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悪夢のような事故現場を再び訪れるとき

早いもので、もうすぐ1年になります。

トイプードルのハロくんが飼い主さんと海水浴に向かう途中、交通事故の被害に遭い5歳という若さでこの世を去ったのは昨年の夏でした・・・

※{トイプードルのハロくんを襲った旅先での悲劇 }参照

 

今年も夏が来て、レジャーシーズンが到来しました。

そんな折、ハロくんの飼い主さんであるHさんご夫婦の奥さんよりお手紙が届いたのであります。

 

 

お手紙には、ハロくんのセレモニーを担当した私に対する感謝のお言葉とHさんご夫婦の近況が綴られておりました。

 

ご夫婦は先日、ハロくんの追悼も兼ね、ハロくんが命を落とした場所であるT県に行かれたようでした。

 

ハロくんは昨年、ご主婦と一緒にT県に海水浴へ行ったとき、海岸線を猛スピードで走り抜けていった車にひかれ命を落としてしまいました。

 

そのセレモニーの席でご主人さんは「もう一生、海に行きたくない」と涙を流しながら言っておられました。

 

生きていくにあたり「たら」「れば」は禁物なことではありますが、わかっていても人間は振り返りながら後悔する生き物であります。

 

あのときあの場所に行ってなかったら・・・

あのときちゃんとリードをつけていれば・・・

 

愛するペットを喪ったことを機に、いろいろなトラウマに悩まされるようなことがありますが、ご主人にとってそれが「海」だったのでありましょう。

そんなご主人を気遣うように「そんなこと言ったらハロが悲しむよ」と自身も悲しい最中であったのにも関わらず、優しい口調でご主人さんを励まされていた奥さんの姿が印象的であり、私はその光景を昨日のことのように覚えております。

 

そんなご夫婦がハロくんの一周忌を兼ね、同じT県に訪れたのは、事故現場に御参りと、とあるご報告をされるためでもありました。

とあるご報告とは・・・

 

一つはハロくんとの突然の別れはとても悲しい出来事だったけど、私達夫婦は共に支え合いながら前向きに生きていること。

そして、もう一つは奥さんのお腹に新たな命を授かったこと。だそうです。

 

手紙を読み終えて、私は自分の胸が熱くなっていることに気付きました。

私はこの一年、ご夫婦が悲しみを背負いながらも、励まし合いながら過ごされたことを知り、素直に喜びを感じたのです。

 

目の前で愛犬を事故で亡くす。

 

この例えようのない悪夢のような出来事を私も幼いときに経験をしました。

 

ショックのあまり、その場では涙も出なかったことを記憶しています・・・

 

私はその後、ペットロス症候群に陥り、自宅から程近い事故現場を避けるようにして生活をしていました。

 

私が父に連れられて再び事故現場を訪れたのは事故から半年ほど経ったときだったのですが、事故現場に着いた途端、涙が溢れてしまい、人目を憚らず号泣したことを覚えています。

 

 

思い出したくもない過去に向き合うというのは、簡単なことではありません。

愛犬を喪った事故現場を再び訪れようと決めたHさんご夫婦にも、心の葛藤があったはずです。

 

それでも、行くことを決めたのには、愛犬との突然の別れを受け入れたうえで、想い出だけは胸にしまい、これから前向きに歩んで行こうとする決意の表れなのかも知れません。

 

奥さんは現在、妊娠七か月だそうで、もう赤ちゃんの性別も判明しておられるそうです。

赤ちゃんは男の子で、ご夫婦はすでに名前も決めていると手紙には書いてありました。

 

赤ちゃんの名前は「はるお」ちゃん。

まだ、どのような漢字にするかは未定だそうですが呼び名は「はるお」に決めてらっしゃるということです。

 

「はるお」という名前に決められた理由は明快で声にして呼んだとき「ハロ」くんと似ているからだそうです。

 

 

ご夫婦がハロくん過ごしたのは5年にも満たない期間でありました。

しかし、ハロくんが残した数々の想い出をご夫婦は永遠に忘れることはないでしょう。

 

そして、ハロくんと過ごしたことで芽生えた感情や学んだ教訓は、新たな命と向き合うときに必ずプラスになるはずです。

そして、その経験を活かすことがハロくんの生きた証にもなるのだと、私は思っています。

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



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