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飼い主さんに染まるセレモニー

ペットとの旅立ちと、その飼い主さんの見送り方は様々であります。

私のブログはどうしても悲しい別れを題材にさせてもらうことのほうが多いのですが、いつもそのようなセレモニーばかりなわけではありません。

確かに不慮の事故等の急な別れには涙はつきものではありますが、大往生の末、安らかに旅立ったペットには笑顔でお見送りするご家族もいらっしゃいます。

 

当り前といえば当り前なのですが、どんなご依頼のときであっても、最初に飼い主さん宅を訪問するときは神妙な面持ちでお悔やみを告げます。

しかし、訪問して早々「葬儀屋さん^^そんな暗い顔せんと、さあ中へ入って。今、お別れ会してますねん。よかったら葬儀屋さんも参加してください」と言われ、そのまま、食事をご馳走になったこともありました。

そのときは17歳で永眠した芝ミックスのビースケちゃんのご火葬のご依頼を請け、訪問したのでありますが、17歳という犬ちゃんでは大往生であったことと、ご家族全員に看取られながら安らかに旅立ったことから、飼い主さんご家族はビースケちゃんの思い出話に花を咲かせ、食事をしながらお別れ会を開かれることにされたのです。

飼い主さん家族のお父さんが「正月でもこんな集まらん」と言われてたようにお父さんとお母さんと三人のお子さん達。それにご両親にとってはお孫さんにあたるお子さん達の子供たちが7人。合計12人の家族がビースケちゃんのお別れ会に参列されていました。

 

ご家族がビースケちゃんを囲むようにして食事をされていて、ビースケちゃんの祭壇の前にもたくさんのお母さんの手料理が並んでいました。

そしてご家族が代わる代わるビースケちゃんのもとに行き撫でながら話しかけたり、抱きしめたりされていました。

 

最初、私は少しだけ、想定外の成り行きに戸惑ったのでありますが、すぐにご家族の意図を理解し、食事をいただくことにしたのです。

 

なんとも言えない温かな雰囲気の中、ビースケちゃんのお別れの会は進み、食卓から見るビースケちゃんの顔もどこかしら笑っているように見えました。

私は(こういうセレモニーも悪くはないものだな)と、自然に笑顔がこぼれ、ご家族と一緒にその時間を過ごさせてもらったのです。

 

その後、出棺、ご火葬、お骨あげも、終始和やかな中、セレモニーは無事に終わりました。

 

セレモニーは旅立ったペットと、その飼い主さんの数だけ存在します。

そしてセレモニーの色はペットの最大の理解者である飼い主さんによって定められ、私達ペット葬儀会社の人間は、その色に染まってセレモニーを進めていくのであります。

 

もちろん。ペットの死にショックをうけ、飼い主さんが判断力を失っているような場合は、ある程度、我々主導のもとに進行することもありますが、基本的に私は、形式に必要以上にとらわれることは、時に、飼い主さんの気持ちを蔑ろにすることにもなりかねないと考えているので、臨機応変に対応することが大事だと思っています。



 

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