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天国に旅立つペットに持たせてあげたい物

ペット火葬の際、飼い主さんがペットと一緒に火葬炉に納められる物として、最も多いのがペットが生前に大好物だった食べ物とお花であります。

次いで多いのが、ペットのお気に入りだった衣料やオモチャ類であり、犬ちゃんの場合は首輪とリードも一緒に納めることを希望される方もいらっしゃいます。

 

ここで、一つ問題点が発生します。

どんなに飼い主さんが強く希望されたとしても、何でも火葬できるわけではなく、一緒に火葬することによって有毒な物質が発生する物やペットちゃんのお骨に影響を与える物があり、場合によっては一緒に火葬炉に納めることが出来ないのです。

例にあげますと、花の場合、生花なら問題はないのですが、造花はその材質によって燃えると有害な物質に変化する物も少なくなく、衣料なら綿素材の物は影響はないのですが、それ以外、特にポリエステルが含まれているものは黒煙が発生し、燃え滓が遺骨に付着することがあるのです。

同じ理由で、オモチャ類はプラスチック製やゴム製の物は、そのことを説明したうえで、お断りさせてもらうことがあります。

 

 

15歳で永眠した門真市の猫ちゃんのチャコちゃんのご火葬の時、飼い主のHさんはお花と食べ物の他、自身が旅立つチャコちゃんに宛てて書いた手紙と、4歳になる息子さんが書いたチャコちゃんの絵も一緒に火葬炉に納められました。

Hさんはもう一つ、チャコちゃんが生前に大好きだったボールも一緒にご火葬することを希望されたのでありますが、ゴム製であったため、理由を説明してお断りさせていただきました。

Hさんはご理解くださり快くご承諾してくださったのでありますが、4歳の息子さんは、そのボールを手にしながら私を見上げ「ダメなの?」「遊べないの?」と不思議そうに何度も訊ねていました。

そんな息子さんにHさんは「天国にはお友達もたくさんいるし、オモチャもいっぱいあるから、ボールなくてもチャコちゃん平気なんだよ」と頭を撫でながら説明をされたのですが、息子さんは「おともだちいっぱいいるの?おもちゃいっぱいあるの?」と聞いた後、しばらく考えて「チャコちゃん保育園いくの?」と真剣な眼差しで問いかけていました。

その最後の問いかけには私もHさんも思わず笑みがこぼれてしまったのでありますが、息子さんが次ぎに口にした問いかけは「・・・ねえママ・・・なんでママ泣いてるの?」という言葉でした・・・

Hさんは指で頬の涙を拭いながら「ママ泣いてないよ」と笑顔を作られたのですが、息子さんは少し口を尖らせ心配そうにHさんの顔を覗き込んでいました。

Hさんは、そんな息子さんの視線から反らすようにしながら私に顔を向け「では。お願いします」と火葬炉の点火を促したのでした。

火葬が始り、Hさんは「火葬は30分くらいですよね?」と私に確認をした後、「近くの公園に居ますので、その頃には戻ってきますね」と言い残し息子さんの手をひいて通りの向え側にある公園に行かれました。

息子さんの手にはチャコちゃんが好きだったボールが握られており、名残惜しそうに私の方を振り向いていました。

 

ペットに馴染み深い物を一緒に火葬したいと思われる飼い主さんのお気持ちには二つの理由があると私は思っています。

一つはペットが大好きだった物を天国に一緒に持っていかせてあげたいというお気持ち。

もう一つは、ペットを亡くした悲しみからペットを強く連想する物を目にしたくないと願うお気持ちから一緒に火葬してしまいたいと考えられることであります。

Hさんは、前者の理由だと私は感じました。

 

天国に持っていかせてあげたい物はペットの数だけ存在するものではありますが、上記で述べた理由により、一緒に持たせてあげれない物もあります。

でも、少なくともそんな飼い主さんの優しさはちゃんとペット達に伝わっており、その気持ちだけは間違いなく大切に天国に持っていっていると私は信じています。

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