2013-06

精霊達もお引越し

プレシャス会館の移転着工日と新しい会館の開館日が決まりました。

現開館の納骨堂への参拝はお盆明けの8月18日(日)までとさせていただき、19日~31日の間に新しい会館に移動させてもらう予定であります。

 

不思議な現象を起こして私達スタッフを楽しませてくれる精霊達も新しい会館にお引越しすることになるのですが、ちゃんとついてきてくれるか少しだけ心配ではあります。

精霊達の新たな住居にもなる納骨堂は2階の全フロアを利用して、落ち着ける場所にするつもりなのできっと気に入ってくれるでしょう。

なお、現在、当会館に納骨されている飼い主さんには来月にも葉書で詳細をご案内させてもらいます。

 



新会館

 

大阪のペット葬儀・火葬に関するお問い合せはプレシャスコーポレーションまで
大阪本社
〒570-0095 大阪府守口市八島町13-36
ペット葬儀・火葬のご依頼はフリーダイヤル:0120-982-660

その他のお問い合わせはTEL:06-6997-6888 まで

ペットの誕生石

ペットの遺骨のメモリアルグッズをプレシャス会見に作成される人の8割がブレスレットタイプを希望されるのですが、ほとんどの人が遺骨を融合させるメインストーンのカラーまたはサイズよりも、脇を固めるサブストーンの配列に悩まれるものです。

当社ではメモリアルブレスを作成する場合、サブストーンは種類やサイズや個数が変わっても代金は均一(ペットのメモリアルブレスで12800円。人のメモリアルブレスで18800円。共に税込)にしておりますので、好きなストーンを好きなだけ選べることが皆さんを逆に悩ませる原因になっているのかも知れません。

 

メモリアルグッズの作成手順として、まず遺骨を持参して来館された飼い主さんには、供養像にご案内し、一緒にお参りをします。

その後、アトリエに移動して、遺骨を融合させるガラスのカラーとサイズを選び、職人さんと一緒に遺骨をガラス石材に融合させる作業に取り掛かります。

遺骨をガラス石材に融合させる作業はかなり繊細な作業でありますので、職人さんが付きっきりでご指導させてもらうのでありますが、細かい作業が苦手な人は職人さんに全てお任せして、その作業を見守ることになります。

そのようにして完成したメインストーンを冷やすのに専門の容器に入れて自然冷却させるのですが、その時間は約30分ほどであります。

この30分の間にサブストーンを選んでもらうことになるのですが、特に女性の場合「ああでもないこうでもない」と大いに悩まれることが多く、1時間以上、決められない人もざらにいらっしゃいます。

しまいには「もうわからん!野村さんが決めて!」と半ばヤケになられるような人もいて、中には泣きだす人もいました。

「何を泣くことがあるのですか^^」と私が笑いながら言うと「だってほんまにわからんもん!」と投げやり気味に肩を落とされるのです。

 

「せっかく大切ペットのメモリアルグッズを作ってるのだから、涙は禁物ですよ」となだめながら、私がその人に薦めたのが「ペットの誕生石を選んではいかがですか?」ということでした。

 

パワーストーンと呼ばれる石にはそれぞれ意味や効力があり、石によっては誕生石のものがあります。

 

メモリアルグッズであるからには、やはりペットを感じれる物でないと意味がありません。

もちろん、メインストーンには大切なペットの遺骨が入っているものの、サブストーンからもペットを感じれたならそれに越したことはないのです。

 

サブストーンの配列に迷われた人に、ペットの誕生石を薦めてみると、迷いが無くなったように一気に配列が決まるようなことがあります。

あとはそのストーンと相性の良いパーツ等を職人さんにアドバイスしていただきながら、メインストーンと組み合わせて完成です。

 

完成したメモリアルブレスには専門のケースを用意しているのですが、ほとんどの人はケースに入れることはしません。

なぜならば、ほぼ全ての人が完成したメモリアルグッズを、その場で身につけ、そのまま帰られるからであります。

 

大切なペットの遺骨が融合された世界に一つだけのメモリアルグッズをつけられた飼い主さんは、皆、笑顔になられます。

セレモニーの日、肩を落とし泣きながら会館を後にした飼い主さんが、時を経て、笑顔で開館を出ていく。

その姿を見届けたとき、私はとても満たされた気分になるのです。



 

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800円の水と葬儀業界

テレビのバラエティー番組にもよく出ている人気シェフのお店のサービスについて、ネット上で物議を交わしているようなのですが、私自身、ほとんどテレビを見ないので、このシェフさんの顔と名前だけは知ってはいたものの、自分でレストランを経営してる本当のシェフだと知ったのはこの一連の騒動があってからです。

てっきり芸人の芋洗坂係長の係長やラッシャー板前の板前と同じ、シェフまでが芸名だと思っていたので、このシェフが高級レストランのオーナーさんであったことに、まず驚いたのですが、それ以上に、驚いたのが、そのレストランの料金システムであります。

 

私もネットのwebニュースを見ただけなので、どこまでが真実なのかわからないのですが、物議を交わしているポイントは2点で、一点は、このレストランで頼みもしていないお水に800円の請求をされたということ。二点目はそのことを批判したこのレストランの利用客に、このシェフが具体的な年収を例に出し「低所得者が批判するのはおかしい」と反論したことです。

 

二点目のことは、論ずるに値しないことなので、あえて触れないでおきます。※実際、このシェフも、その後、すぐに発言を撤回をしていたようです。

 

私が引っかかったのは一点目の水のことで、頼みもしないのに800円を請求されたということであります。

誤解があってはいけないのですが、私自身は水が有料であることは何ら問題はないと思っています。

水であっても自然にろ過された水などは希少であるので、例え800円であろうが、8000円であろうが、それに値段がつくのは良いとして、私が問題だと感じたのは、それを利用客に無断で加算し、請求したということであります。※このシェフのレストランの水が自然のろ過水かどうかは知りません。

 

もし、それが事実なら、味は別として設備と値段だけ高級なレストランにありがちな悪しき体質の話だと私は思いました。

 

なぜ、私がそのことに引っかかったのかというと、それは、その水の話と同じような悪しき体質が、我々、葬儀業界にも存在するからであります。

 

つまり、頼みもしていないことを無断で執り行い、別料金で請求するという葬儀業界の実態のことです。

例を挙げればきりがないのですが、(施設利用代金)等の曖昧な名目の料金が加算されたり、葬式に必要不可欠な線香等の備品類ががすべて別料金で請求されるようなことであります。

過去に肉親の葬儀をあげたことのある人なら、請求書を見て首を傾げたくなるような経験をしたこともあるのではないでしょうか。

 

そういう意味ではレストラン業界より、葬儀業界のほうがはるかに世間のイメージが悪く、その悪しき体質はペット葬儀業界にも根強く残っています。

事実、当社でも初めてご依頼された方は請求書を見るまで安心も信用もできなかったと、よく口にされます。

 

ペット葬儀業界でありがちなのは火葬の方法によって代金を追加することで、まず表向きに火葬~円と安く表記し、飼い主さんが立会いするならプラス~円、個別火葬ならプラス~円、返骨を希望するならプラス~円と加算されるようなことです。

 

弊社プレシャスコーポレーションでは、設立以来(立会い、個別、返骨)を理念とし、全て追加料金無しのセット料金で表記することを信条として参りました。

その料金の中には葬儀で必要な祭壇をはじめ、線香等の備品類も含まれており、一切、追加料金をかからないシステムになっています。

 

しかし、これだけは、HPを見ただけでは信用できないものであり、業界全体の悪いイメージが先行してる現状を考えると、信頼を勝ち取るのは地道に活動していく以外、方法はないのかも知れません。

 

その事を踏まえたうえで、私が大切に思うのは、利用者の口コミであります。

それもサクラだらけのネット上の口コミではなく、信頼できる家族や友人から直接、聞いた意見や感想に優るものはないと私は思っています。

私が会社の宣伝広告にあまりお金をかけないのは、そのことを大切に考えているからであり、今後も信頼できる方からの紹介をたくさんいただけるような会社でありたいと強く感じている次第であります。



 

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別れの小窓・・・

弊社プレシャスコーポレーションでは飼い主さんがご希望された場合、ご火葬の点火のスイッチを入れてもらっていることは、過去にこのブログでもお伝えさせてもらったのでありますが、そのスイッチのあるコントロールボックスからは火葬炉の小窓が確認できる位置にあります。

 

その小窓は開閉式になっており、小窓を開ければ、炉におさまったペットの顔を拝めることが出来ます。

通常、火葬炉には頭から入るので、火葬炉の扉を閉める際、合掌で見送る飼い主さんにはペットのお尻しか見えないことになり、どうしても、最後にもう一度、ペットの顔が見たい場合、その小窓を開きペットちゃんとの最後のお別れをしてもらっています。

当社スタッフの間では、この小窓を「別れの小窓」と呼んでいるのですが、窓越しのお別れの場面は飼い主さんにとって、とてもつらく悲しい場面でもあり、泣き叫びながらペットの名前を呼ぶ飼い主さんもいれば、ただ、ひたすらペットの顔を見つめ静かに涙を流される飼い主さんもいらっしゃいます。

 

捉え方によっては、飼い主さんに、とても酷なことをさせる会社だと思われるかもしれませんが、私は過去にも言ったように、セレモニーは飼い主さんの心の区切りをつけてもらうことも大切なことだと考えているので、このようなことも、飼い主さんにとって、後々、大きな意味を持つことでなると思っております。

 

残酷な表現ではありますが、ペットの死が現実のものとなったとき、どんなにつらく悲しくともその現実を受け入れなくてはなりません。

その現実を受け入れて初めて本当の供養が出来るのだ私は思っています。

 

私も数えきれないくらい飼い主さんの隣で別れの小窓からペットちゃんをお見送りしてまいりました。

そして、別れの小窓から見たペットちゃんの顔は、どの子も不思議なくらい、安らかな顔をしていました。

事故や病気で亡くなる寸前まで苦しんだペットちゃんであっても、それは同じであります。

 

それは、きっと、飼い主さんに対するペットちゃんの感謝の気持ちの表れなのでしょう・・・・

私は心からそのように思っています。

 

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ペットの死を家族に告げる苦しみ

ペットが息を引きとるとき。

それが家族揃って看取れたなら、悲しみを分かち合い、遺された家族で励ましあうようなこともできるものです。

 

しかし、家族の誰かが不在のときに、ペットが息を引きとってしまったとき、その事実を知らない家族に、報せるというつらい仕事が残されることになります。

 

もちろん、老衰等で、他の家族も、その日が遠くないと、ある程度の覚悟ができている場合はよいのですが、事故等でペットが急死したようなとき、その事実を家族に報せるということは、とても辛いことであります。

 

同じ家族であっても、ペットに対する愛情や思い入れには差があるものであり、家族の中で、一番そのペットを可愛がっていた人にそのような事実を伝えなければならないとき、何と伝えればいいのかさえわからなくなってしまうこともあります。

 

過去にも弊社プレシャスコーポレーションに、お子さんが旅行中で不在のときにペットが急死してしまい、お母さんが、その事実を知らないお子さんに「何と言えないいんですかね?」と泣きながら相談を持ち掛けられたこともありました。

そのような場合、お子さんの年齢や状況(不在の理由や期間)によっては、その事実をある程度の期間、伏せたほうがよいと判断したようなこともありました。※{悲しき嘘と聖夜の物語 }

もちろん、隠し通せることではないので、最終的には、その事実を伝えなければならないのでありますが、伝えるタイミングについてはご家族の方に判断してもらうようにしています。

 

いずれにせよ、ペットが亡くなったという事実を聞かされたときのショックは大きいものであるのですが、それを伝える側も、その間、一人でその悲しみを背負いながら家族の気持ちを思案するものであり、先に事実を知った者だけが経験するつらさもあるのです。

 

ですので、私はそのようなケースのご依頼のとき、事実を伝えた側の人に「つらかったでしょう・・・」と労いのお言葉をかけるようにしているのですが、私にそういわれたほとんどの人は背から荷物がおりたように静かに涙を流されるものです。

 

 

ペットの死を家族に伏せなければならないようなとき、大切な仕事や楽しみにしていた旅行等、理由は様々でありますが、そこにはその家族に対する愛情が存在していました。

 

ペット葬儀という仕事はペットに対する愛情を感じれる仕事でありますが、同時に家族の絆と愛情も感じれる仕事でもあります。

その愛情の中には時として「必要な嘘」というのもあるのです。


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ペットの急死を告げる病院からの電話

病気、怪我、老衰。

ペットの死因には様々な原因があるのですが、時に受け入れたくても受け入れないペットの死因に直面する飼い主さんがいらっしゃいます。

 

ペットとの別れは、それだけで悲しいことであるのですが、理由が明確で「やるべきことはやった」と納得のできることであるなら、遺された飼い主さんは辛くても受け入れざるをえないものであります。

しかしそれが、到底、納得のできないことである場合、悲しみ以前に怒りを覚えることもあるのです。

 

そのような事例で、もっとも多いのが病院から入院中のペットが亡くなったことを告げられたときであります。

もちろん、ペットが大病や大怪我をして入院してる場合、医師からも、ある程度のリスクの説明を受けますし、飼い主さんも回復を信じつつも、心のどこかで最悪のことも想定して覚悟を決めているものです。

ところが、簡単な検査入院や、避妊手術等で1~2日程度の短い入院の場合、飼い主さんはペットが生きて病院を出れないということを想像すらしないものであり、病院からペットの急死を告げられた飼い主さんのほとんどの方が「最初は何かの間違いだと思った」と口をそろえたように言われるのはそのためでありましょう。

半信半疑で病院に駆け付けた飼い主さんは、変わり果てたペットの姿を見て、初めて現実のことと理解し「いったい何があったのですか?」と医師に説明を求めるものの、このようなケースで病院側から納得のできる回答を聞くことのできた飼い主さんは、ほとんどいないように私は感じております。

中には「もともと体が弱かったのかも知れません・・・」「想像以上にストレスがたまってたのかもしれませんね・・・」とペットもしくは飼い主さん側に原因があったような説明をする医師もいるそうです。

 

当然ですが、ペット葬儀屋には、死因に関係なくご依頼があるので、最愛のペットが亡くなった原因もわからず、何一つ心の整理がつかないままセレモニーの当日を迎える飼い主さんもいらっしゃるのです。

そうような経緯でペットを喪った飼い主さんの中にはショックのあまり人間不信になられる方もいて、過去にはセレモニーのとき、呼吸をやめたペットの前でやり切れない思いを私達にぶつけられた方もいました。

 

セレモニーが進行する中で「こんなこと、葬儀屋さんに言っても仕方ないですよね・・・すいませんでした・・・」と涙ながらに頭を下げる飼い主さんを見るのは、とてもつらいことであり、何の力にもなれない自分の無力さを感じさせれる瞬間でもあります。

 

大阪市のIさんもそんな飼い主さんの一人でありました。

Iさんの愛猫のCちゃん※(仮名)は病院で避妊手術をうけた日未明に、病院で息を引き取りました。

 

退院の日でもあった、その日の朝、Iさんの携帯に病院から電話があり「大変申しにくいことなのですが、Cちゃんが亡くなりました」と担当の医師から告げられたのです。

Iさんは医師が言われた意味が本気でわからなかったそうで「え?それってどういうことですか?」と聞き返したそうです。

医師は静かな声で「昨日、帰るときには異常もなく、術後の経過も良好なようだったのですが、今朝来たら・・・誠に力不足ですか・・・」と言葉を濁しました。

Iさんは自分でもその言葉を口にするのが怖かったのですが「それってCが死んだってことですか?」と医師に訊ねました。

「はあ・・・あの、出来ましたら、すぐに病院の方にいらして下さい。直接説明させてもらいますので」そう医師に言われIさんはすぐに病院に向かったそうです。

 

病院に着いたIさんを迎えてくれたのは左目だけを半分だけ開けたままの状態で横たわるCちゃんでありました。

その傍らで担当の医師が「この度は、何と言えばよいのか、このような結果になりまして申し訳ありません」と椅子に腰かけたまま頭を下げられたそうです。

Iさんは泣きながらCちゃんを抱き上げましたが、Cちゃんの体から温もりは消え、頭が力なく垂れ下がりました。

そんなCちゃんを抱きしめたままIさんは床にへたりこんでしまい、声を出して泣いたそうです・・・

 

その後、医師から直接説明を受けたIさんではありましたが「はい。そうですか」と納得できるわけもなく、Cちゃんを抱いたまま医師に質問を投げかけました。

しかし、医師は同じような説明を繰り返すだけで、何の進展もなく、Iさんは、やり切れない思いのまま病院を後にしたそうです。

 

Iさんのは沈んだ気持ちの中であっても、その日のうちにCちゃんの御葬儀とご火葬をしてあげる手配を整えました。

翌日、私はIさんからのセレモニーのご依頼をうけ、Iさん宅を訪問し、その席でCちゃんの亡くなった経緯を聞かせてもらったのです。

Iさんは時折、声を詰まらせながら、やり切れない胸の内を私に話してくださったのですが、私はうなずくことしかできませんでした・・・

 

その後、私は火葬のとき、知り合いの医師とペットシッターの萬本さんにCちゃんの亡くなった経緯をメールで伝え、それぞれの見解を尋ねました。
その結果、決して多くはないが、避妊手術後、容態が急変し、亡くなる猫がいることを知り、その原因として、手術そのものに対するストレスによって亡くなることや、麻酔の副作用で心肺に影響をうける猫がいることを教えてもらいました。

Iさんが希望されたので、知人の医師と萬本さんのメールの内容を私なり整理しIさんに伝えました。

 

それを聞いたところでIさんが納得されたわけではありませんが、少なくとも、過去に同じような状況で亡くなった猫がいることを知ったことで「Cだけじゃないんだ・・・」とIさんは少しだけ表情を和らげておられました。

 

Cちゃんのセレモニーを終え、帰る私にIさんは「ありがとうございました」と涙ながらに言って下さいました。

Cちゃんお遺骨が納まったお骨壺を胸も前に抱いたまま見送ってくれるIさんの姿を見て、熱いものがこみ上げてきたのですが、結局、私は何一つ勇気づけることもできないまま、Iさん宅を後にしたのです・・・

 

私はIさんのような飼い主さんを見るたびに、現行の病理検査に理不尽さを覚えます。

ペットが家族同様の存在になった今でも、ペットの死因を解明する病理検査は飼い主さんが望むだけでは受けれないのが現状で、担当医の認可がないと受けることができません。

 

ペットロス症候群になる人の多くはペットの死そのものが受け入れられないことから症状を悪化させるものであります。

ペットの死因に納得が出来ない飼い主さんがペットの死を受け入れることが困難なのは誰が考えてもわかることであるのに・・・



 

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プレシャス会館の移転と新たなる試み

プレシャス会館の移転先が正式に決まりました。

現在の寝屋川市から本社のある守口市の国道163号線に面した四階建ての建物に移転します。

なお、時期についてはお盆明けの9月を予定しています。

それに伴い当会館納骨堂にペットの遺骨を納骨されている皆様には葉書にてお知らせさせていただきます。

 

新しい会館には現行のセレモニーホール、納骨堂、メモリアルグッズアトリエの他、スタッフ宿直施設も完備する予定であります。

そして規模が大きくなることに伴い、新たなる試みを検討中であります。

その一つの候補として、ペット葬儀の業界ではほとんど存在しない、人間でいえば霊安室にあたる、亡くなったペットを状態を保つことを目的として安置ルームを建設することも検討しています。

なお、それに関しては衛生的な問題も含め、然るべき行政機関に問い合わせしておりますので、正式に決まり次第ご報告させていただきます。

その他、ペットロスカウンセリングルーム等も設置する予定で、全貌については今後、スタッフ及び関係者と相談しながら決めていく予定であります。

 

いずれにせよ、9月の開館に向けて、邁進していきますので、宜しくお願いいたします。



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切ない無言の対面と通じる心

私達ペット葬儀屋がセレモニーのご依頼を請けてペットちゃんと対面するとき、そのペットちゃんはすでにこの世には存在しません。

当然といえば当然なことなのですが、身内や知人のペットでない限り、初対面はいつも無言の対面になるのです。

 

これはペット葬儀屋の悲しい定めであり、仕事をする中で、もっとも切なく感じる現実でもあります。

 

その切ない現実を埋めたいがため、私はセレモニーの席で必ずと言っていいほど、飼い主さんに「ペットちゃんは生前、どんな子だったんですか?」ということを訊ねてしまうのかもしれません。

 

これは私のこだわりというか考え方によれば、わがままなのかも知れませんが、やはりセレモニーを担当させてもらう以上、どのようなペットちゃんだったのかを理解したうえで、お見送りのお手伝いをさせてもらいたいと強く願っているからであります。

もちろん、飼い主さんが、精神的に、その質問を答えるに堪えれない状態であると判断した場合は、そのような質問はしませんが、横たわったペットちゃんを前に飼い主さんから聞かせてもらう話には、随所に愛情と絆を感じれるものであり、私はセレモニーを担当するうえで、その僅かな時間をとても大切に考えています。

 

そして、私なりに、飼い主さんの気持ちを受け止め、飼い主さんから聞かせてもらったペットちゃんのことを想いながらセレモニーを進行し、飼い主さんと変わらぬ気持ちでお見送りが出来たなら、それは葬儀屋として理想の仕事であると思っています。

 

しかし、飼い主さんから直接、話を聞いたからといって、切なさは完全に払拭されることはありません。

あくまでも、これは我々、葬儀屋の自己満足の域を過ぎない話なのであります。

 

そのことからか、支配人はセレモニーの席上や仕事を終え、会社に戻って報告する際に「すごく可愛いペットちゃんでした。生前に会いたかったです・・・」とよく口にするのかもしれません。

しかし、私は、生前に面識があればあるで、違う悲しみも生まれるものでありますし、支配人が言ってる意味も理解できるのですが、そう思うことで余計に切なくもなるのも事実なので、どんなに可愛いペットであっても「生前に会いたかった」と強く感じたことはありませんでした。

むしろ、面識がないからこそ、プロのおくりびととしての、役割を果たせるものであると思っていました。

 

 

そんな折、本社に私宛の手紙が一通届きました。

差出人は先月、私がセレモニーを担当した猫のチャーコちゃんの飼い主さんのKさんからでありました。

 

チャーコちゃんは持病もなく、健康であったのにも関わらず、今年の五月に5歳の若さで急死した猫ちゃんでありました。

亡くなる前日まで、普段と変わりなく元気に過ごしていたのにも関わらず、何の前触れもなく、突如としてこの世を去ったのであります。

 

当然のことながら、飼い主のKさん家族のショックは大きく、悲しみは深いものであったのですが、セレモニーを担当した私もチャーコちゃんの健康的な毛並みや体格を見て「いったい何が原因だったのですか?」とKさんに訊ねたほどでした。

 

Kさんからチャーコちゃんが原因不明の突然死であったことをうけ、私は最新の注意で火葬を担当させてもらい、ご火葬後、遺骨から判断できる原因を私の知識の範囲内で、Kさん家族に考えられる死因を説明をさせてもらったのです。

 

 

手紙には、チャーコちゃんへの変わらぬ想いと、セレモニーを担当した私への感謝の気持ちがKさんの直筆で綴られおり、チャーコちゃんが元気だったころの写真が同封されていました。

そして、その写真には「野村様、ありがとうございました。」チャーコ(♂)と印字されていたのです。

もちろん、その言葉はKさんがチャーコちゃんの気持ちを代弁したものでありますが、私はその写真を見たとき、自分でも不思議なくらい涙が溢れてきて、止めることができませんでした。

 

その涙は、私が今までペット葬儀という仕事の中で流した、どの涙とも違うものでありました・・・

 

言葉ではうまく表現できないのですが、悲しくもあり、切なくもあったのですが、嬉しさと喜びが入り混じった不思議な空気に包まれた感覚に浸ったのであります。

 

私がセレモニーの席で見るペット達の目は、閉ざしているか、半開きのものがほとんどであります。

好奇心旺盛な大きな目を開いてこちらを見ているチャーコちゃんの写真を見て(こんな目をしてたんだ・・・)と私は心でつぶやいたあと「本当に生前に会いたかった・・・」と強く思ったのです。

 

おそらく支配人が口にする、その言葉はこのような心境から出る言葉なんだろなと感じました。

 

 

初対面はいつも無言の対面。

でも、無言であっても心は通じているのかも知れません。

いや、絶対に通じていると私は信じています。

 

そう信じてるからこそ、この仕事をやってこれたのです。



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ハムスターの火葬

昨年の春頃から弊社プレシャスコーポレーションに寄せられるハムスターのご火葬のご依頼がとても増えました。

そのことで私が一番嬉しく思うのは、ご依頼してくださったうちの7割の人が以前、当社でハムスターの御葬儀及びご火葬された飼い主さんからの紹介であったことであります。

 

過去にハムスターや小鳥等の小さなペットは火葬した際、お骨が残りにくいという話をさせてもらったことがあるのですが、当社では目視による手動火葬を実施することで、細部に渡って遺骨を残すよう心掛けて参りました。

また、当社は飼い主さんの立会いのもと火葬を実施していることもあり、飼い主さんも、その場で私達の仕事の様子を傍で見守ることになります。

ですので、そのような飼い主さんからの紹介をいただけたということは、我々の仕事を評価してくださった証しでもあり、私はそのことに素直に喜びを感じるのであります。

 

一昨年にペット専門の自社製火葬炉のOKURUが完成しました。

OKURUはハムスターをはじめ、小鳥や爬虫類等、骨が繊細なペットの遺骨を綺麗に残すことを目的に設計した火葬炉でもあるのですが、OKURUの完成後、今までは難しかったカエルやヘビなどの火葬も可能になり、少しずつではありますが、それらのペットの火葬のご依頼も増えてきております。

 

犬や猫に比べ、決して依頼は多くはありませんが、ペットをお見送りされる飼い主さんの気持ちに差はありません。

 

プレシャスコーポレーションではどんな小さなペットであっても個別火葬が原則です。

今までも。そして、これからも、それは変わることはないのです。



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ペット葬儀の席で飼い主さんが一番悲しまれる場面

16歳で永眠した猫のトラちゃんの飼い主さんのUさんから「実は先ほど猫が亡くなりまして・・・こういうの(ペット葬儀)初めてなもんで。少し教えてもらえませんか」と電話があったのは、先月半ばの早朝でありました。

電話を受けた私は当社のセレモニーの流れを簡単に説明した後、Uさんの質問にお答えさせてもらいました。

Uさんは「骨はもらえる(返骨)のですね?」や「火葬のとき一緒におれますんですね(立会い)?」と何点か確認された後「無理言うて悪いんやけど、今日の昼頃来てくれますか?」とご依頼されたのであります。

 

約束のお時間にUさん宅を訪問した私をUさんは玄関先で丁寧に頭を深く下げて応対してくださいました。

Uさんは電話の印象通り、物静かな人でありました。

おそらく年齢は80歳前後だと思うのですが、小柄ながら背筋の伸びた、(礼儀正しいオジイちゃん)というのが私の受けた第一印象であります。

 

私はUさんに案内されるようにトラちゃんが安置されている居間に通され、トラちゃんに手を合わした後、お茶をよばれながら、生前のトラちゃんのお話をUさんから聞かせてもらいました。

トラちゃんは三年前に他界した、Uさんの奥さんの猫ちゃんだったそうなのですが、奥さんが亡くなってからは唯一の家族ということもあり、Uさんがトラちゃんをとても大切にされていたことが話を聞く中で伝わってきました。

「嫁さんが死んでからはこいつのためだけに生きてたみたいなもんですわ・・・」と横たわるトラちゃんの寝顔を見ながらUさんは目を潤ませられました。

 

その後、トラちゃんはUさんに抱かれ、出棺し、自宅前にとめさせてもらった火葬車の炉にお花と一緒におさめられました。

 

Uさんが合掌で見送る中、私は火葬炉の扉を閉めた後「どうぞこちらに」とUさんを火葬車の左側面にあるコントロールボックスの前にお連れしました。

弊社プレシャスコーポレーションでは、ご希望された場合、火葬の点火スイッチを飼い主さん自ら入れてもらっており、Uさんは、そのことを希望されたのであります。

 

「このスイッチを入れると点火します」と私は説明し、Uさんにボタンの場所を示しました。

Uさんは眉間にシワを寄せ、深く目を閉じながら「母ちゃん(Uさんの奥さん)のとこ行くんやぞ」と火葬炉のトラちゃんに向かって、大きな声で告げた後、点火のスイッチを入れられたのでした・・・

 

ペット葬儀のセレモニーで飼い主さんが涙される場面は数多くありますが、もっとも皆さんが泣かれるのは、火葬炉におさめる時と火葬炉の点火のスイッチを入れるときであります。

Uさんは葬儀のときも出棺のときも、目は潤ませても、涙を流すことはありませんでしたが、自ら火葬炉のスイッチを入れられたときは肩を縦に揺らせながら啜り泣きするようにして涙を流されていました・・・

 

私は飼い主さん自ら火葬炉に点火される際、安全上、誤作動がないように、すぐ隣で点火される様子を見守ることになるのですが、何度、経験しても、この場面はつらいものであります。

 

事実、点火のスイッチを入れた瞬間、腰が抜けたように泣き崩れる飼い主さんも少なくはなく、私はそれに備えて、いつでも飼い主さんの体を支えれるように準備をしています。

泣き崩れなかったとしても、Uさんのようにその場で立ちすくんで泣かれる人も多く、それが女性や小さな子供さんである場合、私は肩に手を置いたり、背中を摩って勇気づけたりすることもあります。

しかし、それが大の男の人であれば、慰められている事自体が恥ずかしく感じられる人もいらっしゃるので「大丈夫ですか?」とお声をかけるに留めるようにしています。

でも、この時私は、小さな背中を震わせて泣かれるUさんを見て、無意識に背中を擦っていたのです。

 

私は子供の頃、無類のお祖父ちゃん子でありました。

Uさんの背中に今は亡き自分のお祖父ちゃんの姿が重なったのかもしれません・・・

 

私は一分ほど、無言でUさんの背中を擦り続けました。

そして、Uさんは姿勢を反転させるように私のほうを向かれたのです。

大抵、このような場合「すいませんでした。もう大丈夫です」と言われるもので、そのように言われた後、私は摩っていた手をはなすのでありますが、Uさんは、振り向くと同時に私の胸にもたれ掛かるようにして、一際、大きな声を出されて泣かれたのです。

 

正直、面食らった私ではあったのですが、当然ながら突き放すようなことも出来ないので、そのままの姿勢でUさんの背中を(トントン)と小さく叩いて落ち着かれるのを待つことにしました。

Uさんは悲しみのピークに差し掛かったように、自宅前であるにもかかわらず、大きな声で泣かれました。

この日は過ごしやすい小春日和だったので、窓を開けたままのご近所さんがほとんどだったこともあり、Uさんの泣き声を聞きつけた数件のご近所の奥さん達が「何事かと」と外に出てきてしまったのです。

 

見かけないスーツ姿の男性である私にしがみつきながら泣かれるUさんを見た、ご近所の主婦の方の一人が、恐る恐る「あの・・・どうかされたんですか・・・?」と私に尋ねられたので「はい・・・実はUさん家の猫ちゃんが亡くなりまして、今、ご火葬中なんです・・・」とこたえました。

「ああ猫ちゃんが・・・びっくりした・・・なんかあったんかなって思いましたわ・・・」と言い残し、少し離れたところで輪を作っていたいた他の奥さん達に、そのことを伝えていました。

奥さん達は一同に「ああ・・・猫ちゃんが」とうなずきながら私とUさんを見ていたのですが、その内の比較的、ご年配のUさんとも年齢が近い三人の奥さんが歩みよって来られ「Uさん、大丈夫?しっかりせんと」と優しく声をかけてくれたのです。

Uさん宅は歴史を感じさせる住宅街であったのですが、長年、この地に住んでいるご近所さんも多く、Uさんとも顔見知りの方ばかりでありました。

ご近所さんに声をかけられたUさんは、少しだけ平静さを取り戻し、私から離れた後「すんませんな・・・猫やいうてもおらんなったら悲しいてな・・・」と俯きながらご近所さん達に頭をさげていました。

 

その後、声をかけてくださったご近所さんと一緒にUさんはトラちゃんの火葬を見守り、30分後、ご火葬は無事に終わりました。

 

お骨上げはUさん宅の居間で執り行ったのですが、終わりに差し掛かった頃、数名のご近所さんが玄関にお花と仏前菓子を届けてくださいました。

 

全てのセレモニーを終え、Uさん宅を出る際「なんか取り乱してすいませんでしたな・・・」と控え目な声でUさんは頭を下げられたので「いえいえ。とんでもありません」と私も深く頭を下げて、Uさんの自宅を出ました。

 

外に出ると、お花を届けてくださったご近所さん達が火葬車の近くにいらしたので私は「今日はどうもありがとうございました」と歩み寄りながら声をかけました。

「いえいえ・・・それよりUさん大丈夫ですか?」とご近所さんのお一人が訊ねられたので「今は少し冷静になられてますが、かなり気を落とされていますね。皆さまもたまにUさんの様子を見に来てあげてください。私が言うことではありませんが、Uさんのことお願いします」とその場で頭を下げました。

「わかました。まあ、この年なったら助け合わんとあかんからな」と一人のご近所さんが言うと「せや。困ったときは遠くの身内より近くの他人や」と温かい言葉で了解してくださいました。

奥さんに先立たれ、唯一残った家族でもあるトラちゃんも天に召された今、Uさんにとっては経験の無い寂しさの日々が始まることが私にも想像はできました。

 

ペットを喪ったご高齢者の飼い主さんが、それを機に一気に生きる張り合いを失うことがあります。

身寄りがない方なら、なおさら、その傾向があるもので、そんなとき、ご近所さんとの交流はとても大切なのかもしれません。

 

帰り際、バックミラー越しにUさん宅に入っていかれるご近所さん達の姿を確認して、私は少し安堵の気持ちになりました。

そして、私自身もこの近辺に来た際は、Uさんを訪ねるようにしようと心に決め、歴史ある住宅街を後にしました。



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