スタッフブログ―スタッフの日々、感じたことを発信します。

留夏 逝く・・・

以前、このブログ{私の癒される場所}でも書かせてもらったドッグカフェ「canis」(カニス)さんの看板犬、留夏(ルカ)が今年の秋に永眠しました・・・

 

ルカはサルーキという大型犬に属する犬だったのですが、私が今まで見たどの犬よりも優雅という言葉がピッタリとくる犬でありました。

ルカと出会ったときは、すでに高齢と呼べる年齢であったのですが、それを感じさせないほど艶のある毛をした、本当に美しい犬でした。

 

立ち姿も歩く姿も優雅で落ち着きがあり、見る人、全てに洗礼されたような印象を与えるのです。

モデルでもある、飼い主のカニスのオーナーKさんと並んで歩くと、何とも言えぬくらい絵になる犬でありました。

 

 

私はルカが吠えたり唸ったりしたのを見たことがありません。

いつも穏やかで、カニスの扉を開けたらフッと顔を上げて私を迎えてくれました。

 

私がカニスさんに行ったときは、いつも一番手前のテーブルに座るようにしていたのですが、それは、そのテーブルのすぐ右前ぼ場所はルカの定位置であり、ルカに一番近い席であったからであります。

 

ルカはいつも、私が「ルカ」と呼ぶと、スクっと立ち上がり、長く細い足でスッ・・・スッ・・・とゆっくりと近づいてきて鼻先を寄せてくるようにするのです。

そして、長い鼻を私が撫でると、上目づかいをしながら私の顔を見つめるのです。

 

 

 

新しい会館に引っ越して間もない頃、カニスのオーナーさんと一緒にルカが会館に遊びにきてくれたことがあったのですが、ちょうど、その時、私は不在であり、ルカと会えずじまいでありました。

 

会館に戻ったとき、支配人から「今日、Kさん(オーナーさんの名前)とルカが来てたんですよ」と報告をもらったとき、私は「ルカも来てたん?会いたかったな」と独り言のように言ったのを覚えています。

 

この時、私は、もう二度とルカに会えなくなるとは夢にも思っていませんでした・・・

 

それからしばらくして、台風が大阪に接近した日のことです。

ちょうど、その日、台風の影響を考慮して、葬儀のご依頼は入れないようにしており、全て翌日に予定を振り分けていました。

 

しかし、台風は直前に進路を変え、大阪を直撃することはなかったのです。

私は雲間から漏れる陽を見上げながら、支配人に「こうなるとわかってたら、延期しなくてよかったのにな」と会話をしていたときのことでした。

Kさんから携帯に着信があり「野村さん?・・・今、大丈夫ですか?」と少し、いつもと違うトーンで訊ねられたのです。

私は何も知らずに「あ!Kさん^^ 大丈夫ですよ。どうされたんですか?」と大きな声で返事をしたのですが、Kさんが次に口にしたのは「あの・・・ルカが・・・逝きました・・・」という言葉でありました。

 

私は一瞬、Kさんが言われたことが、どういう意味かがわからなくなってしまい、頭を整理しながら「ええ?Kさん、なに言うて・・・・」と、そこまで言ったとき、受話器から伝わるKさんの息づかい感じ、これが悪い冗談でないことがわかったのです。

それでも私は信じられず「あのKさん。本当に言うてるはるんですか?」と確認するように聞き返しました。

Kさんは、声を詰まらせながら「はい。本当なの・・・本当にルカが亡くなったの・・・」と言われたのでした・・・・

 

Kさんは「それで、本当はもう一日、置いておきたかったんだけど、なるべく綺麗なまま見送ってあげたいから・・・野村さん、急で悪いんだけど、今日ってこちらに来れますか?」と申し訳なさそうに言われました。

「大丈夫です」と私は返事をし、時間を決めた後、電話を切りました。

電話を切った私のただならぬ顔を見た支配人が「どう・・・したんですか?なにかあったんですか?」と不安気な顔で近づいてきました。

私は一呼吸置いて「ルカが・・・カニスさんのルカが亡くなったらしい」と伝え、それを聞いた支配人は、会館に響き渡るくらいの声で「ええ!!!嘘でしょ?本当ですか?この前、会館に元気そうに来てたじゃないですか!」と信じれないと言った顔で吐き捨てるように言ったのです。

 

「ほんまや。とりあえず、用意して、今から一緒にKさんの家に行こう」と私は支配人に言い、二人でKさん宅に向かったのです。

その車中、支配人が「依頼を延期したのも、台風がそれたのも、全部、このためだったんですかね・・・」と助手席から窓を眺めながら、独り言のように言ったのですが、私も、そのとき、まったく同じことを思っていました・・・

 

それでも、まだ私はルカが亡くなったことを信じられずにいたのです・・・

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



 

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