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安楽死という選択はしなかったFさんからの手紙

当ブログ{安楽死という決断をするまで・・・}の中で私とTさんの会話の中で登場する「Tさんとは逆の選択をした人」つまり安楽死という選択をしなかったFさんからお手紙をもらいました。

Fさんは末期癌であったペットの安楽死をめぐり、家族とも対立しながら、最期まで諦めること無くペットを看取った方でありました。

そんなFさんからの手紙を今回は紹介させてもらおうと思います。

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野村さんご無沙汰しております。お変わりないでしょうか?

チル※(永眠したFさんの猫の名前)のお葬式のときは大変お世話になりました

あの日以来、プレシャスさんのブログを全部見ています

10月25日のプレシャスさんのブログに出てくる

(Tさんと逆の選択をした)という人ってもしかしたら

私のこと?(違ったらごめんなさい)って思って手紙を書きました

ブログ読んでTさんと自分がかぶって、すごく涙が出ました

Tさんの気持ちもすごくわかるって思ったし

すごくつらかっただろうって思いました。

私も病院から安楽死のこと言われたとき「ありえない」って

思ったし絶対に自分だけはあきらめたくないって思ったし

実際に最後までチルを看取りました・・・

でも、ほんとうに最後のほうは、もだえて苦しむチルを見て

自分のやってることが正しいのかどうかわからなくなったときもありました

ネコの体ってこんなにネジレるのかなって思うくらい

体を曲げながら苦しむチルを見てすごくつらかったし家族にも責められました

私以外の家族は安楽死のほうがチルのためって意見だったので・・・

私も意固地になってしまって自分の部屋にチルを運んで面倒みようって決めました

仕事も休んで看病しましたが、苦しむチルを見て私もおかしくなってしまって

こんなに苦しいならいっそのこと自分の手で楽にさせてあげたほうがいいのかなって

考えたこともありました。

安楽死を拒否したのに矛盾してますね・・・

チルが亡くなってしまったとき悲しい気持ちと、もう苦しまないですむって

ほっとした気持ちと両方あって精神的にも肉体的にもボロボロでした

だからお葬式のときに野村さんが(チルちゃんを一番愛してた私が選んだことだから

正しい決断だ)って家族の前で言ってくれたときほんとうにうれしかったし

救われた気持ちになりました

あのときちゃんとお礼を言いたかったけど、ただ涙が止まらずに何も言えなかったけど

ほんとうに感謝しています

野村さんが帰った後、家族とも仲直り?できて弟も「ひどいこと言ってゴメン」て

言ってくれました

今では前と同じように家族で仲良くやってます

私はチルの安楽死をしなかったけど、そのことを経験して、今はじめて安楽死という

ものが存在する意味がわかりました

だからTさんや他にもペットを安楽死させてあげた人の気持ちもわかるし

みんな辛い決断だけどペットのこと愛してるからこそしたんだろうなって思いました

同じ病気でも苦しむペットもいれば苦しまずにすむペットもいるそうだし

ペットは話せないからなにが正しいのかはやっぱり決めれないけど

野村さんが私やTさんに言ったようにペットを一番愛してる人が決めることが

大切なことだなんだと思いました。

私の決断が正しかったかどうかは言えないけど、私は私なりにチルのことを考えて

やったことなのは間違いないので、今は後悔していません

結局何が言いたいのかメチャクチャになってしまいましたが

私は病気と闘うペットを飼っている人に、辛いのは自分だけじゃないし

同じ経験をした人もいるし、こうしてる今も同じように闘ってるペットも

それを看病してる人もたくさんいるので勇気を持ってほしいということです

長くなりましたけれど、そのことが言いたくて手紙を書きました。

 

・・・以下省略・・・

 

~~~手紙を読み終えて~~~

 

安楽死という選択肢を巡ってTさんとFさんは別の選択をしました。

しかし、お互いとも、愛するペットを想っての決断だったと言うことは間違いありません。

このことについて、どちらの判断が正しいのかを論議するのは間違いですし、何度も言うように正解など存在しないのであります。

Fさんからの手紙でもあるように、例え同じ病気であっても、ペットの種類・年齢・体質等によっても症状のでかたは様々であります。

大病にも関わらず安らかな死を迎えるペットもいれば、そうでないペットもいます。

信頼できるお医者さんから、状況を説明してもらい、最後は飼い主さん家族が判断するしか方法はありません。

安楽死を示唆した医師が決まったように「判断はご家族にお任せします」と言うのは逃げでも何でもなくて、家族の人しか決めれないことだと理解されているからなのであります。

 

ペットの闘病生活は家族にとっても闘いの日々です。

そのことで、仕事を辞められた人や自身の体調を崩される人も少なくありません。

経済力や家族構成によっても取り巻く環境は違ってくるでしょう。

それらの要素をひとくぐりにして全ての人が同じ決断をすることなど不可能ではないでしょうか?

 

だからこそ私はTさんにもFさんにも同じことを言ったのであります。

『ペットを1番愛していたあなたが決めたことなのだから、その判断は間違ってはいなかった』と・・・


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