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お骨はずっと持っておきたい

もう、今から三年前のことであります。

 

Uさんという女性の方から、17歳で病死した愛猫ちゃんのご火葬についてのお問い合せのお電話があり、電話を受けたのは私でありました。

 

Uさんは涙で何度も途切れ途切れになりながら、私に愛猫ちゃんの死を告げた後、当社の火葬についてのご質問されたのです。

 

質問の内容は、

立会いはできるのか?

お骨は飼い主自らが収骨できるのか?

収骨したお骨は返骨してくれるのか?

 

と言った、どれも飼い主さんにとっては大切なことであり、丁寧な言葉使いでご質問をされたUさんからは、そのお人柄と、愛猫ちゃんに対する深い愛情が受話器を通して私には伝わってきたのです。

 

私は「ご質問されたことは、全て可能であります」と返答し、Uさんは悲しみの中にありながらも「そうですか・・・ありがとうございます」と安堵したような声色で言われたのです。

 

そして、Uさんは、その日より、二日後の夜に自宅での火葬を希望され、私が担当させてもらうことになったのです。

 

当日、約束のお時間の少し前にUさんの自宅に到着した私は、火葬車のエンジンを切ってインターホンを押しました。

 

少し間があり、インターホンから「はい」とUさんの応答があり、私は自己紹介をしました。

 

すぐに玄関の扉が開き、Uさんは丁寧な口調で挨拶をしてくださり「どうぞ」と頭を下げながら愛猫ちゃんが安置されていたリビングに通してくださったのです。

 

リビングにはUさんのお母さんと2歳になられたばかりの娘さんが愛猫ちゃんに線香をあげているところだったので、私はその場で身を低くしながら正座をし、御悔みを告げた後、あらためて、自己紹介をしました。

 

そして、私はUさんに承諾をもらってから愛猫ちゃんに触れさせてもらったのです。

 

愛猫ちゃんは腎臓を患い、半年間の闘病生活を経て、Uさんが見守る中、息を引き取ったそうなのですが、その闘病が過酷だったのは愛猫ちゃんの痩せた体が物語っており、体重はピーク時の半分以下に落ちたと、Uさんは涙ながらに教えてくださいました。

 

私は葬儀の流れを説明し、祭壇を設置しようと思ったのですが、Uさんが愛猫ちゃん愛用のベッドをお花で囲むように飾った手製の棺が、とても綺麗だったので、そのまま使わせてもらうことにし、お焼香のセットだけを用意することにしたのです。

 

その後、Uさんとお母さんから生前の愛猫ちゃんのお話を聞かせてもらい、Uさん、お母さん、娘さんの順でお焼香をあげられ、最後に私もお焼香をあげさせてもらったのです。

 

お焼香の儀が終わり、最後のお別れのお時間になり、私はご火葬の準備をするため、外に出ました。

 

5分ほど経った頃、お母さんがお孫さんを抱きながら外に出てこられ「この車で火葬するんですか?」と少し驚いたような顔で訊ねられました。

 

元来、火葬車は、荷台の部分に火葬炉を搭載した仕様になっているため、一見すると外観は普通の車と変わりはなく、初めて火葬車を見た方は、皆、お母さんと同じような質問をされます。

 

私は荷台を開けお母さんに火葬炉を見せながら、煙や臭いが出ない仕組みを説明させてもらいました。

 

説明を聞いたお母さんは感心されたようにうなずきながら、抱いた孫娘ちゃんに「これで○○ちゃん(愛猫ちゃんの名前)は天国に行くんやで」と話しかけていました。

 

孫娘ちゃんは、その言葉の意味がわかっているのか、いないのか、不思議そうな表情で火葬車を見つめておられました。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

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野村圭一

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