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再訪問の日(不信感から始ったセレモニーの後日談義)

前回、前々回にブログに書かせてもらったペットシッターの萬本さんのことを実名で書かせてもらったのには理由があります。

 

通常私がブログに書かせてもらう場合、飼い主さんの名前は全てイニシャル、または仮名で明記させてもらっているのですが、それは、web上に掲載するということは、インターネットを通じて不特定多数の人が目にすることであり、実名を載せたことで、その人たちに何らかの被害が出るリスクを未然に防ぐためでもあります。

ですので、たとえ飼い主さん達が実名で書いてもいいと許可してくれた場合であっても基本的には飼い主さんはもちろんのこと、スタッフの名前もイニシャルで書いています。※私は書き手としての責任も踏まえ、自分のことは本名で書かせてもらっています。

 

萬本さんのことを実名で書かせてもらったことは、萬本さん自身が承諾してくださったこともあったのですが、私自身が萬本さんの仕事でもあるペットシッターというサービスを少しでも多くの人に認知してもらいたいという気持ちからであり、そのためには実名で紹介させてもらうほうが良いと判断したからであります。

 

私は萬本さんのペットであるホーランドロップのセシルちゃんのセレモニーを通じ、萬本さんと知り合ったのでありますが、最初、ご依頼をうけた際、私と萬本さんの間には見えない深い溝が存在していました。

そのことは前回と前々回のブログで書かせてもらったので、ここでは省略しますが、その溝の原因は、萬本さんがペットシッターという仕事を通じて知り得た、ペット葬儀業界の実態からくるものでありました。

そんな中で執り行われたセシルちゃんのセレモニーを通じ、萬本さんは私のペット葬儀への取り組む姿勢に共感してくださり、その時に初めて心を開いてくださったのです。

そして、同時に私自身も萬本さんを通じペットシッターという仕事の本質を知り、その必要性を強く感じたのでありました。

 

そう感じたのは萬本さんの、ある一言からでした。

それは萬本さんが悲しげに仰った「本来は高齢や重い病気で介護が必要なペットの飼い主さん達にもっとも必要とされる仕事なんですが、特に大手のペットシッター派遣会社などは、そういうシッティングは断る傾向にあるんです・・・」という現実です。

その話を聞いて私は疑問に感じたのですが、すぐにその理由がわかりました。

「つまり・・・責任問題になるリスクを避けるためですか?」と訊ねた私に萬本さんは悲しげな表情を浮かべながら無言で頷きました・・・

 

この傾向はペットシッター業界だけに当てはまるものではなく、事実、病院でも回復の見込みの無い入院しているペットちゃんを「最期は慣れ親しんだ家で過ごさせてあげてください」と言葉を添えて退院させる傾向があります。

もちろん、それも思いやりなのかも知れません。

いずれにせよ、飼い主さんがご不在のときに万一のことがあれば責任問題に発展する可能性があるので、ホテルにせよ病院にせよシッターにせよ、そのような事態を招くことを極端に嫌うのです。

 

しかし、医師から回復の見込みの無い、つまり死を待つだけの状態のペットを自宅に連れて帰った飼い主さん達は不安と来たるべきその日におびえ、恐怖の中で数日間を過ごすことになるのです。

 

それが、お一人暮らしの飼い主さんなら、その孤独感は計り知れないものであり、事実、私は過去にそのような飼い主さん達から藁をも縋る思いで相談を受けたこともありました。

そのことは、このブログ{ペットの最期を看取るとき・・・}{ペットの最後を看取る責任と愛情}でも書かせてもらったのでありますが、医師から見放されたペットちゃんを持つ飼い主さんは、弱り行くペットの姿を見ながら、それでも飼い主として何か出来ないものかと、手をつくされるのであります。

 

萬本さんは「そんな子(高齢や病気のペット)ほど、本当はシッティングが必要だと私は思うんです。だから私はご依頼が重なったとき、必ずそういう子のほうを優先して仕事をうけるようにしてるんです」と力強く仰っていました。

その言葉を聞いたとき、私は(この人ともう一度、ゆっくりお話がしたい)と強く思ったのであります。

そして、私は後日、萬本さに時間を作ってもらい、オフィスを訪問することになるのですが、やはり、再会し、お話をしてみて、思ったのは、萬本さんは私の思った通りの人であったということでありました。

私と萬本さんは時間を忘れ、仕事に対する互いの信念を語り合ったのですが、話してるうちに、萬本さんにとっては失礼なことかも知れませんが「この人と自分は似てる」と私は感じながら、話に耳を傾けていました。

話は尽きなかったのですが、萬本さんの仕事の時間になり、私と萬本さんは強い握手をして、その日は別れたのですが、その時、私は本当に素晴らしい同志に巡り会えたと実感していたのです。

 

ペット葬儀会社とペットシッター会社は、ある意味、一番対極に存在する会社なのかもしれません。

しかし、私は萬本さんのオフィスと利益の発生しない業務提携を結ぶことを決め、グループ会社という位置付けでホームページ上にもリンク掲載させてもらうことになりました。

 

今はGWであり、旅行や帰郷する人が年間を通じてもっとも多い時期であり、萬本さんへの仕事の依頼もそれに比例して、忙しくなります。

 

GWが明けたら萬本さんは当社の会館に来てくださると言っておられたので、その時にはスタッフ達に紹介する予定です。

 

萬本さんの強く優しいハートはきっと当スタッフ達にも良い影響を与えてくれるはずです。



 

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