予約の時間の10分前に男性はお車で会館に見えられました。

 

男性は40~50歳くらいの方で、お車の助手席には、男性と同年代の女性の方が座っておられました。

 

お出迎えした私はお二人に自己紹介と挨拶をした後、誘導するようにして会館内メモリアルグッズのアトリエに案内し、作成担当の職人さんを紹介したのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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