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「業界が現状の流れに至った背景」お骨はずっと持っておきたい 7

「遺された人が『過去にとらわれすぎてはならない』という考えから、いつまでもお骨を持っておくのはよくないからと、教えを解くお坊さんは、少なくとも遺族の目線で遺族の未来を危惧されているから出てくる言葉なので、それは私も納得のできることであると思ってます」

 

私がそう言うと、お母さんもUさんも黙ってうなずかれたので、私は続けるように「ただ、お坊さんの中にはお母さんが仰ったように『遺骨を家に置いておくと故人があの世に行けないとかあの世で骨がないと困る』や『そうすることで家族が不幸になる』と、不安を煽るようなことを言う人がいるのも事実であります」と言いました。

 

「まあ私も実際に、さっきも同じようなことを言ったし・・・それに近いことをお坊さんが言うてたような記憶もあります・・・」とお母さんが言われたので、私は「でしょ?僕も実際に身内の法事の席で聞いたことがあります。でも、先程も言いましたが仏教にそんな一文はありませんし、少なくともそう言われだしたのは戦後以降に火葬が定着した頃からなんですが、それはなぜだと思います?」と私はお母さんに質問を投げ掛けたのです。

 

お母さんは暫し考えて「それはまあ・・・・やっぱり自分のとこのお寺にお墓あるとこなんかはそこに入れてもらいたいからなんと違いますか?」と言われたので私は「そこでしょうね」と返事しました。

 

「では、お母さん、もう一つ。なぜお墓に入れてもらいたいのかわかりますか?」と私は質問をすると、お母さんは「言うても向こう(お坊さん)も商売やからと違うんですかね・・・」と、少し笑みを浮かべながら言われたのです。

 

「はい。もちろんそれだけではないと思うのですが、そうすることで利益になるのは確かだと思います」と私は言いました。

 

日本では戦後、火葬が普及し、お骨のみをお墓にいれるスタイルが定着しました。

 

経済産業成長の時代に差し掛かり、人口も増え、物価の上昇に伴い、葬儀費用にお金をかけるようになったのもこの頃であります。

 

そして、葬儀ビジネスというものが生まれ都心部に近い山は切り崩されそこに巨大な霊園墓地がいたるところで建ちました。

 

お墓の値段も年々高騰し、下手をすれば車を買えるほどの金額になったのです。

 

「良くも悪くも葬儀会社・霊園・お坊さんは持ちつ持たれつの関係であり、国内がバブル景気を迎えたころは、葬儀費用もお墓の価格も信じられないくらい高くなり、そんな背景の中で、景気の後押しもあり、その三者が中心となって今の流れを作りだし、その流れの一つに『お骨を持っていてはいけない』という定説が生まれたのだと私は思っています」と自身がこの仕事を始めるにあたり、調べたこと、そして感じたことを私はお母さんとUさんにお話させてもらったのです。

 

そして、「もちろん、全ての葬儀会社や霊園やお坊さんがそうだとは私も思っていません。実際に小さな会社ですが、とても良い葬儀会社もありますし、良心的な霊園もあります。それに真剣に修行をされて大切なことをご指導してくださるお坊さんもいらっしゃいます」と私は補足するように言いました。

 

Uさんもお母さんも黙り込んだようにされていたのですが、お母さんは、思い出されたようにスっと顔を上げ「でも、今、仰ったことは全部人間のことじゃないですか?人間の場合はそうかも知れないけど、動物と人間とでは違うでしょ?」と言われたのです。

 

「はい。仏教は人間に対する教えであり、それにペットは当てはまらないかも知れません。それに仏教では、人間と動物では違う存在であると明記されているのも知っています」と私は返事をしました。

 

「そうでしょ?人間はそれでいいにしても私が言うたのはペットの骨をこの子(Uさん)が持っておくって言うからですよ。なんぼなんでも、それは違うなって思たんです」とお母さんは不服そうに言われたのです。

 

「はい。そうです。ただ、今、私が話したのは『家に骨を置いておくのは良くない』という事について、そこには法律的にも仏教の教えにも反しないという内容のお話をさせてもらったのであり、その上で今からペットの遺骨について意見を言わせてもらおうと思います」と私はお二人に言いました。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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野村圭一

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