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ある新聞配達員さんと野良猫ちゃんのお話 1

Sさんとういう女性から「あの・・・そちらは動物の火葬とかをやってくださる会社ですか?」と、お問い合せの電話があり、お電話を受けたのは私でありました。

 

「はい。そうでございます。どうされたのですか?」と私は返事をし、Sさんにご用件をお訊ねしたのです。

 

Sさんは、少し緊張した、か細い声で「はい・・・実は・・・猫の火葬をお願いしたいんですか・・・あ、猫と言っても仔猫でして・・・仔猫でも火葬をお願いできるんですか?」と不安そうに質問をされたのです。

 

私は「はい。仔猫ちゃんでもご火葬を承っております」と返答をした後「生後どれくらいの仔猫ちゃんですか?」と訊ねました。

 

私が生後どれくらいかを訊ねたのには理由があり、本当の生後間もない仔猫、つまり、生後3日以内の仔猫ちゃんや死産で生まれた仔猫ちゃんの場合、まだ、骨が柔らかく形成途中のため、いくら低温で火葬をしても、特に頭部の骨が崩れてしまうことがあり、必ずお問い合せをいただいた時点で、そのことをお伝えしなければいけないからであります。

 

私の問いかけにSさんは少し口篭られたように「生後どれくらい・・・」と独り言のように言われた後「あの・・・すいません。実は猫といっても私のペットではなく、野良猫の赤ちゃんなんです・・・だから正確には生後どれくらいなのかはわからないんですけど・・・」とお答えになられました。

 

「そうでございましたか。どうもすいませんでした」と私が返事をすると、Sさんは「・・・やっぱり野良猫は火葬してもらえないんですか?」と涙ぐまれたようにして言われたのです。

 

「いえいえそんなことはありません。当社では野良猫ちゃんでもペットちゃんと同じように個別で火葬をお請けさせてもらってます」と私は弁解するように返答した後「私が生後の期間をお訊ねしたのは、お骨の発育状態を確認したかったからなんです」と言いました。

 

Sさんは「お骨・・・の状態ですか?」と心配気に訊ねられたので、私は「はい。当社はお骨を綺麗に残す火葬を心掛けている会社ではあるんですか、犬ちゃんであっても猫ちゃんであっても、生後間もない赤ちゃんは、どうしても骨が柔らかいので、火葬のときに多少なりともお骨が崩れてしまうことがあるんです。ですので、そのことをお伝えしなければならないと思い、生後どれくらいかを訊ねたんです」と説明をしました。

 

「ああ・・・そういうことですか・・・」とSさんはポツリと言った後「どうでしょう・・・私が見たときはもう死んでやったんで・・・でも、目も開いてやったと思うし・・・2週間くらいは経ってやる子やと思うんですけど・・・やっぱり骨は残らないんですか?」と悲しげに訊ねられたのです。

 

「いえ、残らないのではありません。仔猫ちゃんの場合、とくに頭部がまだ軟骨のように柔らかくて、火葬のときに崩れてしまうことがあるんです。もちろん、細心の注意を払いながらさせてもらいますが、事前にそのことだけはご了承していただきたいと思いまして」と私は言いました。

 

「ああ、そういうことだったんですか・・・たしかに、赤ちゃんは骨が柔らかいですもんね・・・・でも、残るんでしたら、多少はそれは(崩れてしまうこと)構いませんのでお願いしてもいいですか?」とSさんはご火葬のご依頼をされたのです。

 

その後、私はSさんに火葬の日時を確認したのですが、Sさんは「そうですね・・・ちょっと急なことだったんで、もう一度、落ち着いてから電話していいですか?」と、そのときはお電話をお切りになられたのです。

 

私は電話を切った後、ちょうど出社してきた支配人と挨拶を交わした後「もしかしたら仔猫の火葬の依頼が入るかもしれへん」と告げました。

 

「仔猫ですか?(生後)どれくらいの子です?」と支配人は私と同じように生後期間を訊ねたので「正確にはわからんねんけど生後2週間くらいと違うかなって言ってはった。どうも野良ちゃんの仔猫みたいやねん」と私は答えました。

 

支配人は「野良の仔猫ちゃんの依頼が入ったんですか?」と驚いたように言った後「どんな事情なんですか?」と聞いてきたので「どんな事情かまでは聞いてへんけど『野良ちゃんの仔猫でも火葬はできますか?』って問い合わせがあったから『できますよ』って返事はした」と私は言いました。

 

支配人は顔を少し曇らせ「でも仔猫は骨が柔らかいんでね」と心配そうに言ったので、私は「大丈夫。ちゃんとそのことはお伝えしたから」と支配人の言葉を遮るようにして言ったのです。

 

「それで、検討されるということですか?」と、さらに支配人が聞いてきたので「うん。とりあえず火葬が可能かを確認したかったみたいで、まだ、どうするかは決めかねてはるような感じやった」と私は答えました。

 

「わかりました」と支配人は返事をした後「優しい人なんやろうな・・・」と独り言のように言ったのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

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野村圭一

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