スタッフブログ―スタッフの日々、感じたことを発信します。

消えた猫 前編

当会館のすぐ近くに遊歩道が通っており、そこには数匹の野良猫達が暮らしています。

 

この野良猫達は大人しく、悪さもしないので、地域の住民さん達からも可愛がられており、大変人間に慣れています。

 

私やスタッフも猫が好きで、セレモニーの空き時間等、時間があれば、この猫達に会いにいったりするのですが、その野良猫の中に、とにかく人懐こい白い猫がいて、私の姿を見つけると駆け寄って来てくれるのです。

 

忙しい仕事の合間、この猫達との触れ合いは、本当に良い気分転換にもなり、春先の温かい日などは、1時間くらいベンチに座って猫達に癒しをもらっていました。

 

 

そんな遊歩道の猫達の異変を感じたのは夏の終わり頃でありました。

 

いつもは私の姿を見つけると近寄って来る白猫が遊歩道の脇の茂みにうずくまり、じっと静かにこちらを見ていたのです。

 

どうしたんやろ・・・と思いながら、私が近づこうとしたとき、明らかに白猫は怯えた表情を浮かべたのです。

 

異変を感じた私は小さな声で白い猫の名前※(私が勝手にそう呼んでるだけの名前)を呼びました。

 

私の声を聞いた白猫は、全身の力を抜いて安心したように甘えた鳴き声をあげて近づいてきたのですが、明らかに緊張した様子で、全身の毛が少しだけ逆立ったようになっていたのです。

 

私は「どしたん?」と声をかけながら背中を撫でてあげたのですが、その日、白猫は終始、リラックスしたような行動は見せず、周りを警戒するように見渡していました。

 

少し気になったのですが、次のセレモニーの時間になったので、私はその時はその場を離れました。

 

そして、仕事を終え、再び遊歩道に戻ったのですが、もう白猫はねぐらに戻ったようで、姿はありませんでした。



その翌日と翌々日、私は遠方の訪問葬儀の仕事が入っていたので、会館に行く時間が取れなかったのですが、三日ぶりに会館に顔を出したとき、支配人が私に「ねえ野村さん。白猫のこと知ってました?」と声をかけてきたのです。

 

「何を?どしたん?」と私が聞き返すと、支配人は「あの子いつも僕ら見たら近づいてくるのに昨日ね、行ったらいつもの場所にはおらんくって(いなくって)ちょっと気になって探してみたら遊歩道の反対側の民家の前に停まっていた車の下でじっとしてたんですよ」と困惑した表情で言ったのです。

 

「うん。そんで?」と私が訊ねると「はい。それで、いつもやったら近づいてくるのに、なんか怖がったようにこっち見てたんで、気になって名前呼びながら覗き込んだんですよ。そしたら。ゆっくり出てきたんですけど、近くで見たら、ヒゲをね切られたみたいに短くなってたんですよ」と支配人は言いました。

 

「ええ!!まじで?そういえば三日前もなんか様子おかしかってんけど、そのときは全然気付かへんかったわ。ちょっと見てくる」と私は言うが同時に会館を出て遊歩道にむかったのです。

 

「子供か誰かがイタズラしたんかな」と、つぶやきながら支配人も私の後を追ってきたのですが、遊歩道には白猫の姿はなく、支配人が目撃した民家の近くにもいなかったのです。

 

その後、私と支配人は遊歩道を中心に探したのですが、その日、とうとう白猫を見つけることが出来なかったのです。

 

 

 

ブログのスペースが無くなりましたので、この後のお話は次回に紹介させていただきます。

 

 

プレシャスコーポレーション

野村圭一



 

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