スタッフブログ―スタッフの日々、感じたことを発信します。

自分の存在価値

私からこの子をとったら何も残りません

自分は何の価値もない人間になったんです・・・



 

 

この子が居ない人生なんて考えられない・・・

離れたくないです。

死んでも一緒に居たいです。

一層の事、私も火葬炉で一緒に焼かれてしまいたい・・・



 

 

生きる支えを失いました。

もう生きる目的もありません。

明日から何をすればいいんでしょうか?



 

これは、私が担当させてもらったセレモニーの席で、または、後日、手紙などで飼い主さんが実際に口にされた言葉であります。

 

どんな人でも生きる支えを失ったとき、自分の存在価値が見えなくなってしまうようなことがあります。

 

また、人間は誰かに必要とされていることで、生きる張り合いを見出し、それだけが自分の存在価値であると、決めつけてしまうようなこともあります。

 

時にペットはその最たる対象に位置することは、現代社会に置いて珍しいことではありません。

 

しかし、それは錯覚であり、その一つの事実だけを取り上げて、自分で自分の存在価値を計ること事態、間違いであり、そのことだけで、人間の価値が決まるほど、人生は単純なものではありません。

 

それに、自分で自分の存在価値を決めれるほど、人間は偉くはありませんし、そんなことをする必要もないのです。

 

どんな人であっても、手探りしながら生きているのであって、知らないうちに、いろんな支えを受けながら、置かれた立場で自分のやるべきことをやるだけで充分なのです。

そうやって生きていくことだけでも、今度は自分が誰かの支えになっていることもあり、生きる勇気を与えていることだってあるのです。

 

 

冒頭に書いた、ある意味、生きる目的を失った飼い主さん達は、その後、どうされたのか?

 

皆さん、元気にされています。

 

再び自分の足元を見つめながら歩き出されるまでは、個人差はあったものの、皆さん、それぞれ前向きに歩いておられます。

 

結婚をされて、お子さんが生まれ、母親になられた人もいますし、自分の本当にやりたいことを見つけ、理想の仕事に就かれた人もいます。

 

そんな皆さんは、大切なペットと過ごした日々が、自分の人生で大きな財産となり、今の生活に息づいていると仰います。

 

もし、私が先立ったペットの立場であったのなら、そんな飼い主さんを見て、心底嬉しく感じると思います。

 

そして、その時、天国で「こんな自分でも存在していた意味があったんだ」 と実感しているのかもしれませんね・・・

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



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