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犬の火葬~大阪市のパピオン ルルちゃんの最後のトリミング

大阪市のパピヨンのルルちゃんのご火葬のご依頼がありました。

享年14歳。

飼い主さんご手製の祭壇に寝かされているルルちゃんを見た私はイメージする耳が蝶のような形のパピヨンとは違い、サマーカットをしたばかりでチワワのような印象を受けました。

私は飼い主さんに「カットしてすぐ、お亡くなりになられたのですか?」と尋ねたところ、

「いえ、亡くなってからカットしてもらったんです」と涙ながらにお答えくださりました。

詳しく話を聞いてみたところ、カットの予約をしていた日の早朝に、ルルちゃんは亡くなり、カットのキャンセルの電話を入れたところ、トリマーの方がわざわざ自宅までお花を届けてきてくださり、自宅でカットもしてくれたとのことでした。

ルルちゃんは長年、そのトリマーさんにトリミングを担当してもっらっていたらしく、トリマーさんは泣きながら、ルルちゃんの最後のトリミングをしてあげたそうです。

飼い主さんは、カットしたルルちゃんの毛を大切そうにハンカチに包んでもっておられ、火葬のときも両手で握ったまま祈っておられました。

 

火葬がおわり、ルルちゃんのお骨はあげは飼い主さんの手でおこなわれ、自宅にて保管されることになりました。

ルルちゃんの骨壷はピンクの骨壷袋に施され、リビングのショーケースの中で元気だったころの写真と毛と一緒に収められました。

骨壷の脇に飾られたお花はトリマーさんがもってきてくださったもので、花束の中には「さようなら」ではなく「ありがとうルルちゃん」と書いた手紙が入っていました。

飼い主さんは、私が帰るときに玄関までお見送りしてくださり、「ありがとうございました」と労いの言葉をくれました。

私は「ルルちゃんは女の子なんで綺麗な姿で神様のところにいけて喜んでいると思います」と言ったところ、飼い主さんは大粒の涙を流しながらも、「はい。そうですね」と笑顔でこたえてくださいました。

私が担当したセレモニーで亡くなってからトリミングしていたのはルルちゃんが初めてでした。

人間でいう「死化粧」にあたるとしたら、それは我々、セレモニー会社の仕事なのかもしれません。

私はトリミングされたばかりの綺麗なルルちゃんの姿を思い出し、今後、そのようなサービスができないものかと考えされました。



 

 

 

 

 

 

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