2012-03

セレモニーホール



プレシャス会館のセレモニーホールの写真です。

会館にお越しいただいて直葬をされる場合はこちらの祭壇でお焼香をあげ、ご家族とペットちゃんの最後のお別れの場としてご利用していただいております。

持ち込み直葬であっても合同では行わず、あくまでも個別セレモニー、個別火葬を徹底しており、出棺までのお時間もご家族の気持ちを尊重して長めにおとりさせてもらっております。

もちろんお骨あげもご家族の手で執り行うことができます。

「そんな日」が「こんな日」になるまで

私たちペットセレモニーという仕事は、ある意味、ペットを失った直後の深い悲しみの最中にいる人達と接する仕事でもあります。
 
ショックのあまり生きる目的すら見失ってしまうほど、落ち込む人も少なくはなく、とくにお一人暮らしの飼い主様はペットロス症候群(ペットを亡くしたショックにより無気力になる症状)に陥りやすいと言われており、私は、その兆候を依頼者様から感じとれたとき、セレモニーが終わってからも、時間の許す限り、お話などして少しでも気持ちが解れるように心掛けています。
 
しかし、次のセレモニーが入ってるときなどは、そんな依頼者様を残し、後ろ髪を引かれる思いでその場を後にすることもあり、そのような場合は、後日、訪問またはお電話にて心の状態のご確認をさせていただくこともあります。
 
以前、当ブログで{心に空いた穴}で紹介したキャバリアのソラちゃんの飼い主さんもペットロスの悲しみの中で自身を見失いかけられた一人でありました。
 
ソラちゃんのセレモニーを担当した私は、飼い主様のショックがあまりにも大きく、セレモニー当日は飼い主様が前向きになるような言葉を何一つかけることができませんでした。
 
というより、あの時点ではどんな言葉でも飼い主様の心には届かないと感じていたのかもしれません。
 
それほど飼い主様も心は失意の底に在りました。
 
翌日になっても気掛かりだった私は飼い主様に電話をかけたのですが、数コールの後、留守番電話に切り替わったので名前だけ名乗り、またおかけするとメッセージを残したところ、数分後に飼い主様より電話がかかってきました。
 
飼い主様はセレモニーの翌日ということもあり、気持ちが沈んだ状態ではありましたが、幾分かは落ち着かれた声でお話することができました。
 
その会話の中で私は「悲しいのは当然です。たくさん悲しむことは悪いことではありません。ただ悲しみのあまり日常の生活のリズムを崩すことは良くないと思います。ですので、辛い気持ちのままであっても、仕事や食事は通常通りされることを心掛けてください」と言いました。
 
飼い主様は「そうですよね。でも・・・どしても・・・まだ・・・」そう言って涙ぐんでおられました。
 
私は「私も同じ経験があるから言ってるのです。いつまでも悲しんでいたらソラちゃんも心配して神様のところにいけなくなるじゃないですか。辛い中であっても前向きに生活を続けていくと、ソラちゃんがなぜ○○さん(依頼者様のお名前)の元へやってきて、一緒に過ごしたのかがわかるときが来ます。そのときは温かな想いだけがのこって、ソラちゃんは○○さんの心の一部になるんですよ」
 
しばしの沈黙の後、飼い主様は「『そんな日』が来るとは今は思えません・・・」と力なく言われました。
 
その後、1時間ほどお話をし、飼い主様は私が言うように仕事には行くと約束してくれたので、その日は電話を切りました。
 
その後、ずっと気掛かりにはなっていたのですが、いちセレモニー会社の担当者にすぎない私が何度もお電話を差し上げることも不自然なような気がして、飼い主様との連絡は途絶えていました。
 
そして数ヶ月が経ったある日の夜、私の携帯にショートメールでソラちゃんの飼い主様から手紙が届きました。
 
メールの内容は「ソラの葬儀のときはお世話になりました。プレシャスさんが言ってくれたように私らしく生活しています」と短いものでしたが、飼い主様の心が前向きになっていることは伝わりました。
 
私はすぐに電話をかけ、別人とも思える元気になられた飼い主様の「もしもし」という声になんとも言えぬ喜びのようなものを感じました。
 
飼い主様は「お久しぶりです。その節はありがとうございました」と労いのお言葉をかけてくださり、「最近になってようやく野村さんの言ってくれた言葉の意味が少しずつ理解できるようになりました」と仰ってくださりました。
 
飼い主様は辛いながらも日常の生活を続け、化粧台に置かれたソラちゃんの写真と位牌に毎朝手を合わせてから出勤する毎日を過ごしているとのことでした。
 
飼い主様は「野村さんが言ってくれたようにソラが私の心の一部になるって聞いたとき。『そんな日』が来るなんて信じれなかった。でも今は、ちゃんとソラの存在を心で感じれるんです」と言い、最後に「そう言える『こんな日』が来るなんてあのときは思えなかった」と言ってくださいました。
 
電話を切った後も、私の中で温かな余韻が残り、すこしの間、浸っていました。
 
毎日のようにペットの死とその悲しみの中の遺族に立ち会う仕事の中で、その悲しみを乗越えた遺族の方達との交流は私たちペットセレモニーという仕事の心の支えでもあるのです。
 
 
 
 

火葬のとき・・・ ご家族とのふれあいの時間

ペットセレモニーは人間同様、家族とのお別れの儀を経て、出棺し、火葬に入ります。、火葬の時間はペットちゃんの大きさや種類によっても違うのですが、30分~2時間の時間を要します。
 
この火葬の時間はある意味、我々セレモニースタッフとご家族との会話の時間になることがあり、火葬炉に付きっきりの私どもを気遣ってくれてか、いろいろと生前のペットちゃんのお話やエピソードを話してくれるご家族がとても多く、このスタッフブログに書かせてもらったお話も、この時間に聞いた話がほとんどであります。
 
お経や音楽を流してのお別れの儀は、やはり悲しさに包まれた中で進行していくことがほとんどなのですが、それを終え、火葬炉に納められたときが悲しみの区切りになるのか、火葬の待ち時間はご家族の方達がペットちゃんの思い出話を笑顔を交えてお話されていることも珍しくありません。
 
その輪に我々も入れてもらい、いろいろなお話を聞かせてもらったり、逆に私たちもセレモニーという仕事を通じて経験した、ペットにまつわるいろいろなお話をさせてもらうこともあります。
 
不謹慎な表現かもしれませんが、私はこのご家族とのコミュニュケーションの時間がとても好きで、元来、話好きな性格も手伝って、その日会ったとは思えないほど、深く話し込むことも度々あります。
 
数時間前までは面識の無い他人同士であった者が、ペットセレモニーを通じ依頼者と請負人という立場になり、セレモニーが全て終わったときには同志になっている。
 
とても不思議なことではありますが、ひとつの命の灯が消えるとき、その命が結んでくれる、年齢も性別も超越した関係性の変化はとても言葉では言い表せれるものではありませんが、ペットの死という悲しい現実に立ち会う仕事の中で、私がこの仕事を続けてこれたのは、その命の灯が結んでくれたペットを愛する人たちとの多くの出会いがあったからなのかもしれません・・・
 
 
 

兄弟犬

大東市のミニチュアダックスの兄弟犬のお話を紹介させていただきます。
 
とあるご夫婦がペットショップに立ち寄ったのは11年前に遡ります。
元々、飼うのは1頭と決めていたのですが、ショップの同じゲージで仲良く遊んでいたミニチュアダックスの兄弟に魅了されて、どちらかを選ぶことはできなくなってしまったのです。
 
仲の良い兄弟を引き離すのも可哀想な心境になり、どうせなら兄弟揃って家に迎え入れることにしました。
 
お兄ちゃんはロック。弟はキッドと名付けられ、大東市にお住まいのご夫婦と一緒に過ごすことになり、その日のうちに家族の一員になりました。
 
お兄ちゃんのロックはおとなしい性格であまり家族を困らせませんでしたが、弟のキッドは大きな犬にもかかっていくようなヤンチャな性格でした。
 
食欲もキッドのほうが旺盛で、すぐに自分の皿は平らげ、ロックの皿に割り込み一緒に食べる有様でした。
 
見かねたご夫婦がいつもキッドを叱っていましたがロックは弟にご飯を半分とられても一度も怒ることはありませんでした。
 
兄弟なのに両極端な性格の2頭だったのですが、それぞれの個性が愛らしくご夫婦は兄弟犬を大切に育てました。
 
どちらかというとおとなしいロックはご主人と相性がよく、逆に奥さまはヤンチャなキッドがお気に入りで、散歩のときもご主人とロック。奥さんとキッドの組み合わせでした。
 
兄弟犬がご夫婦のところにやってきて8年が過ぎようとしてたころ、奥さんはロックの異変に気付きました。
 
明らかに元気がなくご飯もほとんど食べなくなったのです。
 
奥さんはご主人が帰宅するのを待ち病院に向かいました。
検査の結果、ロックは肝臓に大きな障害があることがわかりました。
 
ロックの病気は完治は難しく、投薬をしながら生活していくことになり定期的な通院生活を余儀なくされました。
 
元々おとなしかったせいか、ロックは病気が発覚してからも、普段と変わらぬ仕草でご夫婦を安心させましたが、キッドがあきらかに変わったのでした。
 
あんなにヤンチャだったのにロックが病気になってからすっかり元気がなくなったのです。
 
心配になったご夫婦はロックの通っている病院でキッドの検査もしてもらったのですが、異常はなく、健康体そのものだったのです。
 
きっと兄のことを心配して気を落としていたのかもしれません。
 
散歩のときも遅れがちのロックの歩調に合わすようにキッドもゆっくり歩くようになり、ご飯もロックが食べてるのをじっと見守るようになったのです。
 
ご夫婦は病気を患ったロックもそうですが、元気がなくなったキッドを見るのも辛く感じるようになっていました。
 
ロックが発病して3年が経ったある早朝、ご夫婦はキッドの鳴き声で目がさめました。
いつもと違うキッドの悲しげな鳴き声に嫌な予感のまま兄弟犬のベッドを覗き込んだ夫婦の目に飛び込んできたのはキッドの隣で息絶えたロックの姿でした。
 
目も口も閉じた安らかな顔のまま逝ったロックとは対照的に眉間にシワを悲しげに寄せ、眉を下げた顔でご夫婦を見上げるキッド・・・
 
ご主人がロックを優しく抱き上げ、「苦しまずに逝けたんか?」と語りかけました。
奥さんはキッドを抱き上げ「知らせてくれてありがとう」と言いました。
 
ご主人は奥さんに抱かれたキッドの頭に手をやり「お前が看取ってやったんやな。えらかったな」そういって撫でてあげたらしいです。
 
ご夫婦はその日、休暇をとって仕事を休みました。
 
正午になるまでご夫婦は兄弟犬を抱いたまま、ロックの思い出話をしながら祈りを捧げるように静かに過ごしたらしいです。
 
弊社プレシャスコーポレーションにセレモニーの依頼があったのはその日の夕方でした。
 
担当した私はセレモニーの準備をしている間、ご夫婦から兄弟犬が家に来た日から今日までの話を聞かせてもらったのですが、ご夫婦の隣でお行儀よく伏せているキッドちゃんを見て、少し胸が痛くなりました。
 
キッドちゃんは明らかに悲しげな表情をしていて、時折、祭壇に歩み寄ってロックちゃんの顔を覗き込むような仕草をしてました。
 
ご主人がそんなキッドちゃんに向って「キッド。もうこれからは気兼ねせんと、以前のようにヤンチャしてもいいからな」と優しく話しかけていました。
 
全てのセレモニーを終え、挨拶を交わしたとき、奥様に抱かれたキッドちゃんの顔が少しだけ元気になってるように感じました。
 
ご主人が言ったようにキッドちゃんには、自分らしい元気な姿を一日でも早く取り戻してほしいと私は思いました
 
 
 
 

永代供養像



プレシャス会館のシンボル的象徴である永代供養像が完成間近となりました。

浄土宗西向寺のご指導の基、宗派を超越した、ペット専門の供養像の完成は私たちプレシャスコーポレーションの念願であり使命でもあります。

完成予定日は3月24日であります。

 

 

 

 

直葬について

 
皆様は「直葬」という言葉をご存知ですか?
直葬とは葬儀をせず火葬のみをすることで、人間の世界ではここ最近、直葬の件数が増えており、首都東京での直葬の件数は葬儀全体の三割を超え、地方でも一割が直葬だそうです。
 
直葬が増えた理由として、葬儀にかかる金銭的負担による経済的な理由。親戚付合いの低下。最後にメディアの影響によって直葬の市民権が広まったことなどがあげられます。
 
ペットの世界でも直葬の希望者が増加の傾向にあり、人間同様、経済的な理由の他、ペット禁止マンションで飼っていたため、内々にすませたい等の理由が大半を占めます。
 
慣れ親しんだ自宅での家族葬を推奨してきた弊社プレシャスコーポレーションではありますが、上記の理由の他にお一人暮らしの飼い主様が増えたこともあり、最近はセレモニーは行なわずに火葬のみを希望される依頼者も増えました。
そこで弊社でもそれらのお声にお応えするべく、大阪寝屋川市のプレシャスセレモニー会館での直葬の執り行いを始める運びとなりました。
 
もちろん直葬といってもプレシャスコーポレーションの拘りでもある完全個別による手動火葬でお弔いをさせてもらい、飼い主様によるお骨上げ~返骨もさせていただきます。
 なお、料金に付きましては当HP「料金について」

http://www.precious-corporation.com/service/price.htmlを参照してください。

また、直葬と申しましても、完全予約制となっておりますので、ご依頼の場合は必ずお電話にてご連絡くださいますようよろしくお願いします。



 

 

羽を奪われた小鳥~セキセインコの火葬~

今回は生まれつき遺伝性の脱羽の病に侵されながらも生涯を真っ当した一羽のセキセイインコ「プーちゃん」のお話を紹介させていただきます。

プーちゃんは先にも述べた病気により鳥の命ともいえる羽を奪われ、生涯一度も飛ぶことがないままこの世を去りました。

 

誕生したときから短命を宿命付けられたにも関わらず家族の手厚い介護により一般的な小鳥の平均寿命と言われる8年の生涯を精一杯、生き抜きました。

 

プーちゃんが家族の元に来た日から壮絶ともいえる最後の時までを、セレモニーを担当した弊社プレシャスコーポレーションに送られてきたご家族からのメールをそのまま掲載する形でご紹介させていただきたいと思います。

 

なお、個人情報に関わる箇所は伏せさせていただきましたのでご理解の程、よろしくお願いします。

~~~~~~~~~~プーちゃんのご家族 からの手紙~~~~~~~~~~~~~

プレシャスコーポレーション様
ご担当 Y様
先日、大阪府八尾市の自宅で愛鳥プーの家族葬を
お願いさせていただいた○○です。(娘の方です) ※依頼者様の個人情報につき伏せさせていただきます。

 

その節は、大変お世話になり本当にありがとうございました。
手厚く弔っていただけて、家族一同、心から感謝しています。

 

冷静なつもりではいましたが
やはりいっぱいいっぱいであまりお話できなかったので、
もしよかったら、送っていただいたプーのことを少し聞いていただけたら
嬉しいです。(お忙しいのに一方的に恐縮です)

 

我が家は私が幼い頃から常に小鳥がいる家で、保護したり、里親になったり・・
初めて小鳥を飼う前にも、ご近所の小鳥と写った幼い私の写真があったり。
ずっと、小鳥と縁がありました。

 

プーは、8年前の母の誕生日に、父が知人からお迎えしてきたセキセイインコです。

まだヒナだったので、差し餌をしながら大事に育てました。

当時、家を建てかえたところだったのですが、やんちゃ盛りのプーが
新しい畳をボロボロにしても、皆ニコニコ見守る溺愛ぶり。
本当に皆がプーを大好きで、小さな小鳥に夢中でした。

 

そんな中、飛ぶ練習を始めたのに何故か飛べず、
飛び羽やお腹の羽がどんどんなくなりはじめました。
獣医の診断は、母鳥からの遺伝からくる脱羽の病気。
(人間で言うと、乳歯が永久歯に生え変わるはずが
永久歯が生えず、ずっと乳歯が出てくるという感じです。)

 

一度も羽ばたくことなく、
プーは飛べない小鳥になりました。

小鳥が飛べないというハンデは、とても胸が痛みましたが

たとえ不自由でも、せめて他の面ではこの子が悲しくならないように、
楽しい気分でいられるように、翼の代わりになれるように・・・。
ずっとプーを最優先に、一番に考えてサポートしてきました。

Y様にも少しお話させていただきましたが、
飛べない分、他の機能が発達したのか?
感情豊かで、とてもお喋り上手な子に育ってくれました。

 

自分で飛んで移動することができないからか

(人間が手の中でふんわり抱きながら移動してました)
ケージに戻りたくなれば「オウチカエル!」と
意思を言葉で伝えるようになったり。

 

嘘みたいなのでなかなか信じてもらえないのですが・・・。
(母の話を聞いてくださってありがとうございました)

 

そして臆病で短気、だけど明るく優しい子で
私が悲しんでいれば顔を覗き込んで心配そうにし、
具合が悪くて臥せっていれば側まで来て見守ってくれたり
私が焼くパンが大好きでいつも「オイシイ」と言ってくれたり
誰かが出掛けるときは「バイバーイ」と言ってくれたり。
その可愛らしい姿に、想いにいつも胸がいっぱいでした。

 

プーの羽は飛べない小さな羽だけど、
私達家族にとっては天使の羽のようでした。
飛べなくても、どんな姿でも、大切な家族でした。

 

そんなプーが1月中旬に肺炎になり、それまで元気にお喋りしていたのに
全く話さなくなりました。
高齢ということもあり、注射をしてもお薬を飲ませても、なかなかすぐに
回復せず・・・。
全身の羽が薄いので、部屋の温度は35度をキープするよう獣医に言われ、
亜熱帯?というような部屋の暑さの中、ヒーターの前で手の中のプーを
一日中、何日も温め続ける日々。

 

プーも苦手なお薬を「飲んでね」と口元まで持っていくと
頑張って飲んでくれて。
一日に何度もなので、本当に嫌そうだったけど・・・。

 

2月になり、少しずつ回復し、一応肺炎は完治し、
プーも少しお喋りが戻った矢先、でした。

 

2日くらい前からまた元気がない感じでしたが
それでも食欲もあるし、きっと大丈夫だと信じていました。

高齢と、肺炎の治療で消耗してしまったのか足元がおぼつかなくなって
病気以来ずっと、人の介助がないと止まり木にとまったり、
ケージへの出入りが出来なかったのに。
病後は一度も、自分からケージに帰ったことがなかったのに。

亡くなった22日の朝、
最期、誰も見ていないときに一人でケージに帰って
いつもの場所(上の段)にとまっていました。
フラフラになりながら、懸命に木につかまって。

それは私がいつも出勤する時間で、
プーのいる部屋をのぞいて、出かける挨拶をいつも必ず私がするので、
以前と同じように元気な姿で、私を見送ろうとしてくれたのかなと
良い風に思ったりです。

 

いつも朝食はプーと一緒に、私が焼いたパンを食べていたのですが、

その日は元気のないプーを心配してつい、メソメソしてしまっていたから・・。

動物は死期がわかると聞きますが、

私が会社から帰宅する夜までは厳しいとプーが感じて、
私がいないうちに静かに命を閉じたら
元気のない姿を心配したままの私が悲しむから、
最期に、大丈夫な姿を見せようとしてくれたのかなと・・思えてなりません。

 

まあ、最期は自分の家に帰りたかったのかもしれませんが・・・。
弱ってる姿を見せてはいけないという本能かもしれませんが・・・。
(でも何度か小鳥を看取っていますが、皆静かに亡くなりました)

止まり木の上でフラフラになっているプーを母が助け出し、
その母の手の中で息を引き取りました。
最期が母の手の中で、よかったです・・・お母さん子だったから。

もし、ケージに帰らなければ、止まり木にとまろうとしなければ
苦しまず、眠るように命を終えられたかもしれないのに。
文字通り命を削って、最後の力を振り絞って
苦しくても、元気だった頃の姿を見せようとしてくれた、プー。

その痛々しい姿を思い出すと、今でも涙がこぼれますが
これがプーの決めたこと、静かに逝かなかったのは
プーが自分で決めた最期なんだと・・この子の意志をちゃんと
受け取らないと、と今は思います。
笑われてしまうかもしれませんが・・・立派な最期でした。

飛べない小鳥と暮らすことで、動物が障害を持つということを教わり、
最期の姿に、大げさですが生き様というか、決意と覚悟を教わったように思います。

 

大事な家族の為に力を尽くして、命を燃やすこと。
強烈な印象で、力で、教えられました。

当分は無理ですが、いつか・・・何年先になるかわかりませんが
プーと同じ病気で里親が見つからない小鳥を
私の元に、またお迎えできたらいいなと思っています。
プーが教えてくれたことを、つないでいけるような自分になりたい。

それがきっと、Y様が言ってくださった
「遺された家族は、後悔のない人生を」ということにならないかな・・・?と
今は思っています。

 

長々と想いを書き連ねて申し訳ありません。

突然のことで、火葬も初めてで、
前日まで訪問火葬というものがあることすら知らず、
いろいろ調べてみたものの、不安ばかりで・・・。

そんな中プレシャスコーポレーション様を見つけ、ブログを拝見し、
こちらならきっとプーを大事に送っていただけるはず・・と。
正直、ただ祈り信じるしかありませんでした。
そして信じてよかったです。

あんなに立派な衣装まで着せていただいて、
お花を手向けていただいて、
なでていただいて、
祈っていただいて・・・
家族として、幸せに思います。

 

寒がりだったプーを、冷たい土の中で弔うことがどうしても出来ず、
でも小鳥を火葬なんて・・・お願いできるのだろうかと
両親も案じていたので、家族皆でプーのお骨を拾うことが出来、
心から安堵しました。

 

今も家の中に変わらず、プーがいてくれるような気がします。

毎日お骨に話しかけています。

すぐにお礼のお手紙を差し上げたいと存じつつ、
やはり少しガックリきてしまい・・遅くなってしまいました。
また取り急ぎとはいえ、メールでお礼申し上げて、失礼をお許し下さい。

少しずつ季節が変わろうとしています、
どうぞ皆さまご自愛になってお過ごし下さい。

この度は本当にありがとうございました。

○○○○(依頼者様のお名前)



 

追伸:

「生前会ってみたかった」と言っていただいた言葉を真に受けて(!)
下記は生前のプーの映像です。
喋ってくれるのが嬉しくて、動画サイトに載せていました。
もしよかったら、ちらっと覗いていただけたら幸いです。
↓   ↓
http://www.youtube.com/user/yumyumyum83?feature=watch

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手紙を読み終えて・・・

プーちゃんは病により、我々人間もが憧れる「大空を自由に飛ぶ」ことは出来なかったけれど幸福な一生だったと思います。

そして天国では天使の羽で自由に飛んでいるに違いありません。

好きなだけ飛び回り羽を休めたくなったときプーちゃんは姿形を変え、家族の元に戻ってくるでしょう。

そのとき家族の方達はどれだけ姿が違っても、きっと「プーちゃん」だとわかるはずだと私は思っています。

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



 

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