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謎の変死を遂げた猫達 前編

今年の夏頃、同じようなケースの猫ちゃんのご火葬の依頼が数件ありました。

 

同じようなケースというのは、その猫ちゃんは野良猫で、事故で亡くなってしまい、普段、猫ちゃんを可愛がっておられた近所の方が、血を流して倒れている猫ちゃんを見つけ、死亡を確認し、その後、火葬のご依頼をされたのです。

 

普段、可愛がっていたからという理由だけで自分のペットでもない野良猫ちゃんの火葬をしててあげるというのは、当社でも年間を通じて数えるほどしかないのですが、この夏から秋の間に3件もそのようなケースでのご依頼があったのです。

 

葬儀のお仕事をしていると、奇妙な偶然が続くことは珍しいことではなく、似たようなご依頼が続いたこと自体、私はそれほど気にもとめなかったのですが、亡くなった猫ちゃんの致命傷になった傷の状態を見て、少し変に思ったのであります。

 

というのは、亡くなった猫ちゃんを依頼者が発見したときには道端で頭や口から血を倒れて、すでに息をを引き取っていたのですが、全て頭部、または顔面に致命傷となった傷を負っており、その状況からご発見者である依頼者さんは「道路を横断しようとして、車かバイクに轢かれて死んだんだ」と思っておられたのですが、火葬後のお骨を見た私は、自身の経験上、それが交通事故等で何かに衝突されてできた骨折とは違うように感じたのです。

 

それに、お骨全体を見ると、頭と顔以外は何の損傷もなく、仮に車にせよ、バイクにせよ、頭部を轢かれたとなると、もっと粉々になるくらい骨は潰れると思うのですが、亡くなった猫達の頭蓋骨は衝突でできる骨折ではなく、なにか固い物で殴られたときのような、ピンスポットの陥没骨折になっていたのです。

 

事実、ご依頼された人も、猫が事故に遭った瞬間を目撃したわけではなく、発見状況から交通事故で亡くなったのだろうと判断されたようでありました。

 

しかし、だからといって、葬儀の席で悲しんでおられるご依頼者さんに「交通事故ではないと思うんですが・・・」と切り出すようなことは、なかなか出来るものではないのですが、同じように自分の住むマンションの近くで暮らしていた、ある野良猫ちゃんがマンションの前で顔から血を流して死んでいたのを発見した、二十代の男性が火葬のご依頼で会館に来られた際、火葬中のときに「やっぱり車かバイクに轢かれて死んだんですかね?」と、私にお訊ねになられたのです。

 

男性のご依頼者さんが何を言いたいのかがわからなかった訳ではないのですが、あまり軽はずみな言動もいけないと思い「と、言われますのは?何か腑に落ちないことでもあるのですか?」と私は聞き返しました。

 

ご依頼者さんは「うん・・・なんていうか、僕のマンションってけっこう入り組んだ所に建ってまして、それで、車もバイクもほとんど通らない狭い道に面してるんですよ」と困惑した表情で言われたのです。

 

そして、続けるように「だから、そんなにスピードも出せないような所なんですよ。それにあいつ(亡くなった野良猫ちゃん)すばしっこいから轢かれたりするかなって思ったんで・・・」と考え込むようにして、そう言われたのです。

 

少し沈黙があった後、私は「実は私も最初、猫ちゃんを見たとき『交通事故ではないんじゃないかな』と思ったんです」と正直に告げました。

 

ご依頼者さんは顔をあげ「ええ!?なんでですか?」と驚いたように聞かれたので、「はい。猫の体格を考えると、クルマやバイクに接触するとしたらタイヤになると思うんですが、車やバイクに轢かれたにしては、状態が綺麗なように感じたんです。見たところ傷を負ったのは右の頬骨だけなんで・・・」と私はそこまで説明して次の言葉を飲み込むように口を閉ざしました。

 

「ですよね・・・」とご依頼者さんはうなずきながら言った後、再び私とご依頼者さんは沈黙に包まれました。

 

そして、その沈黙を破るようにご依頼者さんは「もしかしたら、おかしな誰かに物で殴られたり固い靴で蹴られたのかもしれませんよね・・・」と静かな声で言われたのです。

 

私は言葉の重みを自覚した上で「そのような可能性もあると思います」と返事をしました。

 

「実はね、つい先日も○○さん(ご依頼者さんの名前)と同じように、自分のペットじゃなく、可愛がっていた近所の野良猫ちゃんが亡くなって火葬のご依頼をされた人がいたんですが、その野良猫ちゃんも、同じように頭部だけに深い傷を負って亡くなってたんですが、やはり、事故の現場を目撃したのではなく、道で血を流して倒れていたところを発見されたんです」と私はご依頼者さんに伝えたのです。

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



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