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見落としがちな罠

以前、当ブログでも猫の平均寿命の話をしたことがあります。

ペット病院の増加やワクチン接種や定期健診をしてあげるなど、飼い主である人間の意識向上も猫達の寿命を伸ばしている大切な要因の一つであることは間違いありません。

また室内オンリーで生活する猫が増えたため、交通事故や感染病のリスクが減ったことにより若くして命を落とす猫が減ったこともその理由の一つであります。

つまり、猫のそのものの寿命が昔に比べて極端に長くなったのではなく、上記の理由等で早死する割合が減った結果、統計上の平均寿命が伸びただけにすぎません。

確かに室内のみで生活していると交通事故や感染病は防げますし、猫同士の喧嘩による負傷や犬や野鳥などに襲撃される心配もないので、命に関わるリスクはノラ猫や外出自由の猫に比べて少なくて済みます。

その結果、いずれにせよ、長く生きられるのだから、猫は人間と共に室内のみで生活するのが一番良いのだと、今日では認識されていますし、ほとんどのショップ店員さんたちも、そのように言われます。

しかし、室内のみで生活する猫にもデメリットはあるのです。

一般的に室内猫のデメリットで問題視されているのが、運動不足とストレスです。

この二つも飼い主さんにとっての課題でもありますが、私はペット葬儀屋という視点から、それよりも重大で見落としがちなデメリットがあることを肌で感じています。

それは、日光浴不足と室内で快適な温度で生活することだけに慣れた猫の体温調節機能の低下や誤作動を伴う不具合であります。

日光浴で得れる、ビタミンやカルシウムの摂取はサプリメントや食べ物で補えるから問題はないと言う人もいますが、それは事実であると私も認識しています。

ただ、私が言いたいのは、栄養学のことではなく、体温調整機能のことであり、それは人間で例えるなら、抗菌に慣れた子供が抵抗力が弱くなるのと同じ原理で、快適な室内育ちの猫が急激な温度変化に対応できなくなってきているのではないか?と感じているからなのです。

体温調整機能がうまく機能しないと、体調を崩しやすくなり、持病が悪化するなどして、最悪の場合、命を落とすことにもつながります。

もちろん私は医師ではないので、そのことが死因につながると断言できる立場にはありませんが、この季節、寒波などで、急に冷え込み、前日との温度差がかなりある日は猫ちゃんの訃報が数多く寄せられるのも事実であります。

その中には元々、病気や高齢で体力が落ちていた猫ちゃんもいますが、昨日まで元気だった猫ちゃん達の突然死も多く含まれる現実があるのです。

そんなとき、飼い主さんも掛かりつけのお医者さんも死因については首を捻られるものであり、見当がつかないと申されます。

何度も言いますが、私は医師ではないので、体温調節機能の不具合からくる抵抗力の低下と突然死の関係性を実証することはできません。

ただ、ペット葬儀屋として、亡くなった猫ちゃんの飼い主さんから直接、亡くなった状況の話を聞かせてもらうこともあり、猫ちゃんが生活していた環境を見させてもらうこともある立場の人間として、その関連性を強く感じているだけなのです・・・

冬場の急激な冷えこみは夏場の熱中症と同じで元気なペットの体力を一気に奪ってしまいます。

同じ室内暮らしであっても犬ちゃんと違って猫ちゃんは散歩の習慣がなく、季節を肌で感じるということはありません。

 

今週末はまた列島に寒波がやってくるそうです。

くれぐれも自身の体調と同じようにペット達の体調管理には気をつけてあげてください。



 

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